胸が垂れる原因について紹介します

年齢とともに垂れ乳を気にしたり悩んでいる女性は少なくないでしょう。胸が下がってしまい垂れ乳になる原因には、加齢以外に垂れ乳に繋がるような様々な原因があります。今回は、そんな原因を詳しく紹介するとともに、具体的な対処法までご紹介していきたいと思います。
垂れ乳の原因
①猫背・姿勢の歪み
垂れ乳の原因には猫背や姿勢の歪みなどがあります。子供の頃から姿勢が悪いと垂れ乳にある可能性が高くなったり、授乳をしていると前かがみになってしまいバストに栄養が運ばれず女性ホルモンが不足になったりして、結果的に垂れ乳になるリスクが高まるでしょう。
②ブラジャーのサイズが合っていない
垂れ乳の原因にはブラジャーのサイズがその人に合っていないことがあります。間違ったブラジャーを長期間着用していると、ブラジャーがバストを支えきれず結果的に垂れ乳になる大きな原因になるでしょう。自分にあったサイズを着用することが大切です。
③クーパーじん帯の損傷
垂れ乳の原因にはクーパー靭帯の損傷があります。クーパーじん帯とはコラーゲン組織で構成されていて、バストを支え吊り上げる役割があります。しかし、例えばブラジャーを着用せずに寝ていたり、加齢によって乳房を支えきれずにクーパー靭帯が切れたり伸びたりすると垂れ乳になる可能性が高くなります。
④出産・授乳
赤ちゃんを出産し授乳することによって垂れ乳になってしまうことがあります。原因としてバストの大きさが変化したり、サポート力の弱いブラジャーをつける機会が増加したことや、授乳する際の姿勢の悪さがあげられます。
⑤ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると垂れ乳になることがあります。バストアップに欠かせない「エストロゲン」の分泌が減少すると胸が垂れてしまう可能性があります。加齢による垂れ乳の原因にもなっていて、年齢を重ねるとホルモンの分泌がどうしても少なくなるので垂れやすくなります。
⑥加齢による衰え
20歳を過ぎるとバストの上部の脂肪から落ち始め、加齢とともに垂れ乳になっていきます。一度変化するとなかなか元には戻りません。バストには筋肉がないので周辺の筋肉を鍛える必要があり、鍛えないとどんどん垂れていくでしょう。
垂れ乳を改善する方法
適切なサイズのブラジャーを付ける
垂れ乳を改善するには自分のサイズに合った適切なブラジャーをつけることが大切です。隙間ができたり、余計なお肉がはみださないようにします。
自分の体型や年齢にあったブラジャーを選び、きちんとバストを支えることができれば垂れ乳を防ぐことができ、美しいバストラインになることができるでしょう。
運動時はスポーツブラを着用する
垂れ乳を改善するため、スポーツや激しい運動をする時は胸の揺れなどをきっちりガードしてくれるスポーツ専用のスポーツブラを着用すると良いでしょう。
激しい動きをしても胸が揺れるのを予防することが可能です。歩くぐらいなら大丈夫ですが、ランニングになると大きく胸が揺れるので通常のブラジャーでは力不足になります。
睡眠時にはナイトブラを着用する
垂れ乳改善する方法として、寝ている時にナイトブラを着用すると良いでしょう。ナイトブラは寝ている間にバストの形が崩れるのを予防することが可能です。
胸の大部分は脂肪でできており流れやすくなっているので、ナイトブラは脂肪の流れをくいとめることができ、胸が垂れたり左や右に離れることを阻止することができます。
セルフマッサージ・腕立てを行う
垂れ乳を改善するのに腕立てやセルフマッサージは効果があり、例えば腕立て伏せは膝をつき腕を立て、四つん這いの姿勢になり腕は肩幅よりも広めに立てます。胸の上部を意識し腕立て伏せを行いますが、必ず呼吸をしながらエクササイズします。膝をつく方法なので筋力がない女性のおすすめの方法で、あまり無理をしないで、1日10回ぐらい行うと効果があります。
マッサージはアンダーバストから持ち上げ、体の中心に向かって3回繰り返しましょう。
食生活の改善
垂れ乳を改善するのに食生活を見直すとバストアップすることが可能です。食事を改善することによって内側からハリのある形にすることができ、バランスの良い食事をとったりビタミンの多い食材を食べると良いでしょう。
特にビタミンAはお肌を強くする作用があり、胸にハリを与えたり弾力のある形作りに効果があります。例えば緑黄色野菜やニンジン、カボチャやホウレンソウなどがおすすめです。いろいろな食材を摂取すると良いでしょう。
睡眠時間の改善
垂れ乳は睡眠時間で改善することができます。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が非常に活発になる時があり、いわゆるゴールデンタイム(22時~26時)頃に就寝したり、6時間~8時間ぐらい睡眠することによって効率的に女性ホルモンのエストロゲンを分泌させることが可能です。十分な睡眠を行うことによって、バストにハリを戻すことができます。
美容外科で物理的なバストアップを図ること
垂れ乳を改善するのに美容外科で施術する方法があります。近年さまざまなバストアップ施術があり、以前よりもリーズナブルな料金で利用することが可能です。
ダウンタイムも短く、副作用などもほとんどないので幅広い世代の人が体験しています。施術時間も短く、それほど通院する必要もないので仕事などの合間をみて利用することができます。
まずはセルフケアで、美バストを目指そう!

垂れ乳になる原因はさまざまな種類があり、加齢はもちろん女性ホルモンが関係しています。ナイトブラを着用したりスポーツブラをつけたり、腕立て伏せや食生活を改善することによってバストの形を改善することができるでしょう。