そばかすのレーザー治療の失敗について|失敗例から見る注意点などご紹介します

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そばかすのレーザー治療の失敗について紹介します

頭を抱えて悩んでいる女性医師 顔にできたそばかすに対して、強いコンプレックスを感じている方は多いです。そんな悩みを解消する方法として、美容クリニックでのレーザー治療が有効です。しかし、レーザー治療については失敗が生じる可能性もあります。そこで、今回は失敗例を紹介するとともに、そこから見えてくる失敗しないための方法までご紹介していきたいと思います。

そもそもそばかすのレーザー治療とは?

レーザー治療とは、そばかすの原因であるメラニン色素に反応するレーザーを照射する施術の事です。ほとんどの場合、一回の施術でメラニン色素が完全に破壊されるため、美しい肌に生まれ変わります。ただ濃いそばかすの場合、2、3回の施術が必要です。 治療にかかる期間は、約3ヶ月です。まず、照射直後は、そばかすが火傷をしたような状態になり、約2週間で火傷部分がカサブタとしてはがれていきます。 そして、3ヶ月かけて赤みがなくなり、きれいな肌になっていくというわけです。費用相場は、直径2mmのそばかすで約5千円です。

そばかすのレーザー治療の種類

Qスイッチアレキサンドライトレーザー

Qスイッチアレキサンドライトレーザーとは、一般的なものよりも出力が弱いレーザーのことです。そばかすの元であるメラニンに反応して、破壊していきます。 出力が弱く、赤い色素への反応も弱いために、皮膚の血管、神経などの周辺組織に大きなダメージを与えないのが特徴です。そのため、乾燥肌、敏感肌の方に最適です。費用相場は、1回、およそ2千円から2万円です。

Qスイッチヤグレーザー

QスイッチYAGレーザーとは、そばかすの原因であるメラニンを破壊できるエネルギーを最大限に照射する施術のことです。 10億分の数秒という短時間で照射する特性があるので、患部周辺の正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えられます。そのため、治療の際の出血、傷跡が残る心配がなく安心です。費用相場は、1回3500円から1万円です。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルとは、そばかすにIPLという特殊な光を照射していく治療のことです。 照射する光には、そばかすの黒色に反応する性質があるので、効率よくメラニン色素を破壊できます。また、肌に大きな負担を与えないので術後のダウンタイムがほとんどなく、早く日常生活に戻れます。費用相場は、1回1万5千円から2万円です。

そばかすのレーザー治療の失敗

肝斑が濃くなる

クリニックで治療を受けると、術後に皮膚の肝斑が濃くなるという失敗が起こることがあります。この原因は、照射されたレーザーの刺激によって、肝斑に存在するメラニンをつくる細胞が活性化してしまうからです。 メラニンが過剰に分泌されていくので、肝斑の色がますます濃くなってしまうというわけです。このような失敗を防ぐには、肝斑がある人は医師とのカウンセリングで治療を受けることが可能なのかじっくりと話し合う事が大事です。

そばかすが再発する

治療を受ける後、そばかすが再発する失敗も起こりえます。再発の主な要因は、術後のアフターケアがきちんと行われていないからです。 そもそも施術を受けると、皮膚が薄くなるために外部からの刺激を受けやすくなります。つまり、紫外線を大量に浴びたり、洗顔時にゴシゴシと強い力で洗うなどの行為は、皮膚に大きな負担となってしまいます。すると、皮膚は自らを防御する為にメラニンを多量に分泌するので、そばかすが再発するというわけです。

サメ肌になる

クリニックでの治療後に、サメ肌になるという失敗もあります。そもそもレーザー治療というのは、皮膚に熱を加えることでメラニンを破壊していく施術です。 そのため、皮膚内の水分がたくさん蒸発してしまうので、術後は乾燥しやすくなるということです。そのまま乾燥を放っておくと、肌のターンオーバーが遅れてゴワゴワとした肌になっていきます。 したがって、サメ肌を防止するには、施術後にいつも以上に保湿ケアに力を入れる必要があります。

そばかすのレーザー治療の副作用

炎症がおこって赤みが出る

クリニックでの治療では、副作用として皮膚に炎症が起きて赤みが出ることがあります。その理由は、レーザーによって皮膚に熱を加える施術なので、肌が内側から温められて炎症が起こりやすくなるからです。基本的にそのまま安静に過ごしていれば、2、3日で症状は改善していきます。 ただダメージを受けた肌は、とても敏感な為に外部からの様々な刺激を受けやすくなっています。特に洗顔の際にゴシゴシ擦ると刺激で赤みがひどくなるので、優しく洗う事が大切です。

痛みを伴うことがある

クリニックでの施術の際、副作用として皮膚に痛みを伴うことがあります。一般的に治療では、皮膚にゴムで弾かれたような軽い痛みを感じることが多いです。つまり、我慢できないほどの強い痛みではないということです。 ただ痛みにすごく敏感、または痛いのが怖いと心配している人のために、麻酔クリームを塗布してくれるクリニックもあります。なので、痛いのは絶対に嫌だという方は、施術を受ける前にクリニックに確認してみると良いです。

そばかすのレーザー治療を受ける時の注意点

症状に合ったレーザーの種類を選ぶ

クリニックで治療を受ける時は、自身の肌の症状に合ったレーザーの種類を選ぶ事が大事です。そもそも患者によって、そばかすの濃さ、大きさ、原因などが異なることが当たり前です。そのため、ある患者に効果的だったレーザーが、別の患者に効果があるというわけでは無いのです。 症状に合った治療器でアプローチすることで、効率よくそばかすを除去できる上、皮膚の負担を最小限に抑え、より安全に除去が可能です。 よって、施術前には必ず医師に肌やそばかすの状態をみてもらい、最適な治療法を提案してもらうことが大事です。

アフターケアをしっかりと行う

クリニックで治療を受ける時には、術後にアフターケアをしっかりする必要があります。 術後の肌というのは、熱の作用でバリア機能が弱くなっているので、外部からの刺激にとても弱いです。特に外出の際に紫外線をまともに受けてしまうと、メラニン色素が活性化されて、さらにそばかすが増えてしまう恐れがあります。 そのため、日焼け止めクリームの塗布、日傘を差すなどの紫外線防止が肝心です。さらに、乾燥しやすくもなるので、化粧水、クリームで保湿を心掛ける必要もあります。

失敗しないためにもクリニック・医師選びが重要である

笑顔のクリニックの男性医師 クリニックで治療を受ける時は、クリニック・医師選びが非常に重要といえます。その理由は、技術、経験が乏しいクリニックに任せると、出力の調整が上手くできずに火傷、腫れなどの肌トラブルが発生する恐れがあるからです。また、まったくそばかすがきれいに消えてくれない可能性もあります。 きれいな肌に確実にしてもらうには、必ず技術が備わっている医師か確認する必要があります。その為には、ホームページで施術の症例写真、治療実績などをチェックしたり、カウンセリングで信頼できるか見極めることが大切です。
【参考文献】 ⑴Ho SG, Chan NP, Yeung CK, Shek SY, Kono T, Chan HH., "Journal of Cosmetic and Laser Therapy", "A retrospective analysis of the management of freckles and lentigines using four different pigment lasers on Asian skin.", (2012). ⑵Jang KA, Chung EC, Choi JH, Sung KJ, Moon KC, Koh JK., "Dermatologic Surgery", "Successful removal of freckles in Asian skin with a Q-switched alexandrite laser.", (2000).

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