背中の汗が酷い!原因や疑うべき病気、また汗に対する対処法をご紹介します!

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《目次》 ・ツライ背中の汗…それって本当に"汗かき"なだけ?? ・背中の汗は体温調節機能であり、身体にとって必要なもの! ・どうして背中に汗をかきすぎてしまうの? ・背中の汗が酷い場合、疑うべき病気とは?? ・背中の汗が大変なことに!その時使える対処法を伝授! ・背中の汗がひどいときは、生活習慣の改善から!

ツライ背中の汗…それって本当に"汗かき"なだけ??

  暑い季節になると、背中の汗のせいで洋服が濡れてくっついてしまい、気持ち悪いとともに周囲の目が気になることがあります。しかし、中には以上に汗をかいてしまったり、一年を通して、流れ続ける背中の汗に苦しむ人も少なくありません。 今回は、そんな背中の汗に注目して、様々な原因や考えられる病気、そして汗に対して実際の"背中の汗"の対処法などをご紹介していきたいと思います。

背中の汗は体温調節機能であり、身体にとって必要なもの!

人間が汗をかくのは、各組織が活発に働く適温を超えた時に、体温を下げるために脳が指示をしているからです。 特に背中に大量にかいてしまうのは、肩甲骨付近にある体温調節機能が関係しています。何らかの原因で体温調節機能が低下すると、特に暑くなくても大量の汗をかきやすくなります。

どうして背中に汗をかきすぎてしまうの?

①エアコンなどの空調が原因!?

オフィスでの仕事がメインの人は、日頃からエアコンなどの空調設備が整った場所にいるため、常に一定の室温が保たれています。 すると、元々身体が持ち合わせている体温調節機能が低下してしまい、外出した際に、本来であれば過ごしやすい暖かい気温であっても、背中から過剰な量の汗を分泌させてしまうことがあります。

②食生活の乱れが原因!?

高カロリーの食べ物やアルコールなどを多く摂取している人は、食生活が乱れがちです。 糖質や脂質などは燃焼させてエネルギーなどに変えていきますが、その際に体内に熱を生むため体温が上昇しやすくなり、これによって背中にも多く汗をかいてしまうことがあります。

③隠れ肥満が原因!?

見た目はそれほど太って見えないのに、内臓脂肪が多く付いているという、隠れ肥満が近年増加しています。 隠れ肥満の場合、脂肪が住宅の断熱材のような役割を果たしてしまい、体内の熱を放散させにくくしています。これによって、脳の指示を受けて背中から大量の汗が出るのです。

④運動不足が原因!?

日頃から運動をしないと汗腺の機能が低下してしまい、下半身から減少していきます。 すると、上半身の背中から大量に出るようになるのです。特に足には全身の水分が溜まりやすく、その水分が足から排出できなくなるため、上半身の体温調節機能がある背中から出るようになります。

⑤ストレスや緊張が原因!?

毎日ストレスを受け続けたり、極度の緊張状態にある場合、交感神経と副交感神経を司る自律神経のバランスが崩れてしまい、これによって交感神経の働きが活発化してしまうことがあります。 発汗作用は交感神経が司っているため、背中から常に大量に分泌されてしまいます。

背中の汗が酷い場合、疑うべき病気とは??

更年期障害

更年期になると、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少します。すると、自律神経のバランスが乱れてしまい、全身または体の一部が火照るホットフラッシュという症状が出ることがあります。 このホットフラッシュが背中で起こることで、大量に分泌されます。

多汗症

多汗症になると、全身または局所的に大量に分泌されるようになります。この症状は、自律神経の一つである交感神経が異常をきたすことで通常の働きが行えなくなり、体温上昇とは関係なしに大量に分泌されてしまうのです。 発症する原因は、精神的要因、身体機能の異常、先天性形質、後天性形質と、人それぞれ異なります。また、発症する箇所は、全身性と局所性があり、局所性においては特に分泌量の多い箇所(脇・背中・手など)で発症することが多いです。

