稗粒腫のレーザー治療法について詳しく解説|施術の内容から費用相場まで

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稗粒腫に効果のあるレーザー治療について紹介!

目頭に蒙古ひだがない二重の大きな目眼瞼まわりの白いぼつぼつが気になる方は、稗粒腫の可能性があります。一見すると白ニキビに似た風貌ですが、一般的なセルフケアで改善するのは困難です。そこで今回は稗粒腫の概要と、稗粒腫のレーザー治療についてご紹介します。

稗粒腫の概要について

稗粒腫とは、成人女性の顔面に頻発する直径1mm程度の小さな腫瘤です。特に眼瞼に発生する傾向や、他の皮膚疾患が治癒した後に発症することが多いですが、加齢に伴い発症するケースも多く見られます。 小さな腫瘍の中身は角質の詰まった袋状の組織で、皮膚表面に近い部位に出来るので、白く見えます。特に自覚症状はありませんが、視覚的に目立つ場所に出来るので審美的観点から治療の対象とされています。ニキビのように洗顔方法を工夫しても改善することはありません。

稗粒腫の原因

稗粒腫の原因としては、明確な関連性が判明しているのはステロイドホルモン入りの軟膏を長時間継続使用すると、この出来物が多発することがあることが知られています。しかしそれ以外の場合においては明確な原因は分かっていないのが現状です。 一つの原因として指摘されているのは、皮膚のターンオーバーの乱れが関係している点です。皮膚組織は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。このうち表皮においては新旧の細胞の世代交代が行われ、28日程度の期間をかけて皮膚細胞の入れ替えが行われています。しかし加齢によりターンオーバーが滞ることで、古い角質が袋状にためこまれ、稗粒腫が発症すると考えられます。

稗粒腫のレーザー治療について解説

目の下や頰に注射をしようとしている女性

炭酸ガスレーザー治療とは

稗粒腫は眼瞼に出来る小さな腫瘍であるので、メスで摘出するのは必ずしも簡単ではありません。そこで最近ではレーザー治療が普及しつつあります。 炭酸ガスレーザー治療がポピュラーな方法です。炭酸ガスレーザーは細胞内の水分に反応し、蒸散作用で照射部位の皮膚細胞にダメージを与えます。稗粒腫を蒸散作用で除去し、その後の回復過程で皮膚細胞の正常化を促す効果を期待できます。治療回数は1-3回の治療で済むことが多いですが、1-2週間程度施術部位の回復に必要なため1月間程度の間隔をおくのが通常です。

炭酸ガスレーザーの費用について

炭酸ガスレーザー治療は保険適用外の自由診療により行われます。そのためクリニックや施設により値段はまちまちなのが現状です。費用相場としては、1回あたり1-5万円程度になります。最安値価格は9800円、最高値は69000円ほど、平均すると28000円前後になります。初回トライアルなどではさらに割引料金を設定しているクリニックもあるようです。

稗粒腫のレーザー治療の術後経過

炭酸ガスレーザーは強い作用を持っているので照射後のダウンタイムをうまく乗り切る必要があります。施術には痛みを伴うので局所麻酔が行われることもあります。施術直後は照射部位はヒリヒリした熱をもった感覚が続きます。施術後1-2日くらいは赤みが出ます。赤みが落ち着くと施術部位はざらざらした感じになります。これは微細なカサブタができている状態なので、1ヶ月程度は日焼けを避けるようにしましょう。

レーザー治療を受ける際に大切なこと

稗粒腫は眼瞼周辺に出来ることが多く、使用される炭酸ガスレーザーも強い部類に入る種類のレーザーです。微細な腫瘍部位に正確に施術を行うには、確かな技術が不可欠です。また炭酸ガスレーザーは1回の治療で劇的に改善しない場合もあり、数回程度は施術を行う場合もあります。したがって審美的に大きな意味合いのある眼瞼回りの施術を行うので、レーザー治療の実績の豊富な医師による施術を受けることがポイントになります。また施術後のケアなどのアフターケアの充実したクリニックであることも大切です。

稗粒腫にお悩みならクリニックへ相談しましょう

クリニックの女性医師 稗粒腫は眼瞼に出来ることが多く、サイズのわりには目立つので審美上の問題になります。しかしニキビのように洗顔に気をつけるなどのセルフケアで改善を期待するのは難しく、美容皮膚科クリニックでレーザー治療等を受けるのが解決への近道です。 もし稗粒腫にお悩みならば、早めに皮膚科や美容皮膚科などへ相談すると良いでしょう。

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