汗管腫の原因とは|目の周りにできる小さなポツポツの治し方!

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汗管腫の原因とは?有効な治療法はあるの?

女性の綺麗な肌を虫眼鏡で拡大している 目の周り、特にまぶたに小さなポツポツが目立つ場合には、汗管腫と言う病気の可能性があります。 一見するとニキビのように見えますが、肌ケアなどを行っても改善を見込めません。 今回は気になる汗管腫の原因と類似した病気、できてしまった場合の治療方法についてご紹介します。

汗管腫とは?

鏡をみて顔の肌にできたニキビやシミなどのできものを気にしている女性 汗管腫は、直径1〜5ミリほどの大きさほどの扁平に隆起した発疹が見られ、色合いは皮膚と同じ色もしくは、少し赤みがかかっています。 ニキビのように症状の進行に合わせて色合いが変化するといったことは見られません。 濃い色合いを持つことも無く、かゆみや痛みといった自覚症状が見られないのも特徴です。 発疹の程度については個人差があり、発疹同士が融合している場合もあれば、発疹の数が比較的少数で止まっていることもあります。

汗管腫の原因は特定されていない

びっくりして驚いている顔 汗管腫の原因については、特定されていません。 汗腺の増加が関係しているとの見解もありますが決定的なデータは存在しません。 3対1の割合で女性に多く発症例が見られることから、遺伝が関係しているとの見解もあるようです。

汗管腫に似た皮膚の盛り上がりとは?

頬にできたニキビやできものを気にしている女性

エクリン汗嚢腫

汗管腫に類似した病気には、エクリン汗嚢腫というものがあります。 直径1〜3ミリ程度の大きさの発疹で、健常な皮膚と同じ色合いもしくは、中心部が透けて見える外見をしています。 この病気はエクリン汗腺の真皮内の汗管の拡張により汗がたまることが原因で発症するとされています。 発疹には融合傾向が無いという点で汗管腫と異なります。

稗粒腫(はいりゅうしゅ/ひりゅうしゅ)

稗粒腫も類似した病気として見極めが必要な病気です。顔に出来ることが多く、瞼に生じることもあるようです。 稗粒腫は毛穴の奥にある毛包と言う袋状の組織に古い角質がたまることが原因で発症します。直径1〜2ミリ半面状に隆起しており、色合いも白色などで、サイズも小さく扁平であからさまな隆起を伴わないなど、汗管腫にはない特徴をもっています。

青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)

また青年性扁平疣贅も類似した病気です。思春期以降の年代に顔面にやや隆起した褐色の丘疹が多発するのが主な症状です。 この病気はヒトパピローマウィルスに接触感染することが原因で発症します。多数の発疹がでるほかにも、ウィルス性感染症なので、潰すなどして内包体液を撒き散らすと、別の部位に発疹が出たり、他人にうつる可能性があるなど汗管腫にはない特徴を持っています。

汗管腫を予防するのは難しい

失敗や後悔をして頭を抱えて悩んでいる女性 汗管腫は原因も特定されていないため、現状では予防するのは困難といわざるをえません。 また、かゆみや痛みなどの進行性の症状を伴うわけではないので、治療せず放置されていることもあります。しかし審美上の問題を抱えることから、様々な治療が行われています。

汗管腫の治療方法

ポイントや注意点を教えている女性医師

液体窒素による治療

汗管腫では液体窒素による治療が行われることがあります。 これはマイナス190度の液体窒素に浸した綿棒で患部を急速冷却し、細胞を壊死させて発疹を破壊する治療法です。すべての発疹を破壊することは困難で完全に治癒させることは難しいとされています。

レーザーによる治療

炭酸ガスレーザーなどで、汗管腫の治療が行われることもあります。 炭酸ガスレーザーは細胞内の水分に反応し、細胞を蒸散させる効果をもっています。皮膚の細胞を薄く蒸散させることが出来るので、皮膚の薄い瞼でも比較的安全に治療を行うことができるでしょう。 しかし、保険適用外の自由診療になるので、1箇所で約1万円程度の費用が必要で、患部全てを治療するとなるとと数十万円の負担になることもあります。

外科的処置(メス)による治療

発疹同士が融合して大きな腫瘍塊などを形成しているような場合には、メスにより手術で治療を行うことがあります。 この方法では、切開し、汗管腫を摘出して縫い合わせて汗管腫の改善をして行きます。 しかし、瞼の患部では皮膚が薄くこの方法は適しません。 目の下や胸などの体幹部にできた場合に有効な手術法です。 瞼に汗管腫が発症した場合には、眼球へのダメージの懸念されるため、外科的治療は困難な場合があります。

自分にあった方法で汗管腫を治療しよう

こめかみのマッサージをされている女性 汗管腫は瞼などの顔をはじめとする部位に小さな発疹を生じる病気です。 自覚症状はありませんが、特に女性に多く発症し、審美的問題を伴うので各種の治療が行われています。 発生原因も特定されておらず有効な予防法はありません。 汗管腫ができてしまった場合、発症部位や状態に応じて、手術やレーザー治療などの適切な治療方法を洗濯していきましょう。

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