毛穴の治療について|毛穴の悩みに合わせた適切な治療法をご紹介します

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毛穴の治療について紹介します

失敗や後悔をして悩んでいる女性 若い頃は顔の表面には軟らかく、ハリもあったにも関わらず、歳を重ねるに従い毛穴が目立つようになります。毛穴を隠すためにはファンデーションを厚く塗ったりする必要があり、目立たなくさせるのは一筋縄ではいきません。そこでこのような毛穴トラブルを解決する毛穴治療についてご紹介します。

治療が必要な毛穴の状態について

①毛穴の詰まり

毛穴が開いてしまう原因として、毛穴に詰りが生じていることが考えられます。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっていますが、一番表面の表皮では、ターンオーバーと呼ばれる新旧細胞の世代交代が30日ほどの期間をかけて行われています。その過程が不活発になると、古い角質などが毛穴に詰まってしまうことがあります。このように毛穴の入れ口に詰りをきたすことで、毛穴が目立つ様になります。

②毛穴の開き

表皮では外敵や紫外線などのダメージから守るために、水分と皮脂成分が一定割合で分泌されています。しかし乾燥した外気にさらされることや、誤った洗顔などで皮膚がダメージを被ると、保護するために過剰な皮脂が分泌されるようになります。皮脂を大量に分泌するために、毛穴の出口を大きく広がることになり、外見的には毛穴が開いた状態になります。

③毛穴の黒ずみ

毛穴が目立つ症状として、毛穴が黒ずんでいる場合があります。毛穴が黒ずむのには幾つかの原因があります。ほこりや皮脂、落としきれなかったメイク成分が毛穴に詰まっていたり、乾燥肌や保湿が不十分だと角質のキメが荒くなり毛穴が開きが影に見えるなどの原因が代表的です。 また毛穴が紫外線の刺激を受け、細胞を保護するために生成されるメラニン色素が原因で黒ずむこともあります。

④毛穴のたるみ

加齢により毛穴の角質層の奥の、真皮細胞部分を構成しているコラーゲンやエラスチンが減少することにより、肌の土台部分が劣化しその影響を受けて肌表面全体のハリが失われていきます。 この結果、顔全体にたるみが広がり、その影響で毛穴も広がっていきます。皮脂や汚れにより、ただでさえ開きやすい毛穴がさらに広がってしまい、毛穴が目だってしまいます。

⑤クレーター毛穴

毛穴部分が深くえぐれているような状態になっているクレーター毛穴の原因は、ニキビの瘢痕の場合が多く見受けられます。 炎症をきたしているニキビを指先などで内容物を搾り出して潰すと、表皮だけでなく真皮層や皮下組織にまで大きなダメージが及ぶと、肌の土台になる部分が損傷を受けるので、ニキビ跡に大きくえぐれたようなクレーター毛穴をきたすことがあります。

⑥ニキビなどの炎症を起こしている毛穴

ニキビの瘢痕だけでなく、ニキビ自体の症状により毛穴トラブルに遭遇することもあります。ニキビは毛穴に詰まった角質や皮脂を栄養にしてアクネ菌などのニキビの原因菌が増殖することが原因です。 原因菌が増殖を続けると免疫機能により、雑菌を排除させるために炎症反応が生じてきます。赤ニキビなどの炎症が生じた状態では、患部が赤みを帯びるので毛穴も赤みを帯びることがあります。

⑦乾燥毛穴

年齢を重ねると皮膚の新陳代謝が活発に行われなくなり、皮膚のターンオーバーの期間も40-50日に伸びていく傾向が見られます。 このような年齢肌では水分が少なくなり、肌が乾燥しやすくなります。肌の水分量が減少すると、キメが乱れてしまい毛穴が目立つようになります。水分が適性であれば、規則正しく皮膚細胞は並んでいますが、乾燥肌では不規則になりみずみずしさが失われ、乾燥毛穴などのトラブルにつながります。

代表的な毛穴治療法①ケミカルピーリング

ファイルを持っている女性医師 ケミカルピーリングとは、肌に酸性の薬剤を塗布して、古い角質を取り除く治療法です。ターンオーバーが乱れた表皮では古い角質が溜まってしまいます。その結果、角質層が分厚くなり毛穴開きなどのトラブルをもたらします。ケミカルピーリングに使用する薬剤には、肌のターンオーバーを活性化させて、角質層同士の結合を弱める作用があります。

メリットデメリット

ケミカルピーリングを行うと、ターンオーバーが正常化され古い角質層は除去され毛穴詰りも解消され、角質が肥厚することによる毛穴のざらつきなども解消されます。 一方で、ケミカルピーリングのデメリットとしては、一回で大きな効果を望めず、何回か繰り返す必要があることです。またピーリング剤には刺激性があるので皮膚にあわない場合もあります。

相場費用

気になる費用についてですが、保険適用外の自由診療になるのでクリニックごとに違いがあります。相場的には、1回あたり5000-1万円程度のようです。

代表的な毛穴治療法②レーザー治療

毛穴治療においてはレーザー治療も、選択肢の一つです。レーザー治療には複数の種類があり、治療機器も種類があります。比較的良く使用されるのは、CO2フラクショナルレーザーです。このレーザーは細胞内に存在する水分に反応し、細胞を蒸散させる作用をもっています。 微細な光源であたかも雨を降らすかのように照射することが出来るだけでなく、皮膚の奥までレーザーをあてることが出来るので、表皮深くの古い角質までしっかりとケアをすることが出来ます。

