肌のターンオーバーの仕組みや改善方法|乱れの原因についても解説!

このエントリーをはてなブックマークに追加
0

ターンオーバーって何?

首を傾げている女性 ターンオーバーというのは、肌の新陳代謝のことを言います。つまり、肌の再生機能のことで、基底層という場所で生まれた細胞が最後には垢となってはがれ落ちるサイクルのことを言っています。サイクルの速度は体の部位によって異なります。 今回はターンオーバーについて詳しく紹介していきます。ターンオーバーが乱れてしまう原因やその対処法についても紹介するので参考にしてみてください。

ターンオーバーとは

皮膚の表皮部分は一番奥の方から基底層、有棘層、顆粒層、角質層と言います。基底層で生まれた皮膚細胞は形を変えてどんどん上の層へと押し上げられていき、最後は死んだ状態になって垢として表面から剥がれ落ちていくことになります。 そして、この一連の周期のことを「ターンオーバー」と呼び、この周期が正常に来ている限り肌は健康な状態であると判断できます。

ターンオーバーとシミは大きく関係している!

肌にできてしまったシミやくすみがなかなか消えないという悩みを抱いている人がいますが、この多くの原因は、ターンオーバーの周期が乱れてしまっているのが原因とされています。正しい周期で来ている限りは、シミやくすみとは無縁でいられるようになります。 ターンオーバーの周期は体の部位によって違っていて、その部位のサイクルの周期を知るのは大切なことと言えます。ちなみに、手や足の末端部分は、血行の関係から比較的サイクル速度の遅い部分とされています。

肌の表皮の各層の役割

鏡をみて顔の肌にできたニキビやシミなどのできものを気にしている女性

角質層

皮膚の表皮の一番表の部分を角質層と呼んでいますが、その厚さは0.02ミリほどしかありません。いわばサランラップのようなもので、その主な役割も、水分を肌の外へ出さないようにすることとなっています。 なので、肌にバリアを張ることで、保湿という大切な働きをしています。この角質層が剥がれ落ちなくなると、角質ケアというものが必要になってきます。

顆粒層

皮膚の表皮の一番表にある角質層のすぐ下には、顆粒層という組織があります。顆粒層は平らな細胞が重なった形になっていて、角質層と同じように肌に対するバリア機能を発揮しています。 ただし、顆粒層には紫外線を防ぐ機能があるという点で角質層と異なっています。これは、顆粒層にあるガラス状の細胞が紫外線を屈折させるためということです。

有棘層

顆粒層の下にある有棘層は、表皮の層の中でも一番ぶ厚い層で、表面が棘のようになっていて棘同士で細胞がしっかりくっついています。細胞内にはリンパ液が流れているため、さまざまな機能を担っています。 例えば、皮膚へ栄養を与えたり老廃物を回収したりする働きがあります。そのほか、免疫機能も担っていて、紫外線を防御する働きも請け負っています。

基底層

表皮の層で一番奥にあるのが基底層で、その下には真皮と呼ばれるものがあります。基底層の一番の役割は、新しい皮膚細胞を作り出すことです。ここで作られた細胞が、それぞれ行く先で顆粒細胞、有棘細胞、角質細胞へとなっていきます。 基底層の細胞の間にはメラニンを作り出す細胞があり、紫外線などの刺激から守る準備をしています。

年齢によって変わっていくターンオーバーの周期

両手で顔をおさえている女性 年齢を重ねていくと、一般に肌の表皮のターンオーバーの周期が乱れてきます。それは、年齢と共にコラーゲンなど皮膚に潤いを与える成分が失われるだけとなるためです。皮膚における老化が進んでしまうためなのです。 これは本来仕方のないことですが、肌のケアをすることでターンオーバーを正常に戻すことができ、肌の老化をストップさせることができます。

肌トラブルはターンオーバーの乱れが原因

肌荒れやシミなどの肌のトラブルは、再生のサイクルが乱れることで起きます。そのターンオーバーは年齢によって変わっていくものなので、年齢とともに肌のトラブルは起きがちなのです。 しかし、年齢だけが原因でもないため、ほかの原因も突きとめて、適切な対処をする必要があります。ターンオーバーの乱れの原因には、ほかに洗顔のし過ぎや肌のケアを間違った方法で行っている、紫外線の浴びすぎ、ホルモンバランスの崩れ、睡眠不足やストレスなど、じつにたくさんのものがあります。 自分においての原因は何であるかを調べて、皮膚科などで診断してもらい、正常なターンオーバーがされるよう長期的な対策を立ててみましょう。

