プロペシアの副作用について|気を付けるべき症状や対処法もご紹介します

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プロペシアの副作用についてご紹介します

疑問がたくさんあって気になっている男性 プロペシアはAGA治療の特効薬と言われていますが、医薬品には何かしらの副作用があります。 副作用には軽度なものから重度なものまで様々で、肝機能障害、性機能障害、アレルギー反応、うつ病などを発症するケースもあるので、処方を受ける時の血液検査はとても重要です。 今回は、そんなプロペシアの副作用についてご紹介します。

そもそも「プロペシア」とは?

プロペシアの主成分はフィナステリドと呼ぶ5α-還元酵素阻害薬です。5α-還元酵素阻害薬は前立腺肥大症治療に使用される医薬品で、前立腺肥大症の場合は1回にフィナステリドを5mg服用します。 AGA治療の場合は1回の服用がフィナステリド1mgになるので、5倍の量を服用して前立腺肥大症の治療に役立てる事が出来るわけです。 尚、フィナステリドは5α-還元酵素を阻害する作用があるので、テストステロンと結び付いて強制的に脱毛を促進させるDHTへの返還を抑制させる効果を期待出来ます。DHTを抑制させる事で毛周期が正しくなり、発毛への期待に繋がります。

プロペシアが効果的な人の条件

フィナステリドはAGAの薄毛に対する作用を持つ医薬品で、その他の薄毛に対する作用は期待出来ません。 その理由は、AGAの脱毛症が現れる原因が還元酵素とテストステロンが結び付く、そして還元酵素を阻害する性質を持つのがフィナステリドを含んでいるプロペシアだからです。 男性ホルモンや5α-還元酵素との関係がない薄毛の症状を持っている人が服用しても、薄毛の根本的な原因が事なる事からも、薄毛の症状を治療する事が出来ません。 それ故に、効果を期待出来る人は遺伝子検査を受けてAGAの診断を受けた男性のみで、女性のFAGAにも効果を期待する事は出来ません。

プロペシアの副作用

YESとNOで迷っている男性

(1)肝機能障害

プロペシアの副作用の一つに肝機能障害があります。プロペシアは一般的な内服薬と比較した時、肝機能に強い負担を与えると言われています。元々、肝機能に異常を持つ人などは服用する事が出来ません。 肝機能は悪化しても自覚症状がないため、自己判断でプロペシアを服用し続けていると重度の肝機能障害になる恐れもありますので注意が必要です。

(2)前立腺がんが発見できない可能性もある

プロペシアは男性ホルモンを抑制する働きを持つため、血液検査を受けると男性ホルモンの数値は低くなります。さらに、前立腺がんのマーカーの数値を下げてしまうため、前立腺がんの発症が生じている事を見逃してしまう恐れもあります。 マーカーとはガン細胞の有無を判断する基準であり、PSAと呼ぶ数値で前立腺がんの判断材料にしています。 PSAは数値が高くなればなるほど前立腺肥大症や前立腺がんの可能性が高くなりますが、プロペシアを服用している場合、副作用によりPSAの値が半分程度になるなどの理由から、発見が遅れてしまう可能性もあります。

(3)乳房痛・乳房肥大(女性化乳房)

プロペシアは男性のAGA治療に利用する医薬品ですが、副作用として乳房痛・乳房肥大などのような女性に起きる作用が男性に現れる事があります。 プロペシアは男性ホルモンを抑える事からも、長く服用し続けていると体つきが女性に近づくような症状が現れるケースもあり、乳房が大きくなる、乳首が張る、押したりすると痛みを感じるなどの症状が起きる事があります。 ちなみに、プロペシアとの作用の因果関係は明らかになっていませんが、長期間服用していた男性が乳がんを発症したケースもあると言われています。

(4)性機能障害

プロペシアの副作用の一つに性機能障害があります。これは勃起不全もしくは勃起障害と呼ぶもので、一般的にはEDと呼ばれている症状です。 EDの症状は性行為を困難なものにしてしまう作用があります。症状には幾つかのパターンがありますが、女性器内での射精が出来ないなどからも、子供を作りたいカップルなどは深刻な問題に発展してしまいます。 ちなみに、EDの症状を抑えるED治療薬を服用する事で症状を抑える事も出来るので、クリニックに相談することをお勧めします。

(5)精液・精子の異常

男性機能が低下する、EDの症状が起きるなどの副作用が確認されていますが、EDの症状だけではなく、精液や精子の異常などの副作用が起きる事もあります。 精液の量が極端に少なくなる異常、精液は一定量の射精があるものの、精液に含まれる精子の量が激減してしまう、もしくは卵子と結び付く元気な精子がゼロになるなどの異常が認められるケースもあります。 EDの症状とは異なり、射精は出来ても子供を作る事が困難になってしまう副作用が現れるケースがあります。

