びまん性脱毛症の原因と対処法について|解消しやすい理由も紹介!

女性でお悩みの方が多い「びまん性脱毛症」

女性の方で「髪全体のボリュームが減ってきた」や「髪のコシがなくなりヘアスタイルが決まらない」、「最近地肌が目立つ」などの悩みを抱える方も多いです。これらに心当たりのある場合、脱毛症の兆候かもしれません。そこで今回は女性に多い脱毛症であるびまん性脱毛症について紹介します。

びまん性脱毛症とは

びまん性脱毛症の症状としては、部分的に脱毛が集中することはなく、髪全体のボリュームが減少するのが特徴です。女性は加齢や閉経に伴い女性ホルモンの分泌量は大きく減少していき、ホルモンバランスが乱れていきます。 女性ホルモンの量が不足するため、毛根への男性ホルモンの影響が強まり、ヘアサイクルが乱れたり、髪全体のボリュームの低下や抜け毛の増加などの症状が現れます。更年期前後に症状が出始め、閉経後は症状が強くなる傾向があります。

実はびまん性脱毛症とFAGAは同じ病気

実は、びまん性脱毛症もFAGAも、男性ホルモンの影響による脱毛症なので同じ病気です。クリニックや医師によって呼び方が違うだけなので同じ症状のことを言うという認識で問題ありません。

びまん性脱毛症が起こる原因

加齢

加齢に伴い女性ホルモンの分泌量が低下し、閉経前後には急激にホルモンバランスが乱れます。また加齢に伴い頭皮の保湿に必要な皮脂やコラーゲンも減少するため、頭皮が乾燥し脱毛しやすい環境へと変化が見られます。このことから加齢は大きな原因の一つと考えられます。

ストレス

ストレスがたまると防御反応として、男性ホルモンの分泌量が増加します。またストレスがたまると自律神経の交感神経が活性化され血管の収縮による、血流が不足します。その結果、頭皮への水分や栄養が十分行き届けることができなくなり頭皮環境の悪化による脱毛につながります。

食生活の乱れ

過度なダイエットや偏食などの食生活の乱れも大きな問題です。これらを原因に栄養状態が悪化すると毛髪成長に必要な栄養素も不足することで脱毛を引き起こします。またファストフードなどの動物性脂肪の多い食べ物は皮脂の過剰な分泌による毛穴詰まりと脱毛を招きます。

睡眠不足

睡眠不足も抜け毛の増加の原因になります。十分な睡眠時間を確保することは就寝中の栄養吸収を維持する上で重要なだけでなく、睡眠不足は自律神経の働きを乱します。その結果、交感神経が活性化し血管が収縮し、頭皮への血流不足を招き脱毛を引き起こします。

過度なヘアケア

頭皮環境を清潔に保つために、洗浄力の強いシャンプーを日常的に使用していると頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまい、乾燥などの皮膚トラブルが頻発します。またすすぎが不十分で残ったシャンプー成分は、毛穴詰まりなどのトラブルの原因になります。

ピル

避妊のためにピルを服用している場合も注意が必要です。服用中は女性ホルモンが増加するため抜け毛が問題になることはありませんが、服用を中止すると女性ホルモンの濃度が低下するので一時的に脱毛が増えることになります。

髪のカラー・パーマ

髪のカラーリングやパーマをあてる行為も脱毛の原因になります。カラーリングやパーマの際には各種の化学薬品に髪の毛だけでなく、頭皮までもさらされることになります。これらの化学薬品が刺激になって毛根がダメージを被り、脱毛をもたらすことがあります。

頭皮の乾燥や蒸れ

頭皮は顔の皮膚の延長線上にあります。肌環境にとって保湿が重要であるように、適度なうるおいは健康な頭皮環境維持のために不可欠です。紫外線やエアコン使用による乾燥した空気などは頭皮の乾燥や過剰な皮脂の分泌を招き、毛穴詰まりによる脱毛の原因になります。

びまん性脱毛症は原因を抑えれば改善しやすい

びまん性脱毛症は女性ホルモンの減少が大きな要因になっているのは確かですが、悪化要因を除去することで改善させることは難しくありません。早期に対策を講じれば十分改善も見込めます。 自分の生活習慣を省みて問題、原因をしっかり見極めて対策を講じることが必要です。ストレスや食生活の乱れ、過度のヘアケアなどは頭皮への大きな負担になります。睡眠時間や運動なども含めて生活の見直しを行いましょう。

びまん性脱毛症になったらクリニックに相談しましょう!

びまん性脱毛症の改善にはセルフケアとして生活習慣の見直しなどを講じることは可能です。育毛剤や育毛シャンプーも市販されています。 しかし、原因や効果的なケアが良く分からない場合には、病院で診察を受けて治療を開始するのも賢明な方法です。処方箋が必要なパントスチンなどのFAGA専用治療薬の処方を受けることも出来るので、より効果的な治療を期待することができるからです。 女性のびまん性脱毛症も治療している専門クリニックなら、幹細胞再生治療などの選択肢も用意されている場合もあります。

びまん性脱毛症には適切なケアや対策を行いましょう!

女性のびまん性脱毛症は更年期や閉経などの女性ホルモンの減少が主要な原因です。その他にも食生活やストレス、過度なヘアケアなどの要因も関係しています。なので問題になりそうな生活習慣は見直して対策を講じることが必要です。適切なケアが難しいなら、医師に診察してもらって治療を開始するのがおすすめです。

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