植毛とは|施術の詳細・費用・メリット・デメリットを紹介

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薬だけで改善できない...植毛を考えてみよう 

失敗や後悔をして頭を抱えて悩んでいる女性 AGA(男性型脱毛症)などは、薬で抜け毛・薄毛の進行を抑制する効果が期待できます。しかし脱毛が進行すると、髪の毛の元になる細胞そのものが頭皮からなくなってしまうことも。 そこまで進行すると、治療薬のみでの改善は困難難しくなります。このような進行した脱毛症でも改善を見込めるのが植毛手術です。 今回はそんな高い効果が期待できる植毛についてご紹介します。

自毛植毛と人工植毛は何が違う?

悩んでいる女性顎に手を置いて何かを考えている女性 植毛には自分の髪の毛を移植する方法と、人工毛を移植する方法があります。 人工毛を使用する場合、ドナー(移植する髪の毛)の量に制限を受ける必要が無いので、必要な量を状態に応じて移植することができるでしょう。しかし、人工毛については異物を移植することになるので、拒絶反応が出てしまう心配があります。 これに対して自分の髪の毛を移植する場合には、拒絶反応の心配は少ないです。しかしながら、別の部位の髪の毛を移植するので採取量には制限が出てきてしまいます。 人毛植毛と人口植毛の違いはわかりましたが、この2つの植毛方法については、わからないことも多いですよね。次は、この2つの方法について、詳しく解説していきます。

自毛植毛

不機嫌そうな女性 それでは自毛植毛はどのように行われるのでしょうか。 AGA(男性型脱毛症)は活性化した男性ホルモンが毛根に存在する受容体に結合することで、髪の成長が抑制され抜け毛などを生じる病気です。男性ホルモン受容体は側頭部や頭頂部に分布していますが、後頭部にはほとんど存在していないといわれています。そのため、後頭部はAGAを発症しても脱毛が及ぶことがないようです。 そこで、後頭部の髪の毛を毛根ごと切除して、脱毛部位に移植します。移植後は定着して、髪の毛が成長するのを待つちましょう。

自毛植毛にかかる費用

自毛植毛にはいくつかの方法があり、費用も方法ごとに異なります。 従来から行われている移植手術では、後頭部から採取した髪を株分けして、1本毎に移植する方法です。髪の毛が1本あたり750円程です。 FUE法は直径1ミリ程度のパンチを用いて直接後頭部から毛根ごとくりぬき、移植する方法です。相場としては1本あたり1500円程です。 FUT法はメスで切り出した髪の毛を、毛穴単位で移植する方法です。1本あたり2000〜2500円程が相場です。

人毛植毛のメリット

自毛植毛のメリットは、自分の細胞を移植するため拒絶反応の心配が少なく、定着率が高いといわれている点です。また、一度定着するとメンテナンス等の手間がかからず、長期的にみればコストを節約できることにもなるでしょう。 もちろん自分の髪の毛なので、最終的には自然な仕上がりが期待できます。

自毛植毛のデメリット

もちろん、自毛植毛にはデメリットもあります。 まず自分の後頭部などから移植毛を採取するため、移植する髪の毛の量には限りがあります。希望通りの部位全てに移植を行うことは難しいといえるでしょう。 また、髪の毛にはヘアサイクルがあるので、移植してもすぐにはフサフサになるわけではありません。

自毛植毛の副作用・注意点

自毛植毛する髪の毛は、男性ホルモンの受容体の存在しない部位を選択して採取移植することになります。そのため、移植毛は男性ホルモンの影響を受けることがなく、定着後は通常のヘアサイクルに従い成長していくことが期待されます。 しかし、そのほかの部位のAGAは進行しています。そのため移植した部位だけが不自然な外見になる可能性があります。将来、周囲の髪の毛が薄くなる事態も想定して、移植したい部分の密度をあまり濃くしないなどの工夫が必要になるでしょう。

人工植毛

女性の横顔 人工植毛とは、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維の人工の髪の毛を脱毛部分に移植する方法です。素材が人工素材のため移植量に制限はなく、イメージどおりの量を移植することができるでしょう。分割手術の必要も無く、スピーディーな治療が多いです。 また、移植毛はヘアサイクルなどを考慮する必要もあまりなく、施術が終了すれば通常通りのヘアスタイリングを楽しむことが出来ます。もちろん、審美的にも劇的な改善が見込めます。

人工植毛にかかる費用

人工毛を利用する場合、移植のための採取手術を行う必要はありません。人工毛と針を使って1本ずつ移植し、1時間あたり400本程度の移植が可能といわれています。そのため採取手術の手間がないため、相対的に費用は抑えられるようにも思われます。 しかし、大量の人工毛を移植することが可能なので、費用が高額になるケースも。クリニックによっても費用は異なり、約35万円〜70万円前後の手術費用が必要になります。これに定期的なメンテナンス費用がかかるでしょう。

人工植毛のメリット

人工毛を移植することのメリットは、素材が合成繊維でありながらも、外見上はほとんどわからない精巧な仕上がりになることが期待できるという点です。 もちろん移植量の制限を受けることもないので、希望通りの範囲に植毛ができるでしょう。そして治療期間が短時間で済ませられることもメリットと言えるでしょう。

人工植毛のデメリット

人工毛を移植することのデメリットは、異物を頭皮に埋め込むため、トラブルが生じやすいことがあげられます。特に体内の免疫反応により、異物を排除しようとするので、抜けやすいというデメリットがあります。 そのため全体のボリュームを維持するためには、年に1〜2回のメンテナンスを継続する必要があります。

人工植毛の副作用・注意点

人工毛を使用した植毛は、拒絶反応などのリスクが懸念されており、日本国内でも行っているクリニックは数が限られているのが現状です。そのため身近に人工毛を取扱っているクリニックが無い場合があります。 また、使用上の留意点として、人工毛の付け根付近で切れてしまったときに、頭皮の中に付け根部分が埋まったままになってしまうことも。そこで細菌感染が生じると炎症や化膿するリスクがあるので注意が必要です。

植毛は保険が使えない

びっくりして驚いている顔 脱毛症状を改善する上では、植毛手術は劇的な効果を発揮できるでしょう。しかし、あくまでも審美的な見た目の改善を図るための治療なので、健康保険の適用の対象外となります。 確かに脱毛症は進行性の病気ですが生命に関わるわけではありません。そのため保険の対象外とされています。したがって、検査を含めた手術費用や後日のメンテナンス費用などは、全額自己負担になります。 移植する範囲が広くなれば、数百万円の費用がかかることも出てくるでしょう。

植毛を安く受けたい方はモニターやキャンペーンを利用しよう

施術にかかる費用と予算を比較して悩んでいる女性 このように植毛では高額な出費を覚悟する必要があります。手術の方法によっても費用は異なってきますが、高額になるケースが高いでしょう。 そこで、費用を抑えるためには、各クリニックで実施しているモニターやキャンペーンで治療を受けることも方法の一つです。通常よりも何割か割引してもらうことができるでしょう。

自分に合った方法で受けよう

メガネをかけている医師 植毛には自分の髪の毛を移植する方法と人口毛を移植する方法があります。それぞれの方法には、メリットやデメリットがあります。 いずれにせよ、それらの特徴を把握した上で、自分の経済力やライフスタイルにあった方法を選択するのが大切です。

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