あごニキビについて|原因や治療方法、そして予防法まで一挙公開

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あごニキビについて紹介します

顎をおさえている女性の口元 同じ場所に繰り返してできることが多く、痛みを伴うこともあることから、あごニキビに悩まされている方も少なくないでしょう。他の場所にできるものとは異なる傾向が見られることから、治すためには対策を抜本的に見直す必要があります。

あごニキビの原因

①ホルモンバランスによるもの

あごニキビの原因として、最も深く関係を持つと見られているのは過剰な疲労や生活習慣の乱れによるホルモンバランスの崩れです。 特に肉体疲労の環境では、ストレスに打ち勝つために男女問わずに男性ホルモンの分泌量が増加する傾向があります。男性ホルモンには皮脂を増やす働きがあり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖し易い環境になりがちです。

②肌の乾燥や皮脂の影響によるもの

肌の乾燥や皮脂や古い角質なども原因になります。皮膚には適度な水分や皮脂のバランスが取れていることで、バリア機能が保たれています。 しかし空冷や冬場などの乾燥した空気にさらされる条件化では、皮膚の乾燥も進み、バリア機能が脆弱になる傾向が強くなります。皮膚は皮脂を分泌することでバリア機能を維持しようとしますが、その皮脂や古い角質が毛穴に詰まると、やはりアクネ菌の増殖を招きます。

③紫外線による影響

紫外線の影響と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。しかし紫外線はアクネ菌が生成しているオイルフィリンという物質に刺激を与え、活性酸素を発生させます。 過剰な活性酸素の発生は、細胞のDNAや血管壁にダメージを与える作用を持っています。活性酸素により皮膚細胞がダメージを被り、アクネ菌が増殖し易い環境を醸成することになります。

④スキンケア不足

スキンケアの役割はメイク汚れなどを取り除くだけに止まりません。皮膚では新旧細胞の世代交代が行われ、30代では30日程度の周期で細胞が入れ替わることを繰り返しています。 これを皮膚のターンオーバーと呼びます。ここでクレンジングなどのスキンケアをおざなりにすると、古い角質が残り毛穴に詰まることが頻発します。

⑤偏った食生活

皮膚の状態と栄養バランスには深い関係性があります。油っぽいメニューやスイーツを日常的によく食べる方では、過剰な脂肪分がそのまま皮膚の皮脂成分を増加させる原因になります。 また、食事を抜くなどの無理なダイエットなどを行うと、皮膚のターンオーバーのために必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが不足するので、皮膚のバリア機能が弱まり、肌トラブルの原因になります。

あごニキビの予防方法

女性の綺麗な肌を虫眼鏡で拡大している

①十分なスキンケアを行う

あご周りは、頬やデコルテなどのように念入りなスキンケアを忘れがちな部位ともいえます。繰り返す方はスキンケアをきっちり顔全体を隈なく行うことが大切です。 スキンケアのポイントはクレンジングはもちろん保湿を忘れないことです。化粧水で水分を与えたら、すぐに保湿成分が凝縮された美容液や乳液で水分を閉じ込めましょう。保湿された皮膚ではバリア機能も回復し、肌トラブルも解消されていきます。

②規則正しい生活

あごニキビの特徴は食生活や生活習慣が大きく関与しているということです。皮膚の乾燥などの外的要因だけでなく、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。 皮脂の分泌量に関係するビタミンAやB群を含む緑黄色野菜などの食材を積極的に摂取しましょう。また睡眠不足やストレスは男性ホルモンの増加や自律神経の乱れなどにつながります。睡眠時間の確保やストレス解消も忘れないようにしましょう。

③出来る限り紫外線を浴びない

紫外線にさらされることは、肌の乾燥を招いたりダメージを与える点で悪影響をもたらします。特にダメージを受けた皮膚細胞では、肌内部の細胞を守るために角質が増加し、結果的に角質詰りの原因になります。 またアクネ菌の活性化にも関係しています。その観点からすると必要以上に紫外線に浴びないことも予防策になります。UVカットのアイテムなども活用しましょう。

