眼瞼下垂の予防法について解説|大切な目を守るために

このエントリーをはてなブックマークに追加
0

眼瞼下垂の予防法について紹介します

目頭に蒙古ひだがない二重の大きな目 まぶたがさがる眼瞼下垂は先天的な要因により生じるだけではありません。日常的な生活習慣が原因となって生じていくることも多々あります。つまり、後天的な要因については対策を講じることで予防することが可能です。

眼瞼下垂の症状と起こる原因について解説 

それでは眼瞼下垂のメカニズムはどうなのでしょうか。まぶたには眼瞼挙筋と言う筋肉が付いており、これがまぶたの開閉を司ります。 眼瞼挙筋は挙筋腱膜という組織がまぶたとのつながりを保ち、スムーズなまぶたの開閉を可能にしています。眼瞼下垂では、挙筋腱膜が慢性的な刺激を受けることにより伸びてしまったり、薄くなってしまっています。 そのため目を開きにくい、目つきが悪く見えるなどの症状を伴います。またまぶた以外首や肩の筋肉で補おうとするので、それらの筋肉が緊張状態になり頭痛や肩こりが出ることも珍しくありません。

眼瞼下垂には、先天的な要因と後天的な要因がある 

眼瞼下垂の先天的な要因としては、眼瞼挙筋の発達が不十分などが要因として考えられます。先天的なものは防ぎようがありませんが、後天的な要因は生活習慣に問題が隠れていることが多いといえます。そのため問題のある生活習慣を改めることで予防策を講じることが可能です。

後天的要因(1)ハードコンタクトの長年の使用  

どちらを選ぶか悩んでいる白い服を着た女性 眼瞼下垂の後天的要因として、最も多いのはハードコンタクトの長期的な継続使用があげられます。ハードコンタクトを装着することで、瞬きのたびにまぶたの裏面で摩擦が生じていることになります。 しかも一度使用を開始すると、利便性が高く長時間使用することが当たり前の生活になります。自覚症状は無くても、ハードコンタクトはまぶたに強いストレスを与えていることは留意しておきましょう。

対策(1)コンタクトの装着時間をできるだけ短くする  

ハードコンタクトによるまぶたへのストレスを軽減するためには、装着時間を出来るだけ短くする工夫を行うことが大切です。例えば帰宅後の在宅時や休日にはハードコンタクトの使用を控えて、眼鏡にするなどして装着時間を短くするのは予防策になるでしょう。

後天的要因(2)コンタクトの取り外しの際、瞼を強く引っ張る  

髪で顔を少し隠している女性 コンタクトレンズを使用している方であれば、レンズを外すのは毎日のありきたりの動作ですが、ここにも眼瞼下垂の発症のリスクが隠れています。 コンタクトを外す際に、うわまぶたを引っ張る動作を行います。この動作によりまぶたに強い力が加わり、挙筋腱膜が伸びてしまったり薄くなってしまう原因になります。 日常的な動作のために、知らぬうちに強い負荷を与えていることも良くあります。

対策(2)コンタクト取り外し専用のスポイトなどを使用する  

このようなコンタクトの脱着時に加わるまぶたへの強い負荷を防止するには、意識的に力を入れないように注意しましょう。 より確実で効果的な方法としては、コンタクト取り外し専用のスポイトを利用するのは安全で簡単な予防法と考えられます。

後天的要因(3)アトピーや花粉症で目を強くこする  

目元 まぶたへの強い負荷になりうる要因としては、アトピー性皮膚炎や花粉症による目のかゆみを指摘することが出来ます。 特にアトピー性皮膚炎や花粉症によるかゆみは強く、しばしば継続します。かゆさのためにまぶたを掻くと、挙筋腱膜への強い刺激になります。症状が慢性化すると、それだけ一層刺激は蓄積し、眼瞼下垂のリスクも高まります

対策(3)薬の服用などで、アトピー花粉症の症状をなるべく抑える  

アトピー性皮膚炎や花粉症によるかゆみについては、薬を服用することで抑えることが出来ます。花粉症の季節に目にかゆみを覚える経験のある方は、季節的に時期が迫ってくる頃には、予防的に抗アレルギー薬の服用を開始するなどの対策をとるように心がけましょう。

後天的要因(4)目に負担をかける

公園のベンチで座っているスタイルのいい女性 長時間PCの画面を眺めながらの作業や、スマートフォンを眺めるというのも目の負担につながります。特にこれらの機器の画面を長時間見続けていると、瞬きの回数が減少し眼球表面の水分が蒸発し易い状態へと変化し、ドライアイになりやすくなります。 ドライアイになると、まぶたの円滑な動きが妨げられて、挙筋腱膜にも悪影響を与えます。

対策(4)なるべくPCやスマートフォンなどをながめる時間を減らし、目の負担を軽減する

PC画面やスマートフォンによるドライアイや眼性疲労の問題を解消するには、やはり眺める時間を減らすことが解決策になります。 どうしても作業を進めざるを得ないのであれば、一定期間ごとに休憩を設けて、目に安静な時間を確保するべきでしょう。

予防法(5)目を酷使したらマッサージなどのケアを行う

顔のパックでスキンケアしている笑顔の女性 眼瞼下垂には目を酷使するなども悪影響を与えます。特に長時間のPC作業などでは眼瞼挙筋などのまぶたの筋肉を酷使し、緊張状態に置かれているため挙筋腱膜にも負担を与えています。 目を酷使したら、目の周りを優しくマッサージするなどのケアを行いましょう。

予防法(6)目をぐるぐると回すなど、目やその周辺のトレーニングを行う 

眼瞼下垂を予防するには目の疲れを取ることがもちろん大切ですが、眼瞼挙筋などの筋肉を強めることも考えるべきでしょう。遠くの風景を眺めたり、目をぐるぐる回したり目やまぶた、その周辺の筋力が衰えないようにトレーニングを行うことも積極的に取り入れるようにしましょう。

まとめ 

女性の綺麗な肌を虫眼鏡で拡大している 眼瞼下垂は先天的な要因もありますが、後天的な要因については問題のある生活習慣を改善することで予防することは可能です。 適宜状況に応じたケアを欠かさないことによって、眼瞼下垂の予防を心がけるようにしましょう。

関連記事