ケロイドに有効なレーザーについて|具体的な方法や費用などをご紹介します

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ケロイドのレーザー治療について紹介します

クリニックでレーザーや切開などの美容整形施術を行なっている医師 ケロイドはコラーゲン(膠原繊維)が異常増殖した状態です。傷跡に出来ることが多いですが、時間経過に伴い症状が回復に向かうことは無く、徐々に拡大を続けていきます。そんなケロイドに有効なのが、レーザー治療です。そこで今回は、ケロイドに効果的なレーザー治療についてご紹介します。

ケロイドの症状・特徴とは?

ところでケロイドはどのようなメカニズムで生じるのでしょうか。創傷などを負うと、皮膚は欠損組織を回復させようとして血管や膠原繊維により代替組織が形成されて、回復していきます。 しかしこの過程で、物理的刺激や慢性的炎症などの刺激要因が加わると、膠原繊維に異常増殖が生じ、赤みを帯びたミミズ腫れに隆起することがあります。 これがケロイドと呼ばれる状態です。発症すると自然治癒することは少なく、自覚症状としてしばしば痛みやかゆみを伴います。

ケロイドはレーザーの治療で修正されることが多い

ケロイドでは損傷を受けていない周囲の皮膚組織に発赤を認めることが多く、正常な皮膚組織にまで浸潤していき、拡大変化を続けていきます。 治療には塗り薬や局所注射などがありますが、効果が認められない場合には切除手術も実施されることがあります。しかし手術による切開自体が刺激になり再発や悪化のリスクも高いため、レーザー治療が選択されることも珍しくありません。レーザー治療においては、数種類のレーザーがその性質に応じて使用されます。

ケロイド治療に使われるレーザー治療法

手のひらを向けて禁止や注意を訴えているクリニックの医師

ヤグレーザー

ケロイドレーザー治療に使用されるヤグレーザーはQスイッチヤグレーザーと言う種類のレーザーになります。ヤグレーザーは2種類の波長を有している点を利用し、それぞれの患部の大きさや深さに合わせて治療を行うことが出来るレーザーになります。 そのためヤグレーザーでは皮膚の奥深くの真皮層から、皮膚表面の表皮に至るまで治療可能です。メリットとしてはジェルを使用しないので短時間で治療が終了する点があります。また美肌や美白効果なども同時に期待できるのも利点でしょう。 デメリットとしては皮膚の奥深くまで届くため麻酔クリームは効果が乏しく、痛みが強いとされています。費用は患部や照射面積により異なります。相場としては3000-30000円程度となっています。

CO2フラクショナルレーザー

ケロイドレーザー治療に使用されるCO2フラクションレーザーは、患部の色素の有無にかかわらず、ケロイドなどの表面に隆起を伴った病変についても「蒸散」させることで、効果的な治療が可能になっています。 蒸散とは細胞組織に高熱を与えて、細胞内の水分を瞬時に蒸発させて、組織自体を気化させて消失させることをいいます。CO2フラクションレーザーではピンポイントでの照射することも可能で、最小0.05ミリ単位での緻密な治療が可能です。 メリットとしては異常な膠原繊維を蒸散させることで、細胞の新陳代謝を促してくれることが期待できることです。デメリットとしては治療後やけどを負ったような状態になることがある点です。費用としは1cmあたり5000円ほど、1c㎡あたり10000円程度が相場です。

レーザー治療だけではケロイドを完治させることは難しい

ケロイドレーザー治療だけでは、ケロイドの改善効果には限界があるのも事実です。ケロイドレーザー治療では微細な毛細血管を破壊することで赤みを軽減させる効果を発揮することが期待できます。しかしケロイドの状態によってはレーザー治療が思ったような治療効果を発揮しない場合もあります。 レーザー治療は自費診療となるため、複数回照射が必要になると費用が高額になる事態も想定されます。そこで、ケロイドの患部が大きい場合には、やはり切除縫合手術が必要になることもあります。

あくまでも自分に合った施術を選ぶことが大事!

ファイルを持っている女性医師 ケロイドは創傷部位の回復の途上で何らかの物理的刺激やアレルギー反応などを原因にして、膠原繊維の異常増殖が起きる病気です。各種のケロイドレーザーを駆使したレーザー治療も実施されており、効果を発揮することがあります。しかし効果には限界もあるので、切除手術が必要になることもあります。 なによりも、自分にあった施術を医師と相談して決めることが重要です。

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