あごニキビの治療方法

①外用薬

あごニキビの治療方法として一般的なものは外用薬がありますが、病院では飲み薬の処方を受ける場合もあります。軽症であれば市販の外用薬でも効果を発揮しますが、繰り返したり、赤みを帯びて炎症をきたした状態の場合には医療機関の治療を行うのが賢明です。 外用薬ではアクネ菌への殺菌作用を持つ抗生剤に角質を除去する成分を配合したものが処方されます。重症の場合には飲み薬も選択されます。有効成分として殺菌作用のある抗生剤に炎症を抑える成分を含む薬が処方されます。

②ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に酸性の薬剤を塗布して、古い角質や老廃物を除去する治療法です。余分な角質や毛穴に詰まった角質を取り除くことで、肌の新陳代謝が活性化し、肌のターンオーバーを正常化させる効果を期待できます。 使用される薬剤にはグリコール酸、クエン酸、乳酸など様々な種類があり、皮膚の状態にあわせて薬剤が選択されます。ただしケミカルピーリングは保険適用外の治療になるので、自由診療になります。

③圧出治療

皮膚科においては、面皰圧出治療が行われることがあります。これは小さなスプーン状の底に小さな穴の開いている特殊な金属製の治療器具を用いて、毛穴に詰まっている内容物を直接除去する治療法です。 あごニキビそのものを直接除去するので、自然治癒よりもすみやかに治ることが期待できます。一見すると素人の人が指で押し出すのと変わりないように思えますが、指で潰すと雑菌の侵入を許したり、周辺の組織にダメージを与え跡になりがちです。 面皰圧出治療ではこのような心配もなく、保険適用治療なので費用もリーズナブルです。

④注射治療

あごニキビの改善には高い効果を発揮する治療方法として、患部に直接行う注射療法があります。状態が著しく悪化していたり、しこり状になっている等の症状の改善も期待できます。 使用される注射薬にはステロイドホルモンやプラセンタ、ヒアルロン酸などがあります。患部の炎症の状態やあごニキビの種類によって、適した薬品が選択されます。 ただし保険適用外の治療になるので全額自己負担することになります。クレーターになったニキビ痕跡などにも効果を期待できるのも特徴です。

⑤レーザー治療

あごニキビにはレーザー治療を選択肢に用意されています。ただしレーザーの光源には多数の種類があり、どのような治療効果を追求するのかにより、レーザーの種類や治療装置も選択されることになります。 一例をあげるとCO2フラクションレーザーなどは、細胞内の水分を蒸散させる作用を持っているので、照射部位の皮膚組織は一度ダメージを受けますが、回復過程で皮膚のターンオーバーが正常化し、ニキビ自体の治癒や跡の改善に効果を発揮します。保険適用外で、1回の治療に9000-2万円前後の費用が必要です。

クリニック選び・医師選びは非常に重要!

あごニキビは、繰り返す特徴があり、しばしば炎症を伴います。そのため適切な治療を行わないと、酷い瘢痕が残ってしまうことも珍しくありません。 ところが治療には外用薬や飲み薬から、レーザー治療にいたるまで保険適用の有無にこだわらなければ、豊富な選択肢があります。そのため患部の状態に応じて、その場で適切な治療を提供することの出来る経験豊富なドクターが在籍している、皮膚科、美容外科や美容皮膚科の診察を受けることが大切です。

様々な改善方法を複合的に組み合わせることで効果が期待できる

手のひらを向けて禁止や注意を訴えているクリニックの医師 大人になっても悩まされることの多いあごニキビの原因には、ホルモンバランスや偏った食生活などが原因になっています。改善のためには生活習慣を見直し、治療実績の豊富な美容外科や美容皮膚科を選ぶことが、治療の成否を分けるといえるでしょう。

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