眉間のニキビ跡について|メカニズムや治療方法、気になる予防策まで紹介

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眉間のニキビ跡について紹介します

左右で二重の形が違う女性体中どこにでもできるニキビですが、特に眉間にできるニキビは目立つだけでなく治りにくく跡も残りやすいので厄介です。なぜ眉間にニキビができるのか、どのように治療すれば良いのかを知って綺麗な肌作りに役立てていきましょう。

ニキビ跡が残る原因・メカニズム

眉間は顔の中でも特に皮脂の分泌が盛んな部分で、毛穴に汚れが詰まりやすくなっています。汚れが溜まると、肌に住んでいるアクネ菌などが異常増殖し、刺激を与えて炎症させるためニキビができてしまいます。 目立つ場所でもあるのでつい触ったり擦ったりしがちで、細胞が酷く損傷してニキビ跡になりやすいという特徴もあります。ニキビ跡を残したくないなら、常に眉間を清潔に保ち、ニキビができた後もできるだけ手で触らないようにすることが大切です。

ターンオーバーを正常化させることが必要

ニキビ跡ができる直接的な原因は、ニキビの炎症が悪化したり物理的なダメージが加わることで細胞が損傷し、十分に再生できないためです。 これを改善させるには、肌のターンオーバーを正常化させて新しく綺麗な細胞へと入れ替えるしかありません。ただ、ターンオーバーで改善が期待できるのは、色素沈着や赤みが残る程度の軽いニキビ跡の場合です。 たっぷり睡眠を取って十分な栄養を摂り、適度な運動を行うなど生活習慣を整えることで、ターンオーバーが正常化しやすくなります。

クリニックで行われている治療

内服薬・外用薬の特徴・メカニズム

いニキビ跡なら、生活習慣の改善やスキンケアなどである手度は改善させることができます。セルフケアで治らないほど重症化した場合は、クリニックで内服薬や外用薬を使用して治療しなければなりません。 これらの治療で治るのは、色素沈着と赤みの残るニキビ跡です。毛穴の角質を取り除いてターンオーバーを正常化させる外用薬や、皮膚の再生を助けるビタミン剤やアクネ菌の増殖を抑える抗生物質といった内服薬が主に使用されます。

イオン導入の特徴・メカニズム

イオン導入は、色素沈着と赤みが強いニキビ跡に有効です。イオンを発生させる特殊な機器を使用し、美容成分を肌の奥深くまで浸透させることで肌のターンオーバーを促します。 まずは肌にビタミンなど美肌効果のある美容液を塗り、それに電流を流してイオン化させます。単に肌に美容液を塗布するのと比べて、数十倍という高い効果を発揮することが可能です。これにより、肌に栄養を与えて綺麗な細胞が作られ、跡も改善していきます。

ピーリングの特徴・メカニズム

ピーリングとは、肌の角質を剥がす効果のある薬剤を塗布し、古くなった細胞を落とすことでターンオーバーを促す治療です。古くなった角質が蓄積するとターンオーバーを邪魔する大きな原因となるので、これを剥がすことで綺麗な肌に生まれ変わりやすくなります。 色素沈着はもちろん、クレーター跡や毛穴が広がったタイプの跡にも効果があります。ピーリングには薬剤や施術方法にいくつか種類があるので、医師とよく相談して選ぶことが大切です。

ダーマローラーの特徴・メカニズム

頑固なクレーター跡になったニキビに効果が高いのが、ダーマローラーという治療法です。無数の細かい針が付いた美顔ローラーのような器具を直接転がすことで、針が肌の奥深くまで到達して細胞を刺激します。 これにより、細胞から増殖因子が盛んに分泌されるようになり、肌の再生や入れ替わりが活性化します。針を刺すので当然痛みがあり、基本的には顔に麻酔クリームを塗ってから施術が行われます。

光治療(フォトフェイシャルやIPLなど)の特徴・メカニズム

光治療は、名前の通り光エネルギーを患部に照射することで肌の内部にあるメラニン色素に作用し、体外への排出を促すことができます。主に色素沈着や赤みに効果がありますが、熱エネルギーによって肌細胞を引き締める効果もあるので、毛穴が開いたタイプにも一定の効果が得られます。 シミやたるみなど、ニキビ跡以外のあらゆる肌トラブルに効果があるため、治療することで総合的に肌の悩みを解決できるという嬉しいメリットもあります。