(6)アレルギー反応

プロペシアを服用した人の中には過敏症の副作用が現れるケースがあります。過敏症は薬に対するアレルギー反応が副作用として生じるものです。 プロペシアはフィナステリドが主成分の医薬品ですが、様々な添加物が含まれているため、医薬品に含まれている成分が身体に合わない時などアレルギー反応そして現れるケースがあります。 身体が痒くなる、蕁麻疹、喉のむくみなどもあります。 尚、喉のむくみが悪化すると、呼吸がしにくくなる、重度のアレルギー症状の場合は呼吸困難になるケースもあります。

(7)うつ病

うつ病はやる気が起きなくなる、だるさを感じるようになる、様々な不安に襲われるなどの症状があります。 症状が酷い場合には自殺などに繋がるケースがあるため、何らかの自覚症状が起きた時には、早めにかかりつけ医への相談を行うなどが大切です。 ちなみに、フィナステリドは、5α-還元酵素を妨害する、悪玉男性ホルモン量を減らす、抜け毛を減らす作用を持ちますが、男性ホルモンの量が減る事でホルモンバランスが崩れやすくなります。これにより、筋肉やタンパク質を作る働きが鈍くなり、だるさ、やる気を失うなどに繋がります。 さらに、フィナステリドはうつ病を抑制してくれる物質を抑制する働きがあると言われています。

ポストフィナステリド症候群と呼ばれる副作用もある

うつ病と診断された場合、プロペシアの服用を止めても後遺症が生じる事があります。この後遺症の事をポストフィナステリド症候群と呼びます。 ちなみに、アメリカの大学で行われた実験の中で、フィナステリドの服用を止めてから3か月が経過しても、男性機能の低下が続く約60人と、フィナステリドの服用がない、精神的な疾患もない健全な人10人に対し、うつ病になる可能性を診断するためのテストを行った所、男性機能の低下が続く60人の内、約75%がうつ病になる可能性がある事が分かったと言われています。

女性は服用・所持しては×

プロペシアは男性型脱毛症、男性の薄毛でもあるAGAの特効薬です。女性にもFAGAと呼ぶ女性特有の薄毛がありますが、プロペシアは男性のみに作用する医薬品で、女性が服用しても効果がありません。 さらに、妊娠している女性の中で、胎児が男児などの場合は、胎児の男性機能を低下させてしまうなどのリスクがあると言われています。 服用しなければ問題がないわけではなく、旦那さんに頼まれた時など、錠剤に触れるだけでもリスクが高くなることからも要注意です。 ちなみに、医薬品には胎児危険度分類と呼ぶ指標が定められており、X、A、B、C、Dの5にカテゴリー分けが行われています。Xが最も危険になるのですが、プロペシアは最も危険とされるXに分類されています。

ジェネリック(後発医薬品)も副作用の危険性は変わらない

ジェネリック医薬品は後発医薬品と呼ばれているもので、特許が切れた医薬品を別の制約会社が同じ有効成分を利用して製造販売を行っている医薬品です。 先に開発される医薬品を先発医薬品と呼びますが、先発医薬品は開発コストが膨大なものになるのに対し、ジェネリック医薬品は先発医薬品ほどのコストが掛からないなどからも、値段が安くなっています。 尚、有効成分は同じ医薬品が利用されているので、同じような作用が生じるなどの特徴を持ちます。

副作用が怖い場合の代替案

(1)植毛

AGAの治療法はプロペシアなどの医薬品を利用する方法以外にも植毛による治療法もあります。植毛は、後頭部に生えている自分の髪の毛を薄くなった部分に移植する方法です。 自分の毛母細胞組織などを採取して、移植するため副作用が起きないなどのメリットがあります。植毛はすべての病院で行われている方法ではありませんし、治療に掛かる費用は保険が利かないため全額負担になります。 また、自由診療になるので病院に応じて金額が異なるため、実績を持つ病院の中から費用が安い所を選ぶのがお勧めです。

(2)ハーグ療法

ハーグ療法は男性だけでなく、女性でも安心して治療を受ける事が出来る手法です。さらに、AGAの薄毛だけではなく、様々な薄毛にも発毛および育毛の効果を期待出来るなどからも注目を集めています。 ハーグ療法は、成長因子や各種ビタミン類を配合したハーグカクテルを直接頭皮に注入する方法で、数回の注入を行う事で発毛率を高める事が出来ると言われています。 尚、ハーグ療法は薄毛を根本的に解決出来る、唯一の再生医療と言われており、ハーグカクテルには人間のあらゆる細胞の元になる、幹細胞から抽出した150種類以上の成長因子が発毛や育毛に効果を現してくれます。

プロペシアは慎重な服用を心がけること

人差し指を立ててポイントや注意点を示している女性 プロペシアには色々な副作用が生じるリスクがありますが、処方を受ける時の血液検査を受ける事で医薬品が自分に合うものであるのか否かを把握出来るため、必ず病院での検査や、その結果に基づいた処方、服用をお勧めします。

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