メリットデメリット

ターンオーバーを活性化する作用があるので、毛穴詰りだけなく毛穴開き、クレーター毛穴などにも効果的です。毛穴トラブル改善だけでなく、肌のハリ回復などの美肌効果も期待できます。 デメリットとしては、1回で治療は完了することはなく複数回の治療を行う必要があるので治療期間が長期化する傾向があります。

相場費用

もちろん治療回数の増加が高額な治療費の負担を覚悟する必要もあります。保険適用外の治療になるので、全額費用は自己負担になります。1回あたりの費用の相場は2-3万円程度です。

代表的な毛穴治療法③高周波

クリニックでの毛穴治療の一つにラジオ波を利用した高周波治療も行われています。 この毛穴治療は電気エネルギーの一種である高周波RF(ラジオ波)を肌の奥の真皮にまで届けることで、コラーゲンやエラスチンなどの膠原繊維に加熱を行います。高周波治療では代表的なものにフォトRF、マイクロニードルRFがあります。

メリットデメリット

細胞同士の引き締める作用を発揮して、縦・横・奥行きと言う3次元方向に作用する効果を持っており、施術中の痛みもなくダウンタイム症状のケアも必要ありません。皮膚の引き締め効果が高い治療なのでたるみ肌による毛穴開きなどに向いています。デメリットとしては基本的に継続する必要があるので複数回の治療を必要とする場合があることです。

相場費用

保険適用外の治療になるので全額自己負担になります。そのため費用には開きがあいますが、相場的には治療する装置により違いがありますが、1回あたり、1-5万円程度になります。

代表的な毛穴治療法④抗生物質

赤ニキビなどの炎症が原因で毛穴が赤みを帯びているなどの症状には、抗生物質を配合した薬を駆使した治療法も検討されます。主に飲み薬と塗り薬の2つのタイプがニキビの状態に応じて処方されます。それらの薬には原因菌を殺菌するための抗生物質と炎症を抑える消炎剤を配合しています。抗生物質が効果的なのは炎症を起こしたニキビによる毛穴トラブルです。そのため炎症を起こしていない白ニキビには効果を発揮しません。

メリットデメリット

抗生物質のメリットとしては一般皮膚科でも処方を受けることが出来るので保険適用対象となり、治療費も安く抑えることができる点です。デメリットとしては、毛穴トラブル自体を解決する作用を持っていない点があります。また、長期間使用すると耐性菌に感染するリスクがあるので使用期間は限定されるデメリットがあります。

相場費用

費用相場としては、初診料2000-4000円程度、1回の治療費は500-1000円ほどになります。

代表的な毛穴治療法⑤光治療

毛穴治療ではLED光治療なども実施しているクリニックもあります。 この毛穴治療はLED(発光ダイオード)を肌に照射することで表皮だけでなく、その下の真皮や皮下組織に至るまで光エネルギーを送り届ける治療法です。表皮だけでなく皮膚の土台を形作る真皮や皮下組織に至るまでケアを実践することが出来るので、肌のたるみによる毛穴開きなどに効果を発揮します。

メリットデメリット

LEDには赤・青・白色の光源があり、皮膚の状態に応じて使い分けられています。 なかでも青色LEDは殺菌作用も高く、余計な皮脂の生成を抑制する作用もあるので、ニキビの炎症などに原因のある毛穴トラブルにも効果を期待できます。最近の光治療器では冷却機能などに改善が図られているので、施術時の痛みも軽減されています。 デメリットとしては一回で治療が完了する場合もありますが、状態によっては繰り返す必要なあることです。保険適用外になるので全額自己負担になります。

相場費用

費用の相場としては1回あたり、13000-2万円程度になっています。

代表的な毛穴治療法⑥漢方薬

ニキビなどによる毛穴トラブルの毛穴治療には漢方薬が使用されることがあります。

メリットデメリット

この点植物由来の生薬などを使用する漢方薬は、長期間使用して効果を期待する治療なので耐性菌のリスクはありません。このような特徴があるのでニキビに関連する毛穴トラブルに向いている毛穴治療です。漢方薬は主に体質改善によって症状の改善を目指す治療なので、即効性に欠けるデメリットがあります。

相場費用

医師の判断によっては保険適用で治療を受けることができ、おおよそ初診料が1050円、再診料580円、月額2500円程度の費用負担になります。

毛穴治療を受ける際の注意点

①クリニック・医師選びは慎重に行う

このように毛穴治療には複数の治療法のなかから、患部の状態に応じて効果的な方法を実施する必要があります。 その際の注意点としては、やたら費用の安さを喧伝しているクリニックなどには警戒を払うべきです。逆に高額な治療を強引に勧めるクリニックも同様に注意が必要です。適正な治療をするにはそれなりの費用が必要です。 症例写真を積極的に公開しているなど、診療技術に豊富な経験や熟練した技術を持っている医師であるのかを、出来る限り確認するべきでしょう。

②カウンセリングは納得いくまで行う

毛穴治療に際しては事前にあるいは、治療後にもカウンセリングが整った病院やクリニックを選ぶことは不可欠です。 治療方針の決定や施術後のケアなど、疑問点はていねいに説明してくれるようにカウンセリング自体も充実していることが重要です。形ばかりのカウンセリングでは、納得して治療を受けることに不安が残るだけでなく、施術後のアフターケアにも適切に応じてもらえない可能性があります。患者が納得するまでカウンセリングに応じてくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

自分の肌に合った施術を選ぶことが重要

花に顔をつけている女性 毛穴開きなどの毛穴トラブルは加齢による肌トラブルのなかでも代表的なものです。セルフケアでは結果が出ないケースも多く、そうした場合は皮膚科や美容皮膚科などのクリニックで毛穴治療を受けるのは解決策になります。複数の治療法がありますが、主治医と納得行くまで話し合って治療方針を決定するように心がけてください。

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