汗かきは体質ではなく病気?汗が止まらない病気の種類とチェック方法

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汗かきは体質だけじゃないかも!病気の可能性は?

不満を感じている女性汗かきは体質だと思っている人が多いと思いますが、実は病気の症状として汗がたくさん出るということがあります。もしも、汗が人よりもたくさん出て困っている場合には、元になっている病気を治すことで、汗の量を減らすことができるかもしれません。 今回は汗かきから疑われる病気とその原因について解説します。

汗かきの度合いをセルフチェック

人差し指を立てて注意点を示している女性

軽度:病気の可能性は低い

手のひらが湿っていても、光の反射などで見てみないと、分からない程度であれば、軽度と言えます。日常生活でもほとんど支障が出ることは少なく、汗だけで病気が疑われることは少ないとされています。

中度:病気の疑いもある

手のひらの汗ばみがうっすらと見える状態のことを指します。水滴も視認することができて、ハンカチなどで定期的に拭き取る必要があることも多いです。

重度:病院を受診することが求められる

こぶしを握り締めるだけで、汗がしたたり落ちるレベルの場合は、重度の汗かきと言わざるを得ません。単純な多汗症だけでなく、様々な病気も考えられるため、注意が必要です。

局所的な汗かきと全身性の汗かきの違いとは?

汗のかき方によっても、様々なケースが考えられます。局所性発汗全身性発汗が挙げられ、多くは局所性発汗であると考えられます。一方、全身性発汗の場合は、家族や親せきにも同様の症状がある場合も多く、遺伝によって起こると考えられています。

汗かきから疑われる病気とは?

顔を押さえて悲しんでいる女性

自律神経失調症

自律神経失調症は、自律神経がうまく調整できなくなる病気です。自律神経は心拍や消化器官のように自分の意思とは関係なく動いている身体の機能を調整する働きを持っています。 その働きが上手くいかなくなると、緊張している状態からリラックスしている状態へ切り替えるのが難しくなります。その結果いつも緊張している状態になり、汗をかきやすくなるようです。 人前にでると必要以上に汗をかいてしまい、苦痛を感じてしまいます。結果的に家にこもりがちになったり。人との関わりを避けてしまう人も多いようです。

更年期障害

更年期障害が起きている時は、ホットフラッシュといって、暑くもないのに急に顔から大量の汗をかいてしまうことがあるようです。これは女性ホルモンの一種であるエストロゲンが現象することにより、血管の収縮がスムーズに行えなくなることで起こるといわれています。 ホットフラッシュは昼夜問わず起こるので、外出中にいきなり顔から汗がでてくることも。真冬でも暑く感じるので、窓を開けるなどをしていると、周囲の人は寒くて仕方がないということになってしまうこともあるようです。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、何らかの原因で甲状腺の機能が亢進してしまい、新陳代謝が必要以上に上がってしまう症状があるようです。甲状腺機能亢進症の中には女性が比較的かかることの多いバセドウ病という病気もあります。 甲状腺機能亢進症は、何もしていないときでも走っている時のように、カロリーを消費してしまいます。常に運動している時のような汗が出てくるのが特徴です。その状態がしばらく続くため、常に汗が出ていて、身体の疲労感が強くなります。動いていなくても疲れてしまって、動くことが億劫に感じてしまうこともあるようです。

糖尿病

尿病になると、汗のコントロールがうまくいかなくなることがあるようです。汗がでる部位が限定されていることが多く、一つの部位に集中して汗をかくという特徴があります。 急に頭だけに汗をかくようになったなどということがあれば、糖尿病による発汗異常かもしれません。 また糖尿病によってかく汗には、においにも特徴があるようです。糖尿病による汗かきは、甘酸っぱいにおいの汗をかくようです。汗だけでなくにおいも同時にチェックしましょう。

結核

結核にかかると2週間以上にわたり、寝汗を大量にかくことがあります。ベタベタした汗と、個人差によってはアンモニア臭のような臭いの寝汗がでるようです。

褐色細胞腫

褐色細胞腫になると、カテコールアミンというホルモンが過剰に分泌されて汗をたくさんかくだけでなく、高血圧になる病気です。常に、動悸がしているような状態で汗をかくので、動くことが辛くなります。重症になると日中も活動ができなくなり、生活ができなくなってしまうこともあるようです。

腎機能障害・肝機能障害

肝臓は毒素であるアンモニアを分解する臓器ですが、肝臓の機能が悪くなるとアンモニアの分解が追い付かず、汗にアンモニアが出るようになります。 また腎臓が悪くなることで、尿で排出されるはずのアンモニアが汗からでてしまうことがあります。これにより、汗から尿のようなにおいがでてしまうようです。 においが強くなると、周囲の人にもわかるほどになるので、外出をせずに家にこもるようになってしまいます。

不安な場合はクリニックを受診しましょう

カウンセリングを受けている女性と医師汗が必要以上に出てしまい、日常生活に支障をきたしている時には、病気による汗かもしれません。一度病院やクリニックを受診して診察を受けるのも良いでしょう。 もしも病気によるものであれば、病気の治療が必要になります。汗がでるだけという症状で病院を受診する場合には、皮膚科を受診すると診察してもらえます。中には、多汗症専門外来や、発汗異常外来といった専門外来があるところもあります。事前に調べて受診しましょう。

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