ニキビ跡の治療|レーザーの種類と効果が期待できるニキビ跡のタイプを紹介

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ニキビ跡はレーザーで改善できるかも

女性の綺麗な肌を虫眼鏡で拡大している 思春期に悩まされたニキビがニキビ跡として残ってしまい、コンプレックスの原因になることは珍しくありません。 ニキビ跡にはクレーターや色素沈着など、症状は様々ですがセルフケアや内服治療で効果がなかった場合には、レーザーによる治療方法があります。 今回はニキビ跡の改善に効果が期待できるレーザー治療について詳しくご紹介します。

ニキビ跡ができる原因

びっくりして驚いている顔 ニキビ跡ができてしまう原因には、ダメージを受けた皮膚組織の回復が正常に行われなかったことが関係しているようです。 ニキビが炎症を起こしている場合、指で搾り出すようなことを行ってしまうと、ダメージが表皮だけでなく真皮や皮下組織にまで及んでしまうことがあります。 その損傷を回復させる過程でコラーゲンなどの膠原繊維こうげんせんいが異常に増殖することで凸凹になったり、あるいはダメージが大きすぎて十分な回復を行うことが出来ず、クレーター状のニキビ跡(瘢痕はんこん)を残したりしてしまうでしょう。

レーザー治療で改善が期待できるニキビ跡の種類

鏡で口元を確認している女の子 レーザー治療により改善を期待できるニキビ跡は、しこりなど表面に盛り上がりや凸凹を残っているタイプ色素沈着が残り黒ずんだ瘢痕があるタイプなどと言われています。 盛り上がりが伴うニキビ跡の場合には、異常増殖した皮膚組織を削る効果を持つレーザーを照射することで、改善が期待できるでしょう。 また、メラニン色素などの色素沈着に対しては、色素に反応するレーザーを照射することで改善が見込めます。

レーザー治療には2種類のタイプがある

人差し指を立ててポイントや注意点を示している女性 レーザーには異なる効果を持つ様々な種類がありますが、大きく分けると、肌の表面を削るもタイプ(アブレイティブタイプ)と削らないタイプ(ノンアブレイティブタイプ)です。 どちらも皮膚のターンオーバーを正常化させる点は共通していますが、効果を発揮する場面が違うので、状態に応じて使い分けが必要になってきます。

肌の表面を削るタイプ(アブレイティブタイプ)

アブレイティブタイプの治療は、皮膚の奥深くまで照射を行い、古い角質組織や異常増殖した膠原繊維などにダメージを与え、正常な皮膚組織の再生を促すことで、ニキビ跡の改善に効果を期待できます。 皮膚への治療効果が高く、皮膚がえぐれてしまったようなクレーター型のニキビ跡にも効果が見込めそうです。 《治療回数・治療期間・相場》 アブレイティブタイプの場合、高いエネルギーを持っているので治療の際には局所麻酔を使用することが多く、麻酔が切れるとヒリヒリした痛み脈打つような痛み赤みなどが強く現れる傾向があります。 痛みは数時間〜約1日程度で治ることが多いようですが、痛みが心配な場合には医師の指示にしたがって、痛み止めを服用しても良いかもしれませんね。 照射後は数週間〜約1ヶ月程度の期間を空けて、少なくとも約5回〜10回程度の照射が必要と言われています。 費用は1回あたり約5千円〜5万円と自由診療のため、受けるクリニックや範囲によって費用が異なってくるでしょう。

肌の表面を削らないタイプ(ノンアブレイティブタイプ)

ニキビ跡の治療にはノンアブレイティブタイプのレーザーによる治療も選択されることがあります。 このタイプでは肌を削るような治療効果はありませんが、瘢痕部分に残存するメラニン組織による色素沈着などのニキビ跡の改善が期待できるでしょう。 《治療回数・治療期間・相場》 ノンアブレイティブタイプのレーザーは、アブレイティブタイプを比較すると、照射エネルギーが比較的肌に優しく、治療後の痛みや赤みなども相対的に軽くなる特徴があります。 1回の治療により効果を期待できるのは治療範囲全体の約5〜15%程度とされ、1回の治療で治癒することは少なく、約5〜10回程度の治療回数を必要とするのが一般的です。 費用については保険適用外の自由診療となり、1回あたり約1万円〜5万円ほどが費用相場になります。

ニキビ跡は適切な方法で根気強く治療を続けることが重要

こめかみのマッサージをされている女性 ニキビ跡の改善に効果が期待できるレーザーには、大きく分けると、アブレイティブタイプとノンアブレイティブタイプの2つがありますが、どちらのタイプが自分のニキビ跡に合っているかは、専門性の高い医師に見極めてもらう必要があります。 また、どちらのレーザーも1回の照射ではニキビ跡の改善は難しく、複数回の照射が必要になります。 特にニキビ跡などの肌治療では、改善するまでに時間がかかることを十分に理解しておきましょう。

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