ケミカルピーリングの効果について|改善が見込める症状と注意すべきこと

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ケミカルピーリングはどんな効果があるの?

鏡で口元を確認している女の子 くすみ・ざらつきなど、新陳代謝の落ちた肌に使用すると効果が高いといわれているのがケミカルピーリングです。 ピーリングと聞くと、角質の除去できるだけではないかと思ってしまいますが、実はニキビや毛穴、シミなどの色素沈着にも効果が期待できると言われています。 今回はそんな気になるケミカルピーリングの効果についてご紹介します。

ケミカルピーリングとは?

顔のパックでスキンケアしている笑顔の女性 ケミカルピーリングは特殊な酸性の薬剤を使用し、肌のターンオーバーで剥がれ落ちるはずだった老廃物などを、薬剤の力で剥がす方法です。 不要な表皮や角質、老廃物などを取り除くことで、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が促進され、ニキビ跡・しみ・くすみ・乾燥・肌荒れなどの肌トラブルの改善に効果が期待できます。 ケミカルピーリングは、ドラッグストアなどに売っている市販品からエステサロンで行われているもの、美容皮膚科など医療機関で受けられるものなど、種類は様々です。

ケミカルピーリングの効果

輪郭と肌が綺麗な女性

にきび・にきび跡への効果

ケミカルピーリングでは、肌のターンオーバーを促すことで肌質の改善が見込める方法です。 ケミカルピーリングで使用される薬剤には種類がありますが、種類によっては、殺菌作用などがあり、炎症を起こしているニキビ・ニキビ跡の改善に効果が期待できるようです。 また、ケミカルピーリングで肌の表面に溜まった角質などを剥がすことで、ターンオーバーが正常化され、ニキビ跡の改善に繋がると言われています。 しかし、ケミカルピーリングで改善が見込めるのは、浅いクレータータイプのニキビ跡までです。真皮層までダメージがある深いクレータータイプは、ケミカルピーリングではなく、レーザーなどの他の治療方法を行う必要があるでしょう。
【参考文献】 ⑴Handog EB, Datuin MS, Singzon IA., "Journal of Cutaneous and Aesthetic Surgery", "Chemical peels for acne and acne scars in asians: evidence based review.", (2012).

毛穴への効果

洗顔など、しっかりとケアをしても、毛穴が目立ってしまう場合には、「毛穴の開き」が原因になっている可能性があります。 毛穴が開いていると、保湿が十分ではなかったり、新陳代謝がうまく行われていなかったりする場合に起きやすいといわれています。 化粧水や乳液などの通常のセルフケアだけでは改善することが難しく、ケミカルピーリングを行うことで、肌質の改善ができるでしょう。 また、肌のターンオーバーが正常化することで、普段しているケアの効果も高く出るようです。

シミ・色素沈着・くすみへの効果

通常のケアでは効果の出にくいシミ・色素沈着・くすみも、ケミカルピーリングを行うことで改善が見込めます。 人の肌の構造は、パイ生地のように何重にも重なって生成されており、これらの症状は表皮だけでなく、その下にも症状が出てしまっている場合が多くあると言われています。 ケミカルピーリングを行うことで、上の層から順番に剥がれ落ちていき、また新しい皮膚を生成して重なっていくことで、きれいな肌にすることができるでしょう。

小じわへの効果

ケミカルピーリングは目元の小じわなど、小さくて細かなしわに効果が高いといわれています。 ケミカルピーリングでは、肌表面にある古い角質を取り除くだけでなく、真皮を構成しているエラスチンやコラーゲンといった線維の生成も促す効果が期待できます。 そのため、目元の小じわなど小さくて細かなしわの改善もできるでしょう。 小じわの改善にはケミカルピーリングの他に、ボトックス注射でも効果があると言われています。ボトックスは気になる部分に直接注入する方法なので、ケミカルピーリングよりも即効性は期待できます。 しかし、持続期間に限りがあり根本的な解決という訳ではなく、一時的に改善ができるものでしょう。 比較して、ケミカルピーリングは即効性を期待できる方法ではありませんが、根気強く治療を続けていくことで、根本的な改善ができそうです。また、部分的な施術ではなく顔全体での施術になるため、小じわの他に肌質の改善などもしたい方に向いている方法と言えそうです。

背中ニキビへの効果

背中にできるニキビは部位が違っても、ニキビには変わりないです。 そのため、ケミカルピーリングは、背中にできたニキビにも効果が期待できるでしょう。

エステサロンと医療機関で受けるケミカルピーリングは効果の違う!

びっくりして驚いている顔 ケミカルピーリングは自宅でできるものの他、エステサロンと美容皮膚科などの医療機関でも行われています。どこで受けても同じではないかと思ってしまいますが、実際には効果に大きな違いがあります。 エステサロンのスタッフは医師など医療スタッフではないため、使用されるケミカルピーリングの濃度が低いです。一方、美容皮膚科などのクリニックでは、医療用の濃度の高い薬剤を使用しています。 そのため、1回あたりの効果の出方やトータルで行う回数などに差が出てきます。 また、美容皮膚科などであれば、万が一、ケミカルピーリングで肌トラブルが起きてしまっても迅速に対応してもらえるでしょう。

ケミカルピーリングの効果が期待できる回数

顎・顔のラインを手で押さえている女性 人間の肌の構造上、何層もの皮膚が重なっている為、肌の奥に原因がある場合や症状が重症な場合は、複数回の施術が必要なります。 個人差によっては、1回の施術でも肌のキメや手触りが変わったことが感じられるでしょう。

ケミカルピーリングで深いクレータータイプのニキビ跡を改善するのは難しい

頭を抱えて失敗や後悔を悩んでいる女性 ケミカルピーリングは表皮に残った古い角質などを除去することで、肌質や肌トラブルの改善に効果が期待できる施術です。 そのため、真皮層までダメージのあるクレータータイプのニキビ跡は、ケミカルピーリングで改善することは難しいでしょう。

ケミカルピーリングは美容皮膚科などの医療機関で受けよう

ポイントや注意点を教えている女性医師 ケミカルピーリングは個人で行える市販品から、濃度の低い薬剤を使っているエステサロン、医療用の濃度の高い薬剤も取り扱うことのできる美容皮膚科などの医療機関で行うことができます。 しかし、個人の判断やエステサロンでは、悩んでいる症状がケミカルピーリングで改善できるかどうかを判断することはできません。 間違った選択をしてしまえば、悪化させてしまったり新たな症状を引き起こしてしまったりする可能性も否定できません。 そのため、肌治療の専門性が高い医師に、ケミカルピーリングが適切なのか、ケミカルピーリングで使う薬剤の濃度はどのくらいなのかを決めてもらうことが必要になるでしょう。

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