シミのレーザー治療|費用相場・経過・ダウンタイムを種類別で比較

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シミに効くレーザー治療について

クリニックで顔のレーザー治療を受けている画像 気が付いたらぽつぽつと顔に出来てしまったシミをどうにかしたいと思う人は多くみられます。医薬品のような外用薬、ビタミンCサプリなど内服薬もありますがレーザー治療は、その中でも効果が高いと言われています。種類によって効果や特徴も異なりますが、今回はそんなレーザー治療の特徴や種類・費用相場についてご紹介していきます。

シミへのレーザー治療の特徴とは

シミへのレーザー治療とは、黒や茶色といった色素に反応するレーザーを肌に照射する治療法です。数日経過すると照射した部分の皮膚がかさぶたになって剥がれ落ちることで、少しずつシミを薄くなっていきます。痛みが不安というときは痛み止めのクリームや麻酔剤などで痛みを感じないようにすることもできます。 レーザーの照射は他のシミ治療と比べて即効性が高く効果を感じやすいのが特徴です。施術自体も短時間で終り、ダウンタイムも比較的短い施術です。また、周囲の皮膚へのダメージや痛み自体も少なく、比較的安全性の高い治療方法です。

シミに効くレーザーの種類

①Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーは、メラニンに対して吸収性が高いレーザーです。コラーゲンやヘモグロビンへの吸収が低いため、メラニン色素のみを効果的に破壊することができます。照射後の傷跡を残さない治療をすることができます。周囲のシミではない部位の皮膚を傷つける心配がありません。 また真皮のような皮膚深い部分にあるメラニンへの効果が高いため、外用薬では効果があまり見られなかったような深部のシミの改善に効果が期待できます。 【費用相場・最安値・最高値】 Qスイッチルビーはサイズによって相場が異なります。5mm程度の大きさの料金は最安値で5千円、最高値なら1万円くらいです。相場は1mmあたり千円前後と計算していくと良いですね。 小さいサイズのシミがぽつぽつとある場合には1つあたりにいくらという計算で除去しますので、細かいものが大量にあると料金も高額になってしまいます。

②Qスイッチアレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトという宝石を使っているのが、Qスイッチアレキサンドライトレーザーです。この宝石が出す波長がメラニン色素に反応することで治療効果が期待できます。 照射時間も1億分の1秒と非常に短いため、シミの原因となる色素細胞と表皮細胞だけに反応するため健康な肌への影響がほぼありません。黒アザ、刺青除去、にきびなど幅広く治療をすることができます。また、コラーゲンの生成が促進されるため美肌効果もある治療法です。 【費用相場・最安値・最高値】 Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、患部に直径3mmほどサイズでを照射していきます。その1ショットで1000円ほどが相場の料金です。大きいシミの場合1cm四方で最安値が1万円、最高値で2万円です。2cm四方になると最安値は2万円、最高値で3万円の料金がかかってきます。1cm四方あたり1万円なら比較的安価な部類に入ります。

③Qスイッチヤグレーザー

2種類の波長の光を出すことができるのが、Qスイッチヤグレーザーです。皮膚の浅いところのメラニン、真皮のような皮膚の深部のメラニンや青アザのどちらにも効果が期待できます。他の施術の機械と比較しても、色素脱失が起こりにくい特徴があります。 浅い部分への照射では輪ゴムにはじかれる程度の痛みですが、深部のメラニンや広範囲に渡る場合には局所麻酔が必要なこともあります。健康な皮膚自体へのダメージは少ない施術が可能です。 【費用相場・最安値・最高値】 1cm四方の料金で、最安値は1万円、最高値は5万円ほどかかります。費用相場は1cm四方で3万円です。1mm程度の小さなシミでも相場では5千円ほどしますので、比較的高い治療法です。 ただ深部と浅い部分の両方に効果が期待できますのでどのような治療が早く効果が期待できるか迷った時、そばかす、色素沈着のような色々な症状が混在している人に向いています。

④炭酸ガスレーザー

遠赤外線領域の波長の気体を出すのが炭酸ガスレーザーです。皮膚組織に含まれる水分に吸収されるタイプで、シミ部分を蒸散させて除去します。削り取るような治療法のため、ほくろやイボにも効果がある治療法です。出血もほとんどなく、傷跡も残りにくい治療です。 施術の際には痛みが多少ありますので患部に合わせて局所麻酔や麻酔クリームを塗布して施術を行います。施術後は患部が赤くなり凹んでいますが、1,2週間程度で皮膚が再生してきます。 【費用相場・最安値・最高値】 1mmあたり5千円が相場の料金で、最高値は1万円です。数が多い場合、いくつまでいくらという料金設定の病院もあります。最安値は20個で5千円、数が多いほど1つあたりの料金が安くなる設定の病院もあります。

