脂肪吸引を受ける前に知りたい!種類別の特徴とデメリット・リスクを徹底解説

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《目次》 ・無理なダイエットはもういらない?効率的に痩せられる脂肪吸引って? ・脂肪吸引とは? ・脂肪吸引の施術方法の種類と特徴  └①超音波による脂肪吸引  └②高周波による脂肪吸引  └③水流による脂肪吸引  └④冷却による脂肪吸引  └⑤レーザーによる脂肪吸引  └⑥薬剤・振動による脂肪吸引 ・脂肪吸引のデメリット ・脂肪吸引の失敗例 ・脂肪吸引で失敗しないためのクリニック選びのポイント ・まとめ

無理なダイエットはもういらない?効率的に痩せられる脂肪吸引って?

一般的なダイエットでは難しいのが部分痩せです。負荷をかけたダイエットではリバウンドしてしまうことも少なくありません。リバウンドの心配もなく、効率的に痩せられる方法が脂肪吸引です。 今回は脂肪吸引の方法とその特徴をはじめ、失敗しないためにできることをご紹介します。

脂肪吸引とは?

脂肪吸引とは小さく切開して皮下に細いカニューレと呼ばれる管を通して、特殊な薬剤や水などで脂肪細胞だけを周囲の皮下組織から遊離して、吸引するという施術が主流です。通常のダイエットでは解消が難しい皮下脂肪であっても効率的に減らすことが出来るのが特徴です。 皮下脂肪が過剰についてしまいがちなお腹周りやお尻、太ももなどの部位であれば、多くの脂肪を吸引することも可能で、部分痩せに高い効果が期待できる方法です。 脂肪が多い部位だけでなく、二の腕や顎周りなどの部分痩せも可能です。 最近では切らずに脂肪吸引と同様の効果が得られる施術もあります。脂肪吸引を受けるなら、自分にあった方法で受けられるように、慎重な判断が必要です。

脂肪吸引の施術方法の種類と特徴

①超音波による脂肪吸引

超音波による脂肪吸引は、脂肪を吸引する前に超音波で脂肪を柔らかくして脂肪を吸引する方法です。超音波の照射方法には体内に直接超音波を照射する「体内式超音波吸引法」と、体外(肌)から超音波を照射する「体外式超音波吸引法」の2つがあります。 体内式超音波吸引法には主にベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)ベイザーハイデフ(ミケランジェロ)ウルトラゼット(Ultra-Z)といった方法があります。 体外式超音波吸引法にはウルトラシェイプウルトラアクセントキャビテーションなどがあります。 体内式超音波吸引法の一つであるベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)は、小さな切開をし、皮下組織にカニューレと呼ばれる吸引装置付きの管を挿入して脂肪を吸引する方法です。 脂肪吸引をする際に、カニューレの先端からベイザー波という特殊な振動エネルギーである超音波が発生し、脂肪を液化(乳化)させます。これにより皮下組織の筋肉や血管を傷つけるリスクを軽減させ、脂肪吸引が可能となっているのが特徴です。 体外式脂肪吸引法であるウルトラシェイプ法は、切開をせずに肌の上から超音波を照射して脂肪細胞を減少させる方法です。脂肪の減少・痩身効果という点では、ベイザーリポなどの体外式の脂肪吸引法よりは効果は劣りますが、長期の休みが取れない・切開をしたくないという方に比較的向いている方法の一つです。 体外式脂肪吸引法の中でも現在エステなどでも用いられているのが「キャビテーション」です。キャビテーションと呼ばれる「空洞現象」を利用した痩身術です。超音波による振動で脂肪細胞内に気泡を発生させ、大きくなったところで気泡が弾け、壊れた衝撃で脂肪細胞が壊れて液化(乳化)し、体外へ排出される仕組みが特徴です。 キャビテーションは「切らない脂肪吸引」ともいわれている痩身方法です。

