コラーゲン注射

コラーゲン注射の監修医師

この記事は、三苫葉子医師(ヴェリテクリニック銀座院)が監修しています。

コラーゲン注射の内容・効果

・コラーゲンとは

コラーゲンは本来お肌に存在しているタンパク質の一種で、肌のハリや潤いを保つ成分です。コラーゲンが多く含まれる肌にはハリと潤いがあります。年齢とともにコラーゲンを作る能力が低下してきます。そのためコラーゲンの総量が減少すると肌のハリが失われ、たるみやシワの原因となります。

・コラーゲン注射とは

気になる部分にコラーゲンを注入することによって、繊維芽細胞が生成されるので美容医療では法令線や小じわを改善させる治療法です。
以前は注入治療と言えばコラーゲン注射のことを指していました。しかし、ヒアルロン酸の方がメリットが大きいため、最近では、注入治療の主流はヒアルロン酸に移り、コラーゲン注射が行われること少なくなりました。

コラーゲン注射のメリット

・自然な仕上がり

もともと体内に存在している物質なので、外から注入しても肌に馴染みやすいのがコラーゲン注射の特徴です。整形手術などメスを入れる手術をしてしますとどうしても不自然さが気になるが、コラーゲン注射の場合、自然な仕上がりとなる。

・手軽に行える

コラーゲンを注射器で皮膚に直接注入するため、メスは使いません。切開などを行わないため、失敗によって傷口が残ってしまうというリスクが低いです。麻酔も不要で施術時間も10分程度で、跡も残りずらいため施術を受けたことは周りにばれにくいです。また、手軽に受けられることが特徴です。個人差はあるものの1回の治療で3カ月~1年の効果が期待できます。

・即効性

早い場合、個人差にもよりますが施術時間10分ほどで見た目の変化を実感できます。

コラーゲン注射のデメリット・リスク

・アレルギー反応の恐れ

コラーゲンは動物性たんぱく質のため、約5%でアレルギー反応を起こすと言われています。なので、アレルギーテストが必要となります。アレルギーテストの結果が陰性でもアレルギー反応が出ることがあります。(偽陰性)コラーゲン注射でアレルギー反応が起こると、次のような症状が現れます。
・ 痛み、発赤、かゆみ、腫れ
・ 注射部位が硬くなる、しこりができる
・ 皮膚の表面がむける(皮膚潰瘍)
・ 皮膚の変色
・ 瘢痕化(傷跡)

・持続性がなく、維持するために繰り返し施術が必要

コラーゲンは、もともと体内に存在するものなので、注入して時間が経つにつれてどんどん吸収されていってしまうのです。半年か一年後ぐらいに再来が必要になり、定期的に再注入を行う必要があります。コラーゲン法は1回の施術が10分程度ですから、こうしたメンテナンスもそれほど困難ではありませんが、費用がかかります。

コラーゲン注射を受けるには事前の皮内アレルギーテストが必要なことがあります。また、治療を受ける際には、感染症などのリスクの十分な説明があるクリニック、医師を選びましょう。

コラーゲン注射の副作用

コラーゲン注入においての避けて通れないのが副作用です。副作用は、主にめまいや頭痛、吐き気、患部の痛み、腫れなどが挙げられますが、それ以外の副作用に関して紹介します。

・ビーズ反応

コラーゲン注入を行うと、その部位はなだらかに自然に盛り上がり、そしてやや白っぽくなるのが普通の反応です。しかしコラーゲン注入部位が白くビーズ状に凹凸になることがあります。これを「白いビーズ反応」といいます。薄い皮膚の部位にできやすく、また高濃度のコラーゲンを使用した時にできやすい傾向にある反応です。

・出血斑(しゅっけつはん)

コラーゲン注入は注射針によってコラーゲン製剤を注入する方法なので、治療中に細い血管を傷つける場合があります。その場合、軽度の内出血(出血斑)となりますが、一般的な内出血と同じく、時間の経過と共に消えていきますのであまり心配はありません。

