手汗で懸念される病気について|注意すべき症状や治療法を徹底解説

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手汗から考えられる病気について紹介します

メガネをかけている女性 手に汗をかきやすいけれど、もしかしたら何かの病気かもしれないと不安に思っていませんか。問題がない手汗もあれば、治療を受けなくてはならない病気が潜んでいる可能性もあります。自分の手汗の原因を突き止めてみませんか。

手汗が酷い場合に考えられる病気

手掌多汗症

まずは、手掌多汗症の可能性があります。多汗症自体の原因ははっきりとわかってはいませんが、自律神経が関係していると考えられています。症状は軽度ならば掌が湿っている程度で、光を当てるとわかるくらいです。中度は水滴ができる状態で、重度は水滴が滴り落ちます。 日常生活に支障がないならば良いですが、中度や重度ならばETS手術と呼ばれる内視鏡手術があります。傷跡も小さく済みますし、交感神経の束を切断するのでしっかりと汗が止まります。副作用として、代償性発汗と呼ばれる物が出てしまう可能性があります。

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

甲状腺機能亢進症は若い女性に多いと言われている病気です。甲状腺機能に異常が現れることで手汗をたくさんかくこともあります。他にも動悸がしたり、手が震えたり、下痢や無月経など様々な症状が現れることがあります。 飲み薬がありますので、薬を服用して治します。一時的に飲んで治るというよりは、しばらく飲み続けてじっくりと治していくことになるでしょう。長期間、薬を服用しなくてはなりませんし、まれに副作用が出ることもあるので、定期的に通院する必要があります。

糖尿病

糖尿病も手汗から懸念すべき病気の一つです。血液中のブドウ糖の量が多すぎる病気で、手汗は甘い匂いがするケースもあります。周りから甘い匂いがすると言われたら糖尿病を疑ったほうが良いかもしれません。他にも以上に喉が乾いたり体が疲れやすくなったりします。 糖尿病の治療法として、インスリン注射を打つだけではなく、投薬治療もあります。また、生活習慣の見直しも重要で、食事療法や運動療法を行うこともあります。

結核

しかも、初期症状は風邪と似ているために気が付いたら重度になるかもしれない病気が結核です。手汗に限らず大量の汗をかくことが結核の特徴なので、汗がひどいと感じたり、微熱がなかなか下がらない時は医療機関を受診しましょう。 薬を服用して治療できます。以前は2~3年かけて服用し続ける必要がありましたが、現在では半年くらいの服用で済むようになりました。重度の場合は入院が必要です。2~3ヵ月くらい入院して薬物治療を行い、その後は通院しながら治療します。

自律神経失調症

現代病と称されることも多い自律神経失調症も考えられます。この病気には様々な症状があり、だるさやめまい、不眠や微熱などの身体的な症状やイライラしたり落ち込みやすくなるなどの精神的な症状も多岐にわたります。 たくさんの症状がありますが、症状に合わせて薬を処方してもらえます。薬を服用することも大事ですが、生活習慣を見直さないと根本的に改善されるわけではないので、生活習慣を変えましょう。また、カウンセリングや理学療法を行うこともあります。

更年期障害

更年期障害は、大量に汗をかくこともありますが、他にも疲れやすくなったり、のぼせたり、耳鳴りや動悸、常にイライラしたり不安感があったりします。女性に多い病気ですが男性も起こることがあります。ホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れていろいろな症状が出ます。 ホルモンバランスを整えてくれる薬を服用して治療します。精神的な症状が重い場合は、向精神薬などが処方されることもあるでしょう。

腎不全・肝硬変

腎不全・肝硬変も考えられます。おしっこの臭いがする汗をかいたら要注意です。すでに、腎臓や肝臓の機能が低下している恐れがあります。むくみやだるさ、頻尿などどちらも似たような症状が出るでしょう。 どちらも薬物治療を行うでしょう。症状に合わせて薬が処方されます。また、食事療法も大事です。塩分とたんぱく質の量を考えて食事しましょう。末期の腎不全になると透析治療を行わなくてはなりません。異変を感じたら早めに医療機関で治療しましょう。

緑膿菌感染症(りょくのうきんかんせんしょう)

緑膿菌感染症はあまり聞きなれない病気でしょう。緑膿菌が体内に入りこむ病気で、汗が緑色になります。極端に身体が弱っている時に症状が出ます。胚血症や続発性肺炎などを起こす可能性もあり、時には命に係わることもあります。 薬を使った治療を行います。効果のある抗菌薬を使って治療を行っており、効果のある治療薬が見つからない場合は治療が難しくなるでしょう。免疫力があればかからなくて済むので、日ごろから免疫力が下がらないように気を付けましょう。

手汗が酷い場合は、早めに医療機関での受診が必要!

クリニックの男性医師 緊張時に手汗が出てしまうことは自然な生理現象ですが、量が酷かったり、平常時でも汗が止まらない場合は、何らかの問題がある場合が多いです。もし自分も…と感じたら、早めに医療機関を受診して、自分の状態をしっかりと把握することが重要です。

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