②高周波による脂肪吸引

高周波による脂肪吸引は、脂肪を吸引する前に、電気メスやがん細胞の治療にも用いられるラジオ波という高周波の熱で脂肪を溶解します。その後カニューレを挿入して脂肪細胞を吸引するという方法です。 あらかじめ熱で脂肪を液化(乳化)させることで、吸引時間の短縮ができ、結果体にかかる負担を軽減させることが可能です。また脂肪の取り残しが少なくなるなどのメリットもあります。 さらにラジオ波には脂肪を液化(乳化)させるだけでなく、高周波の熱による皮膚の引き締め効果も期待できます。脂肪吸引後に引き起こされる皮膚のたるみを抑えることも可能といわれています。 高周波による脂肪吸引も切開を伴う方法と、切開をせずに行える方法の2通りです。 切開を伴う主な方法としてあげられるのが「ボディタイト法」です。 ボディタイト法の高周波は脂肪を溶かす以外にも、脂肪層の血管や周りの組織を柔らかくする作用もあります。これによりカニューレの通りが良くなり、血管や神経などのダメージが少なく済みます。結果的に術後の腫れ・内出血などを比較的抑えられるといわれています。 切開と伴わない主な方法としてあげられるのが「ヴァンキッシュ」です。切らない痩身術のため、ダウンタイムがなかなか取れない方でも比較的受けやすい方法の一つです。 高周波の熱を照射することで脂肪細胞が溶解され、老廃物として体外に排出されることで痩身効果を期待できます。 照射系による痩身術は痛みがあると思われがちですが、ヴァンキッシュはじわっとくる温かさのみというのが特徴です。

③水流による脂肪吸引

水流による脂肪吸引の主な方法は「ボディジェット」です。 ボディジェットはベイザー脂肪吸引などの超音波による脂肪吸引と仕組みが似ています。超音波による脂肪吸引では、超音波で脂肪を溶解し脂肪を吸引していましたが、ボディジェットは、あらかじめ麻酔液と止血剤入りの水を用いて、ジェット水流による負荷を加えて脂肪層と筋肉層どの間に水の隙間を作って脂肪を吸引します。 これにより脂肪層が遊離されることで、周りの組織に与えるダメージを最小限に抑え、脂肪を吸引することが可能といわれています。 またジェット水流により脂肪層そのものも柔らかくする作用があり、軽い吸引圧で脂肪を除去していくこともできるのが特徴です。

④冷却による脂肪吸引

冷却による脂肪吸引としてあげられる主な方法が「ゼルティック方」です。脂肪は水よりも凝固する温度が高く、死滅すれば元には戻らないという特徴があります。 これを生かし、ゼルティックと呼ばれる痩身マシンで脂肪細胞を冷却し、シャーベット状に変化させ、死滅させます。死滅した脂肪細胞は老廃物として体外に排出されることで、痩身を図るという方法です。 脂肪吸引といっても切開を伴わない施術方法のため、物理的に脂肪を吸引する方法と比較すると、痩身の効果は劣りますが、ほとんどの場合痛みはなく、厚みがある部位の痩身に効果が見込めるでしょう。

⑤レーザーによる脂肪吸引

レーザーによる脂肪吸引は、脂肪吸引を行う前にレーザーを照射し、脂肪を柔らかくしてから、吸引装置で脂肪を吸引する方法です。欧米で広まりつつある脂肪吸引の一つです。 レーザーによる脂肪吸引には体外(肌)からレーザーを照射する方法と、体内から直接レーザーを照射する2つの方法があります。 体外(肌)からレーザーを照射する方法は、主に「エルコーニアレーザー」を用いた脂肪吸引法があります。エルコーニアレーザーは体外から脂肪細胞を柔らかくして、脂肪を吸引しやすくするのが特徴です。体外からの照射によって、体内が火傷するなどのリスクを軽減されます。 体内からレーザーを直接照射する方法には主に「スマートリポ」があります。スマートリポレーザーは直径1mm以下のカニューレの先端から出る低出力のレーザーによって直接脂肪を柔らかくしていく方法です。柔らかくなった脂肪細胞は老廃物となって、皮下組織から排出されます。 体内からレーザーを照射する方法ですが、温かみを感じるだけで痛みがほとんどないというのが特徴です。

