耳たぶにできるしこりの原因と正しい対処法!

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耳たぶにしこりができちゃったらどうすればいいの?

失敗や後悔をして悩んでいる女性 何気なく耳たぶに触れたとき、コリコリとした硬いしこりが見つかることがあります。しこりができてしまうと悪いことかもしれないと不安になる方も多いと思います。この耳たぶにできたしこりは、痛みがあるかないか、動くかどうかで深刻の程度が異なるので、よく知っておくことが大切になります。 そこで今回は、耳たぶにできるしこりについて原因や対処法を詳しく紹介していきます。

耳たぶに出来るしこりの種類と原因

失敗や後悔をして両手で顔を押さえて落ち込んでいる女性

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤は人の皮膚や老廃物などが溜まったもので、アテロームとも呼ばれます。身体のどの部分にもできるもので、耳は特に出来やすい場所といえます。本来ならばアカとして排除される古い角質や皮脂などが、袋状の構造物に溜まることで現れます。 粉瘤自体は良性のものですが、感染性粉瘤や炎症性粉瘤には治療が必要となります。粉瘤にはヘソという黒い開口部があり、強く押すと臭いのある膿が噴出することもあります。

肉芽

耳たぶにできるしこりの肉芽は、ピアスの穴を開けることが原因で発生します。身体は異物の侵入に対して免疫機能が働き、異物を排除するために炎症が起こります。しかし、ピアスの場合は細菌やウィルスではないので免疫機能では排除できず、代わりに異物を隔離するために形成するのが肉芽になります。 肉芽が炎症などを起こしていない場合は、金属製のピアスを樹脂製のピアスに変えることで対処できます。また、ピアスホールの開け方が失敗して歪んでいる場合も、耳たぶに肉芽のしこりができ易くなります。

悪性腫瘍

耳たぶのしこりが悪性腫瘍であることは、非常に稀とされています。しこりそのものに痛みはなく、5cm以上の大きさがあって触っても動かない場合には、悪性腫瘍であることが疑われます。原因となるのは、慢性的な中耳炎や肉芽、それに長期的な耳だれなどとされます。

痛風

痛風という病気の症状は、身体の末端部分に出やすいことが特徴です。身体の末端部分は血液が滞り易く、血流が悪い場所で、痛風の原因となる尿酸値も溜まります。痛風による耳たぶにしこりは、痛風の初期症状である足の親指に腫れなどがあった後に、尿酸値が下がらずに放置してしまうと連鎖して出てくる症状です。耳たぶの症状はチクチクとした感覚が始めに現れ、1日から2日で痛風発作のピークとなります。

しこりが出来てしまったらまず医療機関を受診しましょう

耳たぶに硬い半円形のものが触れたら、まずは医療機関へ相談してみることが重要でしょう。良性の粉瘤であっても細菌感染や炎症などが起こる可能性もありますし、大きな塊りになっていたら手術で切除する必要があるかもしれません。 また、痛みがなくても大きなしこりの場合には悪性腫瘍であるリスクもあります。少しでも気になる場合にはクリニックに相談するようにしましょう。

しこりが出来るのを防ぐ方法

笑顔のクリニックの男性医師

適切な生活習慣(食事、睡眠、運動など)

耳たぶのしこりの原因は様々あるので、どれにでも聞く予防方法はというものはありません。ただし、共通して大切なのは生活習慣になります。疲れやホルモンバランスの乱れは、耳の不調にも関係しています。 粉瘤の場合は新陳代謝が滞ることで起こるので、皮膚を清潔に保つことと、ストレスを溜めないように注意してください。皮膚の代謝を正常にするには食事でビタミンを摂るように心がけることや、日光を浴びることも良い習慣です。痛風を原因とする場合、尿酸値を下げることが一番です。肥満の改善や適度な運動と共に、水分を補給することで予防が出来ます。また、乳製品を食べると痛風のリスクを下げられます。

ピアスの穴開けは医療機関で行う

ピアスの穴は自分で気軽に開けてしまう方が多いようです。でも、自分で開けると感染症などの危険があるので、ピアスの穴を開けるなら医療機関で行うことが好ましいです。 すでに肉芽が出来てしまっていたら、まずは皮膚科を受診してください。長く異物による炎症が原因の肉芽は異物肉芽腫と呼ばれ、炎症細胞や腺維芽細胞が集まって溜まってしまい、毛細血管が入り込んだ腺維からなる腫瘍です。その場合には一度クリニックでの治療を行い、期間をあけてから再びピアスを着ける際に専門医のいる医療機関を利用しましょう。

耳たぶを必要以上にいじらない

気がつくと指で耳たぶに触れていることがあるかもしれません。ですが、指には沢山の細菌などが付着しています。良性の粉瘤であっても、皮膚から細菌やウィルスが侵入することで感染症などを起こす可能性があります。もしも、かゆみなどがあるならば、保冷剤などで冷やすと和らげることができます。どうしても気になる場合は、医療機関を受診してください。

しこりができたときは正しい対処を!

ピアスをして綺麗な輪郭をしている女性の横顔 耳たぶは柔らかく、指で触れる機会も少なくない場所です。ピアスの穴を開けていたら、それだけでも感染症などの危険があるので注意が必要です。痛みがないからと放置せずに、少しでも気になることがある場合にはクリニックに相談するようにしましょう。

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