フィナステリドについて|費用や副作用、注意することなどをご紹介します

フィナステリドについてご紹介します

男性型脱毛症であるAGAは、薬によって治療することが可能になっています。その為に利用されるのがフィナステリドという成分で、効果はが現れるとされています。今回は、この「フィナステリド」について、特徴や副作用、注意すべきポイントなどを徹底解説します。

AGA治療に使用されるフィナステリドの概要

フィナステリドはアメリカ生まれのAGA治療薬で、1997年に同国で認可されて以降シェアを伸ばし、現在では、数十の国々で使用されるまでに至りました。 2型5αリダクターゼと言う体内酵素を抑制する作用を持っており、AGAの原因となっているジヒドロテストステロンの生成を防ぐ効果があります。 日本でも臨床実験が行われていますが、その結果は1年で半数の方で増毛を確認できた人が3年間で8割に上ると言う、高い成果をあげました。その結果から、現在では定番の治療法となっています。

フェナステリドとはプロペシアの主成分のことを指す

このフィナステリドは、AGA治療薬であるプロペシアに用いられている成分となります。他にも、前立腺治療薬としても用いられますが、AGA治療薬としての製品名がプロペシアと言うわけです。 この薬品は日本でも認可されており、AGA治療を行うクリニックなどで手に入れることができます。AGA対策としては、シャンプーなど色々な方法がありますが、現在ではプロペシアを内服しながら、外用薬も組み合わせる治療が一般的です。

フィナステリドを含むプロペシアの費用について

AGAは自由診療での治療となるので、クリニック毎に費用設定が自由に行われており、多彩な価格で提供されています。 この為、安い場合もあれば高い場合もあるのですが、大体の相場を確認していきましょう。まず、プロペシアは1ヶ月分で大体、4,000円から7,500円程度で提供されるケースが多いようです。一錠あたりでは、大体200円から350円位が相場と言えるでしょう。これに加えて、初診料や再診料が加算されます。

プロペシアを服用するためには

プロペシアの処方を希望するならば、AGA治療を行っているクリニックを利用すると良いでしょう。この薬は残念ながら、ドラッグストアでは売っていませんし、個人で入手するよりも、しっかりと診察を受けてからの方が望ましいです。 薄毛の原因はAGA以外にもありますし、同じAGAでも種類があります。この為、医療機関で正しい治療を受けたほうが、回復の見込みは大きいでしょう。専門クリニックの他、病院の皮膚科などを利用可能です。

フィナステリドの服用で起こりうる副作用

(1)性欲の減退

服用時の副作用として、臨床試験では数%の方が、性欲の減退が見られたとなっています。 服用を始めてからしばらくすると現れる副作用で、性交渉への意欲が減少してしまうと言う内容です。副作用が出るのは少数派ですが、この症状はやや多く見られます。

(2)勃起機能の低下

同じ男性機能への影響として、勃起不全も副作用として確認されています。発症率は1%に満たないとされるものの、勃起力失われるケースがあります。 これでは困ると言う男性も多いかと思いますが、勃起をサポートするサプリも併せることで、機能回復が目指せるでしょう。

(3)精子減少

こちらも発症は僅かな副作用となりますが、精子量が少なくなるという報告もあります。フィナステリドは前立腺にも作用する成分ですから、この関係が疑われるようです。 お子さんを考えている場合で、この副作用が見られた場合には、一旦、違う対策に切り替えるなどを考えましょう。

(4)肝機能障害

フィナステリドは危篤な状態になると言う副作用は現在、報告されていません。ただ、重篤な症状としては、肝機能障害が起こる可能性が指摘されています。 この肝機能障害が起こるリスクは確実には判明しておらず、その発症頻度はごく僅かのようですが、留意しておきましょう。

(5)うつ

全体的に見て軽い副作用が主とされるフィナステリドですが、うつになるというリスクが懸念されているようです。 うつとの関係は今のところ明確とは言えず、添付文書にも記載はありません。AGAのストレスなどの要素もありますから、うつになったとしても、原因特定が難しい側面もあるのでしょう。

