ルミガンの使用で起こりうる副作用とは|原因と予防策
ルミガンはメリットだけでなく副作用が起こる可能性も理解しよう
”まつげ育毛剤” ”
まつげ美容液”として販売されている「ルミガン」。
まつげのを長く・太く・濃くするなどの効果が期待できるものですが、医薬品であるため、副作用が起こりうる可能性も0ではありません。
今回はルミガンの使用で起こりうる副作用の例についてご紹介します。
ルミガンとは?

ルミガンは、
まつげを長くする・太くする・濃くするなどの効果が期待できるまつげ育毛剤(まつげ美容液)です。
ルミガンの有効成分にはビマトプロストが含まれていますが、もともと緑内障の治療で使われていた点眼薬に入っていた成分で、まつげが伸びたなどという副作用の報告があったため、現在まつげ育毛剤としても利用されています。
その有効成分を含んだルミガンは、処方箋が必要な医薬品のため、まつげ育毛での購入を希望する場合には、美容皮膚科などでカウンセリングを受け、処方してもらう必要があります。
美容外科では約1万円前後で購入できるようです。
ルミガンにはジェネリックもあり、個人輸入では約5千円前後で購入ができそうです。
しかし、副作用などのリスクがあるため、美容皮膚科などで処方してもらい、使用した方が安心できるでしょう。
ルミガンの使用で起こりうる副作用

①充血
ルミガンに含まれている成分には、血管を太くし、血液の流れを良くするという血管拡張作用があるといわれています。
これにより
白目の表面の血管が太くなり充血するという副作用が起こってしまうようです。
②色素沈着
ルミガンの主成分であるビマトプロストは、メラニン細胞を活性化させる働きがあることから、色素沈着を引き起こしてしまう可能性があります。
まぶたに触れるとメラニンを発生させて黒ずみができてしまうことも。また、黒目の色が濃くなる虹彩への色素沈着も報告されています。
③目のかゆみ
目の中に入ると痒みを感じることがあり、これはアレルギーであることが考えられます。使い始めて1週間以上経過しているのにも関わらず、かゆみを感じる場合には使用を中止するのが望ましいです。
④上瞼が垂れ下がる
上瞼の皮膚が薄くなり、垂れ下がってくる症状も報告されています。くぼんだ眼の副作用が出る人は2.2パーセントといわれています。
ルミガンで副作用を起こさないためにできること

・雑菌を繁殖させないために、汚れ・メイクを落とす
・1度使ったブラシは捨てる
・片目ずつブラシを新しいものに変える
・色素沈着を防ぐためには15分以上放置し、乾かす
・まつ毛の付け根以外にワセリンを塗り、色素沈着を予防する
・ルミガンを使用する前にコンタクトレンズを外し15分以上間を開ける
・規定量を守る
・上まつげの付け根以外には塗布しない
正しい使い方を守ろう

ルミガンをはじめ、まつげ育毛剤には様々な種類がありますが、どの育毛剤も副作用が起こる可能性は0とはいえません。
使用する前には副作用が起こりうるというリスクを理解し、正しい使い方でまつげの育毛を行なってくださいね。