⑤フォトフェイシャル

シミだけでなくシワやくすみ、ニキビ後のような肌トラブル全般に効果が期待できるのが、フォトフェイシャルです。肌に有効な光を照射して、素肌本来の美しさを呼び覚まします。出来ているシミにダメージを与えるだけではなく、コラーゲンの合成を活性化させるため美肌効果の高い治療です。 レーザーの場合は単一の波長の光を使いますが、フォトフェイシャルでは幅のある波長があり何色もの光が集まっています。そのため施術による肌へのダメージはほとんどない優しい施術です。 【費用相場・最安値・最高値】 フォトフェイシャルは顔全体や、目の下、頬のような広範囲に渡っての施術が一般的です。顔全体で最安値は1万円から最高値で3万円です。2~3万円の間が相場です。 ただしレーザーのように1回でシミに劇的な効果が見られるわけではなく数回通いますので、最初から回数契約をしたほうが効果も期待できます。5回コースで15万円程度が、フォトフェイシャルの相場です。

シミのレーザー治療のデメリット・副作用

1度でシミが消えるわけではない

この治療は、一回の施術で完全にシミが消えるわけではありません。沈着しているメラニンを完全に排出するには、数週間ごとに複数回の照射が必要といわれています。 もしも効き目がないという理由でクリニックを途中で変えると、治療にさらに時間がかかってしまいます。よって、複数回受けることを覚悟して、気長な気持ちで治療を受けにいくことが大事です。

シミが濃くなってしまうことがある

レーザー治療後には「炎症後色素沈着(PIT)」が起こりやすいといわれています。 この炎症性色素沈着は照射によってメラニン色素が増殖してしまい、結果的に肌が黒ずんでしまうという症状です。 この症状は、術後の間違ったケアが原因で起きてしまうことが多いと言われています。施術を受けた箇所を刺激したり、処方された外用薬や内服薬をきちんと摂っていない、紫外線を浴びないように気をつけていなかったなど、術後の誤った肌ケアには注意が必要です。しっかりと医師に過ごし方の注意点を聞いておきましょう。

シミが再発することがある

レーザーで除去したからといって二度とシミができないわけではなく、メラニン色素を繰り返し破壊することで消していく施術なので、また新しいシミが出来てしまうことがあります。 再発させないためにはしっかりと施術後の肌ケアをしておくことが大切です。肌ケアをするときは特に日焼けをしないように紫外線をカットするためにも日焼け止めなどをきちんと塗って肌を守りましょう。

効果が感じられない

レーザー治療は、比較的侵襲性の少ない安全な治療と言われています。ただし、完全に消したいという場合には劇的な変化が感じられないケースもあります。 その場合、費用だけでなく、時間も取られてしまったと感じることもあります。なので、治療による効果や仕上がりをしっかりと医師と相談することも重要なポイントになります。

レーザー施術後の経過

時計とスケジュール帳 強いエネルギーを肌に照射するため、治療後は肌を安静にさせるダウンタイムという期間が必要となります。具体的にダウンタイムでは、施術箇所が赤く腫れる、皮膚に熱感を伴う、ゴムで弾かれたような痛みなどを感じます。通常、安税に過ごしていれば、次第に治っていきます。 また、ダウンタイム中に患部にかさぶたができますが、かゆくても強く掻かないように気を付けることが大事です。刺激を加えると色素沈着になることがあるので注意が必要です。

当日

施術はあっという間に終わりますが、施術を受けた当日はその箇所に絆創膏を張ってもらいそのまま帰宅します。洗顔をすることはできますがメイクをすることはできないのでマスクなどで隠れるところは隠すことでカバー出来ます。

3日後

施術を受けてから3日ほど経つと施術を受けた箇所が少し濃くなっていることがわかります。洗顔やお風呂に入ったときに刺激を与えたりしないように気をつけながら保湿をしたり処方された化膿止めの軟膏などを塗っておきましょう。

1週間後

1週間ほど経つとかさぶたになってきていた箇所がはっきりとわかるようになります。自然とかさぶたがはがれてしまう人もいます。かさぶたがとれるとほとんどわからないようになるのでメイクをしていなくても気にならなくなります。

1ヵ月後

施術を受けて1ヵ月後にはその箇所の状態によってもう一度レーザーを照射する必要もありますが、もともと薄いものの場合は受けなくても大丈夫という場合もあります。 施術を受けた箇所の大きさや濃さなどによってはあと数回施術を受けなければいけない場合もあるのできちんと診察してもらう必要があります。

シミのレーザー治療は保険適用にならない

通常、シミやそばかすのような症状の場合には保険適用外です。ですがQスイッチアレキサンドライトでは太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症のような皮膚疾患の症状は保険適用になります。つまり元々肌の疾患で困っている場合には保険適用になるということです。 ですから加齢と共にできてしまった、美容面から気になるというだけのシミやそばかすは保険適用にはなりません。肌の状態のうちでも肝斑については、内服薬は保険適用になります。

シミ治療を受ける際はクリニック・医師選びが重要

治療を受けられるクリニックは全国的にたくさんあるため、初めて施術を受ける場合、どこがいいか迷ってしまいがちです。 ついつい安い価格で行っているクリニックを選んでしまいがちですが、最も大事なのは信頼できるクリニック、医師を選ぶことです。 もしも技術、経験が不足している医師を選ぶと、出力がうまく調整できず、火傷、腫れ、効果が出ないなどのリスクがあるからです。よって、安全に確実に効果を得るには、カウンセリングなどで信頼できるかどうか見極める必要があります。

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