⑥薬剤・振動による脂肪吸引

薬剤・振動による脂肪吸引としてあげられる方法が「PAL脂肪吸引」です。パワーアシスト脂肪吸引とも呼ばれています。PAL脂肪吸引は、毎分4000回の電気振動をしているカニューレで脂肪を粉砕しながら吸引するので、効率的にセルライトまで脂肪を吸引できるといわれています。 その他の脂肪吸引とは異なり、脂肪細胞だけを遊離、乳化する手間や時間が不要なので、すぐに施術を始められるのが特徴です。それによって施術時間も比較的短時間で完了することがあるようです。 短時間で大量に脂肪吸引できるため鮮度が高く、吸引した脂肪を豊胸などの脂肪注入に利用することが可能です。

脂肪吸引のデメリット

脂肪吸引のデメリット:①ダウンタイム中の痛みや腫れ、アフターケアなどが大変

脂肪吸引といってもその方法は様々ですが、カニューレを挿入する脂肪吸引は、物理的に脂肪を除去するため、レーザーよりも高い効果が期待できます。 しかし切開に加えてカニューレで脂肪を除去するため、血管やその周りの組織にダメージを与えてしまいます。そのため回復の過程で、出血や痛み、腫れ・むくみが伴います。個人差によっては痛み止めがあっても痛みを感じてしまったり、痛み止めが切れると強い痛みで動けなかったりという場合もあるようです。

ダウンタイムの過ごし方

脂肪吸引ではダウンタイムの過ごし方が重要です。術後のケアもこの時期から開始することで、術後のトラブルの回避、仕上がりにも影響するといわれています。 脂肪吸引後のダウンタイムでは、痛み・腫れ・内出血などの症状がでることが多いです。これらの症状は背施術の刺激によって引き起こされているものなので、可能な限り短時間での回復を目指すためには、刺激を与え過ぎないことがポイントです。 痛みは安静にすることと、痛み止めを上手く利用することが有効です。むくみ・腫れは、体液などが溜まらないように、心臓よりも高くするのが効果的でしょう。 他にも指示された圧迫用具を着用して、施術部位の皮膚の引き締めを怠らないことも大切になります。

脂肪吸引のデメリット:②費用が高い

脂肪吸引は費用が高いという点もデメリットの一つとしてあげられます。脂肪吸引の方法と部位によりますが、脂肪吸引を行う場合には最低20万円以上の費用が必要になってきます。 また手術費用だけでなく、麻酔代、手術後の圧迫用具にかかる費用、痛み止めや抗生物質の薬、採血費用なども必要です。 脂肪吸引は保険適用外の自由診療なので、クリニックによって金額が異なってきます。あまりにも費用が安い場合は安いなりの理由があるので、十分に注意して検討しましょう。

脂肪吸引の費用・相場

クリニックによって大幅に費用が異なる場合もありますが、その他にも脂肪の吸引量によっても金額に差がでてしまうこともあります。 腰を加えた脂肪の多いお腹全体の相場は70〜80万円程、お尻を含めた太もも全体も70 〜80万円程かかる場合が多いでしょう。 二の腕周りやあごの下では30〜40万円程、ふくらはぎは20〜40万円が相場のようです。

脂肪吸引の失敗例

脂肪吸引の失敗例:①しこりができてしまう

術後にしこりができてしまうことがあります。脂肪吸引をすると、脂肪が蓄積されていた部位に空間ができます。この空間を埋めると同時に、脂肪吸引によって受けたダメージを修復させる働きが起こります。空間を埋めるために接着剤のような繊維質が作られ、皮膚がしこりのように硬くなってしまいます。 硬くなる現象が拘縮と呼ばれますが、拘縮であればマッサージを繰り返すことで完全されますが、施術から半年以上経過してもしこりや硬さが残っている場合は、脂肪の取り残しや取り過ぎの可能性が考えられるでしょう。

