ニキビ跡の改善|ケミカルピーリングのメリット・デメリット・費用を紹介

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ニキビ跡はケミカルピーリングでも改善できる可能性がある

ニキビが治ってもその後にできてしまったニキビ跡を治すことは想像以上に難しいです。 時間の経過を待っても回復しないこともあります。 そんな状態にも効果が見込める方法として、ケミカルピーリングがあります。 今回はケミカルピーリングがニキビ跡の改善に効果が期待できる理由をはじめ、メリット・デメリット、エステと美容外科で受けるケミカルピーリングの違いなどをご紹介します。

ケミカルピーリングとは?

こめかみのマッサージをされている女性 ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を塗布し、古くなった角質を溶かすことで肌の再生を促進する方法です。 ニキビ跡の他、毛穴に詰まった角質・メイクの成分・老廃物の詰まりの改善に効果が期待できます。 また、不活性化している皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させることにより、メラニン色素の排除を促し、色素沈着などの改善にも効果を発揮できるでしょう。 ケミカルピーリングで使用される薬剤には種類がありますが、市販のピーリング剤よりも高い効果が見込めます。

ケミカルピーリングを受けられる場所

ケミカルピーリングはエステ美容皮膚科で行われています。 主にグリコール酸というサトウキビ由来のフルーツ酸を使用します。 しかし濃度3.6%を超えるグリコール酸については美容皮膚科でしか受けることができません。 エステではこの濃度以下のグリコール酸が使用されるので、美容皮膚科と比べてしまうと、効果が劣ってしまうでしょう。

ケミカルピーリングが受けられるエステと美容皮膚科の違い

ポイントや注意点を教えている女性医師 ケミカルピーリングはエステと美容皮膚科で受けることができますが、濃度3.6%を超えるグリコール酸は劇物指定されているので、医療行為としてのみ使用することが可能です。 そのため、濃度の高い薬剤によるケミカルピーリングは、美容皮膚科のみで受けることができます。 美容皮膚科で行われているケミカルピーリングはニキビ跡の改善に効果が期待できるといえそうですが、エステで行われているピーリングは化粧ノリを良くするなどの日常のお手入れが目的となるでしょう。

ケミカルピーリングによるニキビ跡改善のメリット

フェイスラインを手でおさえている女性 毛穴に詰まっている角質や皮脂などを溶かすことで、毛穴づまりの解消が期待できます。これによって滞留していたメラニン色素の排出も促され、ニキビができにくくなる・凸凹したニキビ跡の改善・透明感の肌を取り戻せるなどの効果が見込めるでしょう。 また、海外の研究では「ニキビ跡へのケミカルピーリングはアジア人の肌にとって安全性が高く、効果的である可能性が高い」とされています。

ケミカルピーリングによるニキビ跡改善のデメリット

頭を抱えて悩んでいる女性 デメリットとしては、施術後は皮膚が敏感な状態になっており、日常生活にも制限を受けることがあります。 季節問わず紫外線を避け、クレンジング剤や毛穴を塞ぎかねないファンデーションなどの使用は、肌の状態が落ち着くまで控えなければなりません。 ケミカルピーリング後に大事な予定を控えている場合には注意しましょう。

ケミカルピーリングによるニキビ跡の改善にかかる費用

施術にかかる費用と予算を比較して悩んでいる女性 美容皮膚科で受けるケミカルピーリングは、保険適用外の自費診療になるのが一般的です。そのため、受けるクリニックによって費用異なりますが、1回あたり5千円〜1万5千円程度が相場といわれています。 しかし、1回の治療で劇的に改善することは困難で、平均して10回程度の施術が必要とされています。 また、ケミカルピーリングの薬剤には刺激性があるので、数週間〜1ヶ月程度の間隔をあける必要があります。

ケミカルピーリングによるニキビ跡の失敗・リスク・危険性

頭を抱えて失敗や後悔を悩んでいる女性 ケミカルピーリングに使用する薬剤には刺激性があります。 特に美容皮膚科で使用される濃度の高い薬剤では、肌トラブルなどを引き起こすリスクがあります。 具体的には塗布する部位が火傷状態になったり、痛みが出たり、ぽろぽろと皮膚組織が剥落するなどの症状が出ることがあります。 また、過度に繰り返すと、必要な角質まで剥がしてしまい、かえって肌が硬くなってしまうことも。少しでも異変を感じたら、すぐに主治医に相談しましょう。

にきび跡の治療は適切な方法で行うことが重要

両手で顔をおさえている女性 ケミカルピーリングは凸凹になったニキビ跡の改善にも効果が期待できます。 しかし、強制的に皮膚の再生を促す方法のため、皮膚へ与える刺激が強すぎてしまい、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性も少なくありません。 そのため、ニキビ跡などの肌治療の分野で専門性の高い医師にしっかりと診察してもらい、今あるニキビ跡にケミカルピーリングが最適なのかどうかを見極めてもらいましょう。
【参考文献】 ⑴Handog EB, Datuin MS, Singzon IA., "Journal of Cutaneous and Aesthetic Surgery", "Chemical peels for acne and acne scars in asians: evidence based review.", (2012).

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