・紫外線暴露による異常反応

コラーゲン注入後、紫外線に暴露した治療した箇所が赤くなったり、腫れたりする場合があります。これを「紫外線暴露による異常反応」といいます。この反応を予防するためには、日焼け止めによる遮光が有効です。

・遅発性(ちはつせい)過敏反応

牛由来コラーゲン注入製剤を使用した場合に生じる可能性があります。
牛由来コラーゲン注入製剤を使用する場合は必ず皮内テストを行い、牛由来コラーゲンに対してアレルギー反応がないことを確認してから施術します。しかし皮内テスト陰性の患者さんでも、実際の施術後しばらくしてその部位に陽性反応を起こす可能性があります。これを「遅発性(もしくは遅延性)過敏反応」といいます。
この反応では、痒みや圧迫感を伴いながら赤みや腫れが生じることがあります。症状が現れている時間の長さや、出現頻度には個人差があります。時間の経過と共に改善していくものの、数ヶ月から2年前後続く場合もあるため、厄介な副作用といえます。

・皮膚膿瘍(ひふのうよう)

コラーゲン注入後3ヶ月以内くらいに赤く腫れ、硬くなり、内部に膿(うみ)が溜まる反応を「皮膚膿瘍」といいます。

・皮膚壊死(ひふえし)

皮膚壊死が起こる原因として考えられるのは、コラーゲン注入部位の血液循環の障害です。「眉間部位」へ「クロスリンク型コラーゲン注入製剤」を使用した際に発生しやすいとされています。

・細菌感染

コラーゲン注入を行う際に、十分な清潔度が保っている環境で施術を行えば通常起こることはありません。しかし、コラーゲン注入では体外から注射針を使用して皮膚内に注入する訳なので、その際に細菌が混入する可能性は否定できません。
滅多にあることではありませんが、施術後、痛みを伴いながら腫れてくるようであれば、必ずコラーゲン注入を受けたクリニックに再度受診する必要があります。抗生物質による適切な処置を受ければ、炎症は速やかに消失します。

上記のような症状が疑われる場合には、コラーゲン注入を受けたクリニック、医師に相談し、適切な処置を受ける必要があります。

コラーゲン注射の痛み・麻酔

ほとんどありません。

コラーゲン注射のダウンタイム

顔に治療を行う場合、針の跡や腫れが数日間続く場合があります。

コラーゲン注射の料金・費用

種類や注入量によって大きく異なりますが、1本(1cc)で70,000円~200,000円程度が目安となります。※クリニックや薬剤の種類、注入量によって異なります。

コラーゲン注射と他の施術の比較

ヒアルロン酸注入との違い>
現在では、コラーゲン注射は主流ではないため、施術を行うクリニックは少ないです。
ヒアルロン酸注入の方が持続性があり、生体親和性が高く、肌によく馴染み、アレルギーも起こりにくいとされています。コスト面でも原価コストがヒアルロン酸の安価なため、最近では注入治療の主流はヒアルロン酸に移り変わってきました。

コラーゲン注射の失敗・修正

「コラーゲン注射に失敗してしまった」「コラーゲン注射の修正をしたい」と感じた時は、まずは治療・手術を行ったクリニック宛に相談をしてください。一時的な腫れであったり、無料で修正手術を行える場合があります。

「治療・手術を行ったクリニックに行きたくない」「取り合ってくれない」という時は、美容医療相談室にご相談ください。修正が可能なドクターの紹介・診察の調整などをさせていただきます。

コラーゲン注射の名医

美容医療相談室では、コラーゲン注射など、美容皮膚科(注射・注入)やその他の美容医療の名医紹介を行っています。ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。

コラーゲン注射の口コミ・体験談(最新30件まで表示)

美容医療相談室に届いたコラーゲン注射の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。

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