高周波の特徴・メカニズム

高周波を利用した治療は、熱エネルギーを肌の奥深くまで浸透させることでコラーゲンの生成を活性化させ、肌を再生させることができます。肌のキメも整い、ハリも生まれるのでデコボコになったクレーター跡に特に有効です。 肌へのダメージも軽くダウンタイムなどもほとんどないため、治療の負担が軽いのが特徴です。治療中は独特の刺激がありますが、痛みとしては非常に小さいので痛みに弱い人でも安心して治療を受けることができます。

レーザーの特徴・メカニズム

ひと口にレーザー治療と言っても、その種類は様々です。ニキビ跡治療で効果が高いのは、肌の表面の角質を削るタイプと肌の奥深くに作用するタイプの2つで、それぞれ特徴が異なります。 角質を削るタイプは凹凸をなくすことができるので、クレーター跡に適しています。物理的にクレーター跡を削ることができるので効果が高いですが、その分痛みやかさぶたなどのデメリットもあります。 もう一方はレーザーで細かい穴を開けて刺激を与え、肌細胞の入れ替わりを促すことで改善させることができます。

ニキビ跡になる前にできること

紫外線・日焼け対策をする

肌は健康な状態ならバリア機能によって紫外線のダメージを防いでいるのですが、ニキビができるとバリア機能が著しく低下してしまいます。 特に眉間は紫外線が当たりやすいためニキビ跡になりやすいので、日ごろから日焼け対策を万全にし、紫外線を避けることが大切です。

正しい洗顔・スキンケアをする

眉間のニキビを擦りすぎると、摩擦のダメージによって跡が残りやすくなります。洗顔やスキンケアの際には決して力を入れず、患部に刺激を与えないようにしましょう。洗顔フォームの泡だけで優しく洗うのが基本で、スキンケアもニキビケアに特化したものを使います。

刺激を与えない

細胞にとって、物理的に刺激を与えることが何より重いダメージになります。ダメージが重なれば跡になりやすいので、ニキビができている間はできるだけ触らないようにしましょう。洗顔やスキンケアの際にもうっかり擦らないように注意が必要です。

バランスの良い食事をする

跡を残さないためには、身体の内側からケアをすることも大切です。バランスの良い食事は肌の再生に欠かせない栄養素を摂取するためにも重要なことなので、ダイエットや偏食をすることなく様々な栄養素を摂るようにしましょう。 また、パンやじゃがいもなどの血糖値の上昇が激しい食材はニキビやニキビ跡の状態を悪化させてしまうので、注意しましょう。

質の良い睡眠をとる

肌の再生を促すホルモンは、主に睡眠中に分泌されます。夜更かしをしたりパソコンを寝る直前まで眺めるなどしていると、質の良い睡眠が摂れないため肌に良くありません。規則正しく早寝早起きを心がけ、それを続けることが大切です。

ニキビ跡は早めに治療することが重要

鼻根を指で押さえている女性眉間にできたニキビ跡は、放置していても自然に良くなる保証はありません。特に色素沈着などは時間の経過とともにますます沈着が進み、治りにくくなってしまいます。 眉間のニキビ跡に気付いたらできるだけ早く治療を開始することで、より早く綺麗に治せる可能性が高まります。セルフケアでなかなか治らない場合は、すぐに皮膚科で相談するようにしましょう。
【参考文献】 ⑴Tokuya Omi and Kayoko Numano, "The Role of the CO2 Laser and Fractional CO2 Laser in Dermatology", LASER THERAPY, (2014). ⑵Asilian A, Salimi E, Faghihi G, Dehghani F, Tajmirriahi N, Hosseini SM., "Comparison of Q-Switched 1064-nm Nd: YAG laser and fractional CO2 laser efficacies on improvement of atrophic facial acne scar.", Journal of Research in Medical Sciences, (2011).

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