口の整形について|様々な施術法や注意点、相場など徹底解説

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口元の整形について紹介します

口元を手で引っ張っている女性口元の形は、その人の印象を大きく左右する顔のパーツです。その形も千差万別、わずかの違いで見た目に影響が出るだけに、コンプレックスを抱えている人も少なくありません。 そのコンプレックスを解決するのが口元の美容整形です。今回はその治療方法について詳しくご紹介します。

口元の整形:口唇縮小

くちびるに肉が分厚く付いている状態を薄くしたいという希望を叶えるため行われるのが「口唇縮小手術」です。 唇のぬれている部分と乾いている部分の境目に切開を加えます。その後、薄くしたい度合いに応じて皮膚・粘膜・筋肉などを取り除き、それに比例して唇を薄くすることが出来ます。 しかし、あまり取りすぎると筋肉や神経にダメージが残り、麻痺などの後遺症を発生させる危険性があるため、注意が必要です。さらに上唇と下唇のボリュームのバランスを考えて施術することも大切です。

・向いている人

この手術法は、余分な組織を除去して唇の形を整える施術方法です。そのため、タラコ唇のような唇の厚い方には、適している手術と言われています。 また厚みがあるわけではないが、スッキリした印象の唇を希望する方にも向いています。

・ダウンタイム

入院の必要はありませんが、術後麻酔の影響で感覚が鈍くなっているため、2~3時間は安静に過ごす必要があります。 激しい運動や刺激物の摂取などの縫合部分へ刺激になる行為は、出血やむくみなどを発生させる危険性があるため、ダウンタイム終了までは極力控えてください。 また1週間程度で抜糸を行うため、通院する必要があります。

・相場|最安値|最高値

唇を縮小する施術は、保険適用外の手術になります。そのため自由診療になり、各クリニックで料金相場の違いが生じます。 上下両方の唇の場合、平均相場は約30万円ほど、最安値は約20万円、最高値は約40万円になっています。片方のみの場合、平均相場は約20万円ほど、最安値は約15万円、最高値は約25万円ほどとされています。

口元の整形:ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を唇に注入して形を整える施術です。施術前に麻酔入りジェルなどを塗布して、特殊な注射器で施術を行います。 麻酔の効果でほぼ痛みもなく、施術時間は10分程度で終了します。術後は5~10分程アイシングを行います。 事前のカウンセリングで希望の形や厚みなどを共有することでより満足のいく結果を得ることができます。

・向いている人

上唇にヒアルロン酸を注入すると輪郭が明確になり、アヒル口を形成することができます。そのため、アヒル口を希望している方には向いている施術と言われています。 また下唇全体に注入するとふっくらとしたボリュームを待たせることができるため、女性的な魅力を向上させたい方にも向いています。

・ダウンタイム

ヒアルロン酸注入は注射のみで終了する施術のため、入院の必要はありません。 しかし、施術中に出血を伴う可能性があり、術後は圧迫止血を行う場合があります。出血が止まればそのまま帰宅することが可能です。 術後は、内出血が発生しやすいため、1週間程度は激しい運動や暑いお風呂などは控えるようにしてください。 施術部位には、小さな傷があるため、完治するまでメイクなど直接触れる行為はできるだけ控えるようにしましょう。

・相場|最安値|最高値

ヒアルロン酸注入の料金相場は、注入する薬剤の種類や注入量などできまります。1回の施術でおおよそ7万5千円、最安値は約5万円、最高値は約10万円となっています。

口元の整形:口唇拡大術

口唇拡大術は、大きく分けて2つの方法があります。一つが「粘膜筋弁法」です。粘膜筋弁法は、口の中の粘膜を外に出し、唇の赤身部分を大きくする方法です。唇自体の厚みを増やすと言うよりは、唇の巻き込み部分を外に出し、唇全体の面積を広げる方法です。口腔粘膜をV字型に切開し、Y字型に縫合します。そのため傷跡は口腔内にあり、傷跡が目立つ心配はありません。 もう一つの方法が「上口唇短縮術」です。上口唇短縮術は、白唇部分を短くすることにより、赤唇部分が厚みを増し、反り返ってみせることで効果を発揮する施術です。

・向いている人

口唇拡大術が向いている方は、鼻の下が長い方、上唇を持ちあげたい方など、上唇にコンプレックスを抱いている人にはおすすめの施術となっています。

・ダウンタイム

手術は局所麻酔で行われ、術中の痛みはほぼないと言われています。手術時間は約120分で麻酔が切れると痛みを生じるケースもあります。痛みの強さについては個人差があり、処方される鎮痛剤で対処することができます。 術後は食事、会話も問題はありませんが、なるべく施術箇所の刺激は控えるようにしてください。 激しい運動は血行を活発にするため縫合部からの再出血のリスクを高めます。そのため、抜糸までは控える必要があります。入院の必要はありませんが、3回程の通院が必要です。

