ワキガ手術で起こりうる後遺症とは?受ける前に知っておきたい後遺症の原因

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《目次》 ・メリットだけではない!ワキガ手術で起こりうる後遺症のリスク ・そもそもワキガとは? ・ワキガ手術をしたのに... 起こりうる手術の後遺症とは?  └①代償性発汗  └②スソワキガ  └③手術痕が気になる  └④色素沈着 ・後遺症が気になる場合は早めにクリニックに相談しよう ・ワキガ手術で起こりうる後遺症を理解してから受けましょう

メリットだけではない!ワキガ手術で起こりうる後遺症のリスク

脇から悪臭を発生させるワキガは治療が難しく、根本的な治療をするためには手術が必要になります。ただ、手術にはリスクも伴い、場合によっては後遺症が残ってしまうことも。 今回はワキガ手術後に起こりうる、代償性発汗・スソワキガ・手術後が気になる・色素沈着してしまうという4つの後遺症について解説します。

そもそもワキガとは?

ワキガの臭いを強くする原因は様々ですが、ワキガそのものというよりかは、親からの遺伝による、アポクリン汗腺の数と発汗量が多い体質が原因といわれています。 アポクリン汗腺からでる汗は臭い成分が強く、肌の表面に存在する常在菌が分解する過程で強い臭いが発生します。 臭いの種類や強さは個人差によりますが、ストレスを溜め込みすぎている・ホルモンバランスが乱れている・偏った食生活などで強さが変わってきてしまいます。総じて悪臭であることが多く、コンプレックスとして抱え込んでしまう人が多いのがワキガです。

ワキガ手術をしたのに... 起こりうる手術の後遺症とは?

ワキガ手術の後遺症:①代償性発汗

外科的な手術をした後、ワキガ臭は良くなったものの、身体の他の部分から大量に汗をかくようになってしまったというケースがあります。これを"代償性発汗"と言い、それまで脇から分泌されていた汗が行き場を失って、他の場所から分泌されるようになることが原因です。手や足、背中など一般的な部位の他、頭や太ももなど本来汗をかきにくい部位から大量に汗をかいてしまう可能性もあります。

ワキガ手術の後遺症:②スソワキガ

脇の悪臭の原因はアポクリン汗腺から分泌される汗によるものですが、アポクリン汗腺は脇だけでなく陰部にも多く存在しています。 しかしワキガの手術を受けると、脇からでるはずだった汗が陰部のアポクリン汗腺から分泌されるようになり、陰部から独特の臭いがするスソワキガになってしまうという可能性があります。 術後は脇の臭いが気にならなくなる一方で、他の体臭が鼻に付くようになるため、陰部の臭いをますます強く感じてしまうことがあるので注意しましょう。

ワキガ手術の後遺症:③手術痕が気になる

近年ワキガ治療には切開を伴う手術から、注射や医療機器で行う治療など様々な方法があります。しかしワキガ治療に高い効果が期待できるのは切開を伴う手術です。 手術は皮膚を切開し、アポクリン汗腺を取り除く方法ですが、傷口が大きく残ってしまうことが多いです。切開する場合には、傷跡が目立たないような位置を切開する、きれいな縫合をするなどの配慮がありますが、やはり傷跡は残ってしまいます。 また経験の浅い未熟な医師による手術では、傷跡がかなり目立ってしまうこともあるので、十分に注意が必要です。

ワキガ手術の後遺症:④色素沈着

浅く切除しただけではアポクリン汗腺が残り、せっかく受けた手術が満足のいく結果にならなくなってしまいます。 アポクリン汗腺を根こそぎ切除・除去するためには、皮膚を剥離する必要があります。このとき剥離と同時に毛細血管も取れてしまいます。元に戻ろうとする段階で、メラニンが大量に生成され、患部が茶色くなってしまう"色素沈着"が起こります。 色素沈着は早ければ約3ヶ月〜6ヶ月程度で薄くなりますが、メラニンを作り出すメラノサイトが多い体質の方は、色素沈着が残ってしまうようです。

後遺症が気になる場合は早めにクリニックに相談しよう

後遺症の種類や症状の重さには、体質や医師の技術力に影響するものが多く、全く後遺症が起きない人もいれば、後遺症が新たなコンプレックスになってしまう人もいます。 時間が経過すれば改善される後遺症もありますが、自己判断で何かしらの対処をするのではなく、早いうちからクリニックに相談することで、後遺症の改善に期待ができるでしょう。

ワキガ手術で起こりうる後遺症を理解してから受けましょう

ワキガの改善に高い効果が期待できる治療方法の一つであるワキガ手術ですが、体質や医師の技術力によっては後遺症がいつまでも残ってしまうリスクがあります。 まずはワキガ手術で起こりうる後遺症などのリスクを十分に理解した上で、手術を受けるかどうか決めることが大切です。

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