ターンオーバーの乱れが起きてしまう原因と改善方法

少し笑顔の女性

洗いすぎ

ターンオーバーの周期は、早すぎても遅すぎても肌トラブルの原因になってしまい、良くないこととされています。ターンオーバーが乱れる原因には、洗いすぎというのがあることが指摘されています。洗いすぎると、角質化する前に細胞が表面に出てしまうので、クリームなどで保湿し、肌をなめらかにする必要があります。

肌質に合わないスキンケア用品

人それぞれに肌の特質が異なっています。そのため、肌のケアを行う際は自分の肌に合うケアをしなければ、肌のトラブルを招き兼ねません。周期が乱れる原因の一つとして、肌のケアが合っていないためというのが指摘されています。 正常化させるには、まずそのケアを止めて、美容クリニックで早めの手当てを行うようにし、どのようなケアが自分の肌に合うのか、相談してみましょう。

ピーリング

肌のケアとして定期的に適度のピーリングを行うのは効果的ですが、やり過ぎは禁物です。部屋の中で一人でケアをすると、ついついやり過ぎになってしまうので注意が必要です。 化粧ののりが悪かったり気になるシミがあってターンオーバーが遅くなっているのを感じて行うのか自問し、必要がないようなら無理に行わず、しばらく止めるべきでしょう。

紫外線

紫外線が肌に悪いというのは、多くの人が知っています。紫外線により肌がダメージを受けると、肌細胞はターンオーバーを早めて回復しようとするのです。再生のサイクルが早められると、表面の角質が厚くなり、それが原因でシミなどが起きてしまうことがあります。 シミ防止のためにも、適度なピーリングを行って角質を取り除く必要がでてきます。

ホルモンバランスの乱れ

周期の乱れはホルモンバランスが崩れることが原因ということも言われますが、これは女性についての話です。女性ホルモンの影響で、排卵が行われる前に肌荒れが起きやすいことを指しています。この女性ホルモンについては、肌と関わりの深いものであるため、シミなどの原因にならないようにしなければなりません。 ターンオーバーを促進させるため、必要があればサプリなども求めていく必要もあるでしょう。

睡眠不足

睡眠は、さまざまな細胞の再生について必要なものです。というのは、睡眠は成長ホルモンを分泌させる働きがあるためです。肌の再生についても同じで、再生自体が睡眠中に行われるものでもあり、睡眠不足はターンオーバーを阻害するものです。 改善方法としては、単純に十分な睡眠をとることとなります。もし、夜に眠れないということがあれば、昼間に仮眠をとるなどで対処するようにしましょう。

肌の栄養不足

肌のケアについては、栄養面からも行うべきです。肌の再生には栄養が必要であり、栄養が不足すると、肌細胞は十分に育つことなくターンオーバーすることになって、肌の本来の役割を果たすことができなくなってしまいます。具体的には、肌のバリア機能が働かなくなるので、古い角質がそのまま残ってしまいます。 そこで、肌の栄養としてビタミン類を補給し、ターンオーバーを促進するようにします。

ストレス

ストレスそのものは精神的なものですが、自律神経と通じているため、さまざまな病気の原因になります。肌荒れもその一つで、ストレスで自律神経の働きが弱まると、血行が悪くなって新陳代謝も悪くなります。 その結果、睡眠不足になったりホルモンバランスが崩れたりして、ターンオーバーが阻害されるのです。ストレスの原因を取り除くのが一番ですが、睡眠を十分にしたりしたりして改善していくようにします。

加齢

年齢を重ねると、角質が溜まりやすくなる傾向があります。角質の溜まりはターンオーバーを遅くしてしまい、肌の状態をどんどん悪くしてしまいます。乾いたカサつく肌にしてしまうのです。 そのようなときに効果的なのがピーリングです。ピーリングによって角質を取り除き、周期を正常化してやることで、肌も若返らせることができます。

肌のケアをしっかりしてターンオーバーを正常に保ちましょう!

髪をかきあげて爽やかな女性 肌の表皮のターンオーバーが正常に行われないと、肌にはトラブルが起きてしまいます。シミやくすみも、このターンオーバーが正常に行われず、角質が剥がれずに残ってしまうせいです。この改善方法は、正しい洗顔法で肌の表面の汚れを取り除くことが基本となります。

関連記事