脂肪吸引の失敗例:②皮膚に凹凸がみられる

脂肪吸引の失敗例としてあげられるのが、皮膚の凹凸です。皮膚表面が不揃いに波打つのが特徴です。この原因は施術部位の吸引量にムラが生じていることが考えられます。 特に医師の技術不足や吸引きの古さなどに起因するため、様々な部位で起きる可能性があります。 特に二の腕・太ももといった露出することの多い部位の凹凸が目立ちます。

脂肪吸引の失敗例:③全体のバランスが悪い

全体のバランスが悪くなってしまうのは、強引な脂肪吸引によって身体のシルエットが崩れてしまうことが原因でしょう。 脂肪吸引においては同じ部位であっても、脂肪を吸引しやすい場所とそうでない場所があります。例えば二の腕の場合には中央の柔らかい脂肪だけを吸引すると、バランスが崩れて不恰好な仕上がりになってしまいます。 また片方ずつ施術を行うといった場合もバランスが崩れてしまう恐れがあります。 さらにとにかく脂肪の量を取れば良いと考えている医師が吸引すれば、バランスが崩れやすくなります。

脂肪吸引の失敗例:④知覚過敏・神経麻痺

ピリピリした感覚が続く知覚過敏や、反対に感覚が鈍る神経麻痺などの症状が出ることもあります。これは脂肪を吸引する際に、カニューレが皮下の神経系を傷つけてしまうことが起きてしまう症状です。 脂肪周辺の組織には神経や筋肉が広がっています。特に筋肉量の多い太ももや、皮下脂肪が少ないふくらはぎは、吸引時にカニューレで傷つけてしまうリスクが高いと言われています。 万が一しびれなどの神経症状が残ってしまった場合には、飲み薬による治療での回復を待つか、最悪の場合そのままになってしまうことも考えられるので、十分に注意が必要です。

脂肪吸引で失敗しないためのクリニック選びのポイント

①症例・経験が豊富なドクターが在籍している

脂肪吸引では、吸引する機械の進歩が見られますが、最終的にはドクターの技術力によります。経験や技術力の判断材料になるのが、症例数や症例写真です。もちろんこれだけではありませんが、これも判断材料の一つでしょう。 またこれまでの経歴や美容外科医として施術を行ってきた年数、お持ちの資格など様々な点での判断が必要になってきます。 さらにカウンセリングを通じてわかる、美的センス・デザインなども脂肪吸引では重要です。

②麻酔科医が在籍している

脂肪吸引には必ず麻酔が必要です。麻酔にも種類がありますが、広範囲になると全身麻酔を使用して脂肪吸引が行われます。 麻酔には副作用や合併症などのリスクが伴いますが、執刀するドクターが必ずしも麻酔に関して専門的な知識があるとは限りません。 仮に麻酔による痛みのコントロールが適切に行われていなかった場合には、痛みを我慢しながら脂肪吸引を受けるといった事態にもなりかねません。 脂肪吸引を受ける際は麻酔科医が在籍しているクリニックで施術を受けることが重要です。

③アフターケアが充実している

脂肪吸引後に何らかのトラブルが起きてしまった場合に、アフターケアが充実しているクリニックでは、定期的に状態を診てもらうことができます。明らかに脂肪がうまく吸引できていないという場合には保証で再度脂肪吸引を行うクリニックもあります。 他にも費用内に高周波治療器などによるアフターケアが含まれていることもあり、術後の仕上がりまでサポートしてくれるなどのアフターケアが充実しているクリニックも。サポートがあると術後も安心して過ごせるので、こういった点でクリニックを選んでも良いかもしれません。

まとめ

現在では脂肪吸引の治療装置が開発が進み、身体への負担を軽くしながらも、効率的に脂肪吸引を行う装置も続々登場しています。ただこの施術には高額な費用が必要で、失敗のリスクも存在しています。 失敗を避けるためにも、技術も実績も揃った確かな施術を提供しているクリニックで脂肪吸引を行ってくださいね。

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