・相場|最安値|最高値

口唇拡大術も自由診療の施術となります。その上、切開を伴うため、高い技術力を求められます。そのため、比較的高額な費用が必要となる施術です。相場額としては約20万円前後となっており、最安値が約16万円、最高値は約35万円となっています。

口元の整形:口角挙上

口角挙上には、注入系のプチ整形から切開を加える施術まで数多くの種類があります。 まず注入系の施術ではボトックス・ヒアルロン酸注入が代表的です。ボトックス・ヒアルロン酸注入では、まずへの字型にくちをすぼめて収縮する筋肉を確認します。その収縮する筋肉にボトックスを注射することで一過性の麻痺を生じさせます。その後、上唇にヒアルロン酸を注入して上唇の両端を引き上げます。 切開を加える施術は、上唇の両端を切開して余計な皮膚を切除します。そして唇を上にあげる筋肉を少し短くして、上にあがりやすくします。手術時間は約45分です。場合によってはボトックス注射も併用されることもあります。この手術では目に見える部位に切開を加えるため、医師の技術力が重要になります。 ボトックス・ヒアルロン酸などの注入系のプチ整形は切開を加えないため、身体的負担は少ないです。しかし効果は一時的なものになります。 切開法を伴う施術の場合、効果は永続しますが、切開を加える必要があり、身体的負担を伴うリスクがあります。

・向いている人

上唇の両端に厚みをつけることで、下がり気味の口角を引き上げる効果があります。そのため、不機嫌や疲れてみえる印象を改善し、好印象を与えることが期待できます。 また加齢による、唇周辺のたるみにも変化を与えるため、若々しい印象を得たい方にも向いています。

・ダウンタイム

切開を伴う場合、局所麻酔または静脈麻酔を行いますが、入院の必要はありません。しかし、抜糸のために通院する必要があります。 手術中は、麻酔の影響であまり痛みを感じませんが、術後は少し痛みを生じます。 ダウンタイムでは、術後強い腫れが発生し、2~3日は治まることはありませんが7~10日程で腫れは引いていきます。内出血は、1週間ほど続きます。 一週間後には抜糸が可能になりますが、それまでは激しい運動や長風呂は控えるようにしてください。

・相場|最安値|最高値

口角挙上も自費診療です。ヒアルロン酸・ボトックス法などのプチ整形の相場は、約10万円、最安値は約9万円、最高値は約15万円となります。 大掛かりな手術の場合、おおよそ40万円が相場額になります。最安値は約30万円、最高値は約50万円になります。

口元の整形:セットバック・口の骨切り術

セットバック・口の骨切り術とは、上顎と下顎の一部を切除する施術です。この手術はまず上下左右の4番目の歯を抜歯することから始まります。 抜歯でできたスペースを利用して前歯6本と歯茎の骨ごと後方に押し下げます。移動した骨はチタンプレートと、3番、5番の歯をワイヤーで固定します。前歯6本をまとめて動かすことで、盛り上がっている口元を解消することが可能です。その際にはオトガイが相対的に前に出てきます。そこでオトガイの骨きり術を併用する事で全体のバランスを整えることもできます。

・向いている人

セットバック・口の骨切り術は笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルに悩んでいる方や顎先にできる梅干しわなどを改善させたい方に向いている施術です。 総体的には口元が盛り上がっていて、アゴが小さく見える印象を変えたい場合に検討される手術です。

・ダウンタイム

セットバック・口の骨切り術は、大掛かりな施術になるため、全身麻酔を使用して行われます。場合によっては入院が必要になります。手術時間も約3時間半以上かかる場合もあります。 ダウンタイムは2週間程度です。ダウンタイムで特に注意が必要なのが食事です。かむ力は非常に強く移動した骨の固定に悪影響を与える可能性があります。顔面骨は2週間もたてば固定されますが、食べ物を噛みちぎる際に骨が動き、不自然にくっついてしまう危険性があります。そこで半年ほどは顎に負荷がかからない食生活を心がけてください。

・相場|最安値|最高値

セットバック・口の骨切り術は自由診療であり、大掛かりな手術になることから口元の施術の中でも、費用が最も高額になります。 相場としては約130万円になります。最安値は約60万円、最高値は約190万円になります。

口元の整形は医師の美的センスが重要

口元の輪郭施術は、基本的に高い技術力が求められる施術です。そのため、施術を受ける場合は、医師の経歴や資格、症例数などを参考にし、高い技術力を持っている医師の下で施術を受ける必要があります。 そしてクリニックも、明朗会計な費用やアフターケアの充実度なども含め、慎重に検討する必要があります。

医師としっかりカウンセリングした上で、自分に適した施術を見つけよう

少し不機嫌そうな女性 口元の施術には注射によるプチ整形から、局所麻酔、全身麻酔の下で行う手術まで実に多彩な方法があります。 理想の口を手に入れるためには、予算を考慮して、どの方法がベストか、主治医としっかりカウンセリングする必要があります。

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