女性脱毛症について|原因や特徴、対策法について徹底解説

女性脱毛症について説明します

薄毛というと男性がなるイメージがありますが、最近では女性でも薄毛に悩む人が増えています。 男性と比べると治りやすいといわれてはいますが適切な対処が必要なケースもありますので、まずは原因を探ることが大切です。

女性脱毛症には様々な種類がある

女性脱毛症には多くの症状があります。そこで、ここでは自分の薄毛がどの種類に当てはまるのかを確認してから適切な対処を行うことが重要です。

びまん性脱毛症

症状・原因・特徴

女性脱毛症で多いのがびまん性脱毛症です。全体的に薄くなるのが特徴であり、ゆっくりと進行していきますので気付いた時にはかなり悪化しているということも少なくありません。 全体が薄くなるという症状の他にも、抜け毛が増えたり髪の毛の艶が無くなるといった変化が起こります。 原因には加齢やストレス、食生活の乱れ、出産、ピル、過度なヘアケアなどが考えられます。更年期前後から症状が出始めて、閉経後にさらに目立ってきますので、老化による症状だから仕方が無いと諦めてしまう人も大勢います。

診療科

本気でびまん性脱毛症を改善したいと思うのなら、セルフケアに頼るのではなく医療機関を受診するべきです。軽度な症状なら一般的な皮膚科でも対処できることがあります。より専門的な治療を希望する場合には薄毛専門の病院が良いようです。

円形脱毛症

症状・原因・特徴

円形脱毛症も女性脱毛症の中で多く見られます。円形や楕円形の脱毛斑が突然生じ、頭部全体に広がることもあります。重症化すると眉毛やまつ毛、体毛にまで現われるケースもあり、コイン程度の大きさで済むとは限りません。 何の兆候もなく突然脱毛が起こって地肌部分が見えるようになり、境界がはっきりしているのが特徴です。進行中は脱毛斑の周囲の髪の毛を引っ張ると痛みも無く簡単に抜けます。原因は諸説ありますが、自己免疫疾患が深く疑われます。

診療科

円形脱毛症になっても必ずしも治療が必要というわけではありませんが、脱毛によるストレスを抱えると症状が悪化しますので、気になる場合には受診する必要があります。利用するのは皮膚科であり、脱毛外来なども専門外来も有効です。

牽引性脱毛症

症状・原因・特徴

牽引性脱毛症は長時間髪の毛が強く引っ張られる状態が続くことで起こります。女性脱毛症でこのタイプが多いのは髪の毛を結ぶ習慣を持つ人が多いためです。 強く引っ張られる部分が細くなって切れるようになり、徐々に抜け始めます。抜け落ちる部分は限定されていますし、疾患ではなく物理的なことが原因ですので深刻ではありませんが、放置すると広がってしまいます。引っ張られるとその部分が血行不良に陥ることが関係しています。

診療科

牽引性脱毛症になってしまったら、まずは髪の毛を引っ張るような習慣を見直すことが必要です。また、血行不良を改善するためにマッサージすることも有効ですが、進行し続ける場合には皮膚科や薄毛専門の病院で治療を受けることが必要です。

分娩後脱毛症

症状・原因・特徴

出産後に一時的に髪の毛が抜ける分娩後脱毛症は女性脱毛症の中でもメジャーです。 妊娠中の女性ホルモンが増加して髪の毛は長い成長期に入りますが、出産後に急激に減るために髪の毛が一気に抜け落ちるのが原因です。 出産直後から起こる抜け毛の増加が主な症状であり、全体的に減ったように感じます。ただし、産後半年から1年くらいで段々と落ち着きますので過度な心配は無用です。抜け毛によってストレスを感じることの方が深刻な問題です。

診療科

分娩後脱毛症の場合、ほとんどが自然に良くなります。ただし、気になって仕方が無いという場合にはストレスを溜め込まないように受診する必要がありますし、症状が進行している場合も適切な処置が求められます。最初に利用するのは皮膚科です。

粃糠性脱毛症

症状・原因・特徴

頭皮が乾燥して大量に発生したフケが頭皮上に覆い被さって溜まってしまう粃糠性脱毛症も女性脱毛症の一種です。 カサブタのようになり毛穴を塞いでしまったり、雑菌が繁殖して炎症が引き起こされます。ヘアサイクルにも影響を及ぼしますので、症状が長引くとしっかりとした髪の毛が生えてこなくなり、抜け毛も増えます。 シャンプーやコンディショナーなどのすすぎの不足や合わない整髪剤の利用、ストレス、食生活が原因として挙げられます。

診療科

粃糠性脱毛症になってしまったら、日常生活の中で考え得る要因を排除することが大切です。その上で皮膚症状を改善するために皮膚科を受診します。処方された薬をきちんと使えば少しずつ皮膚のコンディションが良くなります。

脂漏症脱毛症

症状・原因・特徴

脂漏症脱毛症は男性に多いイメージがありますが、女性脱毛症でも見られます。ホルモンのバランス異常などにより過剰に皮脂が分泌されてしまい、毛穴が塞がれて周辺部や毛根が炎症を起こしてしまう症状です。 その結果髪の毛が抜け落ちますので、皮脂が問題になっていることは容易に想像がつきます。ホルモンバランスの乱れは見た目には分かりませんので、対処が難しいという特徴もあるようです。女性の場合は歳を重ねると起こりやすくなります。

診療科

皮脂が悪さをしているのですから、毎日のシャンプーで皮脂を取り除くことが重要です。 生活習慣にも気を配り、自分なりにできることを実践しながら皮膚科で皮脂のコントロールをしやすくなるような薬を処方してもらいます。

クリニックで脱毛症を改善する場合のおよその費用

女性脱毛症になっても受診が必要でないケースもありますが、段々と進行していったり一向に症状の改善が見られない時には皮膚科や薄毛専門の病院を利用するべきです。 クリニックで脱毛症を改善する場合に気になるのが費用ですが、皮膚科を利用するのが薄毛外来などを利用するのかで違ってきます。 皮膚科の場合は一月あたり1万円程度となり、健康保険は適用されません。薄毛外来も健康保険は適用されず、8千円から1万5千円程度になっています。

脱毛症を感じたら専門病院を受診すること!

女性脱毛症を患う人は増えています。多くの症状は自然に改善されるとも言われていますので安心してしまいますが、中には少しずつ進行するケースもありますので、気になる場合は専門病院を早めに受診することが大切です。

原因に合わせた適切なケアを行うことが重要!

一口に女性脱毛症といっても様々な種類があります。適切なケアを行うためには原因を知る必要があり、症状が進んでしまっても専門の病院なら適切な治療を受けることができます。 気にしすぎてストレスを溜め込まないためにも受診が必要です。

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