服用中に気を付けなければならないこと

(1)献血をしてはいけない

意外な注意点かもしれませんが、フィナステリドを服用している時と、使用をやめてから暫くの間は、献血をすることが禁止とされています。 これは、フィナステリドのもつ男性ホルモンや生殖機能に働きかける作用に関するものです。例えば、妊娠中の女性にフィナステリドを含む血液が輸血された場合、胎内の男児に対して、悪影響が及ぶ危険性が懸念されています。 こういったリスクもありますから、献血は禁止として抑えておきましょう。

(2)偽物を買わないように注意

AGA治療の為には、継続して使用することが好ましいため、ランニングコストを下げるために、リーズナブルに手に入れたいと考える方も多いでしょう。しかし、ここで注意なのが、安い製品の中には、偽物が含まれているリスクがあると言う点です。 海外などでは薬品の偽造が横行するケースが有り、そういった薬品が輸入された事例もあります。偽の薬品では、成分濃度の不足や、全く別のものが含まれている可能性も否定できません。

(3)効果はすぐに現れないので、気長に服用する

この成分は基本的に、体内ホルモンのバランスを変化させていくことで、徐々に髪の生え変わりサイクルを元の戻していくものです。この為、飲み始めたからと言って、発毛が促進されて短時間で毛が生えそろうと言うことは期待できません。 まずは、3年程度は続けて行けば効果が見られることが多いようなので、これを目安にじっくりと時間を掛けて、試していくことが大切です。

フィナステリドを服用できない方の特徴

(1)女性

フィナステリドは男性型脱毛症では効果が期待できますが、女性の場合には、女性型脱毛症を治療するために、この薬を使っても意味はありません。それどころか、大変リスクが高い行為にもなりえるので、使用はやめておきましょう。 特に、妊娠中であったり、授乳中である場合には、男児に重篤な影響が及ぶ可能性があり、奇形が現れるなどの危険性が心配されます。また、経皮吸収性があるので、触らないように気をつけましょう。

(2)子供

子どもが成長するためには、男性ホルモンは欠かせません。この薬を使うと、子どもの発育に必要な男性ホルモンが阻害されてしまい、健康な成長が邪魔されてしまうリスクも考えられるでしょう。この薬品は子どもに投与されることを想定しておらず、また、その必要もありません。 子どもが誤って摂取したりしないよう、気をつけて保管することが望ましいでしょう。使用は成人してからとされていますから、20歳から用いましょう。

(3)肝機能障害のある方

肝機能への影響が考えられますので、元々、肝機能に障害を持っている方は服用に際して注意が必要です。 肝臓機能が弱っていたりする場合には、身体や肝臓に良くない影響があるかも知れません。この為、肝機能障害を持っている場合には、個人入手での使用はさけましょう。病院やクリニックでも、投与は慎重性を要する薬となっています。

(3)肝機能障害のある方

肝機能への影響が考えられますので、元々、肝機能に障害を持っている方は服用に際して注意が必要です。 この成分は肝臓で処理されますから、肝臓に負担がかかります。なので、肝臓機能が弱っていたりする場合には、身体や肝臓に良くない影響があるかも知れません。 この為、肝機能障害を持っている場合には、個人入手での使用はさけましょう。病院やクリニックでも、投与は慎重性を要するとなっています。

(4)これから子供を作ろうと考えている方

これからお子さんを予定している場合には、この成分を服用するのは、避けたほうが良いかも知れません。この成分が精液を通して子どもに移っていく量は極めて微小で、危険性は低いとされていますが、精子量の減少など、心配な点があります。 また、万が一、プロペシア錠が破損した場合に女性が触ったり、吸入してしまった場合には、胎児への影響が心配です。この為、子作りを終えてから治療を始めるのも選択肢です。

用法・用量を守って、継続的に飲むことが重要

フィナステリドはAGA治療に確実な効果があると実証された成分で、幅広く利用され、副作用も比較的少ないのが特徴です。ただ、利用に際しては注意点もあるので、それらについてもしっかりと理解し、上手に付き合ってくことが大切です。

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