ピアスの穴が安定する期間についてご紹介します
ピアスの穴が完成するまでの期間について紹介します

耳元を彩るピアスをするとおしゃれ度が更にアップして魅力的に見せてくれますが、穴を開けてすぐにそのおしゃれを楽しめるわけではありません。
ある程度の期間、しっかり開けた穴をケアして安定したものにしなければ耳元にトラブルが起こってしまう可能性があります。個人差はありますが約6ヶ月は穴が完成するまでにかかると承知しておきましょう。
ピアスの穴が安定するまでの流れ
穴がしっかりと完成とは、ピアスを外したままいても塞がらず、膿んだり炎症があったりと皮膚トラブルが起きない状態です。穴を開けてからその状態になるまでに、大きく第一期間と第二期間を経てからなので
大体6ヶ月間はかかると言われています。
まず第一期間の状態とは、皮膚の内部の肉が直接ピアスと触れている状態、そこから1〜2ヶ月で薄い皮が出きるまでを指します。
第二期間とは、その薄い皮膚がしっかりとした皮膚になるのですが、ここで注意が必要になります。というのも、身体的な性質から傷の完治までの流れとして、表面から内側に組織が修復されるということから、表面上皮膚がしっかりしたように見えても内側がまだ完全に治っていない場合があるのです。薄い皮膚が出来てから、少なくとも2〜3ヶ月は様子を見ましょう。
安定するまでに気をつけること
(1)清潔に保つ
開けたばかりのピアスの穴は、いわゆる傷口です。怪我と同じで、その部分に雑菌が入れば様々な皮膚トラブルが起こります。それを予防するために、常に清潔に保つ必要があります。
穴を開けたら、ファーストピアスと言って抗アレルギーで抗菌素材で作られたものを付けっ放しにし、少なくとも朝と晩に消毒をしておきましょう。
(2)いじりすぎない
ファーストピアスをずっと付けっぱなしにする理由は、付け外しの際に治りかけた皮膚が傷つく事や、外しっぱなしにしてしまって塞がってしまうのを防ぐためです。
穴をいじりすぎるとそれだけ完成まで時間がかかってしまったり、皮膚トラブルを起こしてしまうので、安定するまではなるべく触らないことが必要です。
ファーストピアスを短期間で外すことで起きてしまう症状
(1)穴が塞がる
外から見て穴が完成したように見えても、先に述べたように中側がまだ傷の状態であると塞がってしまう可能性があります。というのも、人間の身体組織は自己治癒力があるので傷を治そうとする力が働きます。そのため、不完全な状態では穴が塞がってしまうのです。
(2)膿や炎症が起きてしまう
穴はいわゆる傷口です。外してしまうと傷口に雑菌が入りやすくなります。雑菌が入ってしまってからも消毒もしないでいると、化膿したり炎症を起こすようになります。
そして、そのままにしておくと穴の部分だけでなく耳全体、更には顔や首の方まで皮膚の炎症が広がってしまう事もあるのである穴が完成するまでは外さないようにします。
外す適切なタイミングと期間、判断できる状態
ファーストピアスを外し、セカンドピアス(好きなピアスを指す)をして自由におしゃれができるようになれば穴の完成です。そのタイミングや状態とは大きく4つの見極めポイントがあります。
まず、出血がないこと、化膿していないこと、動かしても痛みがないこと、穴の周りの皮膚がピアスに向かって沈み、穴に隙間が見えるという4つのポイントがクリアできていればおおよそ安定したと言えます。
個人差があるので、割と早めにこのポイントがクリア出来たように見える方もいらっしゃいますが、平均では穴を開けてから6ヶ月はかかるとされるので、それまでファーストピアスでしっかりとしたケアをしていた方が良いでしょう。
焦らずきちんと期間を空けることが大切!

おしゃれをするために開けた穴が、トラブルを起こしたりすればおしゃれどころか逆効果です。膿んだり、炎症があるのとないのでは清潔感という印象すら違ってきます。思いっきりおしゃれを楽しむための期間だと思って、穴が完成するまではしっかりとしたケアを行いましょう。