糖尿病

糖尿病になると合併症を引き起こしやすくなりますが、その合併症の一つに糖尿病神経障害という疾患があります。この糖尿病神経障害とは、自律神経系の障害で自律神経のバランスが乱れることで、背中を含めたあらゆる場所から過剰分泌されます。 また、糖尿病の特徴に通常よりも大量の水分を摂取することで起こる、多飲・多尿という症状があり、この多飲行動が、汗の過剰分泌をさらに促進させているケースが多いです。

甲状腺機能亢進症

背中から大量の汗が出るのは、甲状腺の異常かもしれません。 甲状腺機能亢進症になると、甲状腺ホルモンが大量に分泌されます。これによって新陳代謝が活性化され、全身の代謝機能が高まります。 基礎代謝がアップすると常にカロリーを消費している状態になるため、体温が上昇し発汗が促されます。特に背中にはエクリン汗腺が密集しているため、体温を下げるために大量に分泌されるのです。

自律神経失調症

自律神経は自分の意志とは関係なく活動している神経であり、発汗もこの自律神経の交感神経の働きによって分泌されています。 そのため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまう自律神経失調症になると、心身の休息を司る副交感神経の働きが鈍くなり、常に交感神経が働くようになります。これによって、常に大量の汗が出るようになるのです。 自律神経のバランスが崩れると、そのほかにも動悸・食欲不振・吐き気など、様々な症状が現れます。

背中の汗が大変なことに!その時使える対処法を伝授!

・タオルを背中に入れる

外出時など着替えができないときには、背中と下着との間に縦長にしたタオルを入れておくことで、タオルが大量の汗を吸収してくれるため、洋服が濡れにくくなります。タオルも、給水力の高いものを選ぶとさらに効果的です。

・体温調節がしやすいインナーを着る

最近では吸収力・発散力の高いインナーが多く販売されています。また、中には体温を下げる効果のある素材を使ったインナーも登場しています。これらのインナーを付けることで、体温上昇を抑えてくれます。

・脇の下・首の後ろ・太ももの付け根を冷やす

脇の下・首の後ろ・太ももの付け根には大きな動脈が通っており、この動脈を効果的に冷やしてあげることで血液を冷やし、短時間で全身の体温を下げることができます。運動時によく首の後ろを冷やすのは、こうした目的があるからです。

・お風呂で体温調節機能を強化させる

毎日湯船に浸かることで、発汗を促し汗腺を鍛えることができます。この行動は、体温調節機能を強化させる効果があるため、過剰分泌を抑えることができます。 熱めのお湯に浸かり、体が温まったら冷水を手足にかけて冷やします。これを3回行いましょう。

・ストレスを溜めない

ストレスを溜めてしまうと自律神経のバランスを崩してしまいます。そのため、ストレスを感じた時点で発散するようにしましょう。趣味を楽しんだり、旅行をしてリフレッシュするのも良いでしょう。また、運動を取り入れることで、ストレス発散と基礎代謝アップでダブル効果です。

・天然素材など通気性の優れた衣類を着る

衣類の素材によっても、発汗促進に違いがあります。たとえば、綿・麻・絹などの天然素材は、化学繊維とは違い吸収力に大変優れています。また、あまり体にフィットしない洋服を選ぶのも良いでしょう。通気性が良くなるため、体温上昇を防いでくれます。

背中の汗がひどいときは、まずは生活習慣の改善から!

背中に大量の汗をかいてしまうのは、肥満・ストレス・運動不足・病気などで自律神経のバランスが崩れることで起こります。対処法としては、病気の場合は病気を改善すること、他にはタオルを背中に入れる、下着・衣類に気を付ける、体温調節機能を強化する、動脈が走っている部分を冷やすなどです。 また、中々症状が治まらない場合は、病院やクリニックでお話を聞いてみるのもいいかもしれません。

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