ニキビの原因はタバコが関係している!タバコをやめたらニキビが治るって本当?

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ニキビとタバコの関係とは?

禁煙の標識 ニキビとタバコは一見すると関係がないもののように感じられますよね。 しかし実際には、ニキビに重要なビタミンCを破壊したり栄養素の通り道である血管を収縮させたりなど、肌へ悪影響を与えています。 そこで今回は、ニキビとタバコの関係について紹介していきます。

タバコによるニキビへの影響

頭を抱えて悩んでいる女性

ビタミンCの破壊

まず、タバコが与えるニキビへの影響としてあげられるのが、ニコチンによるビタミンCの破壊です。 成人の場合、1日のビタミンC摂取量は約50mg程度が必要と言われていますが、1本のタバコで、体内に蓄積されたビタミンCが約25mg〜100mg程度破壊されてしまうようです。 それによって、ビタミンCの働きである抗酸化作用が低下するので、ニキビができやすくなったり、肌荒れ・肌トラブルが起きやすくなったりしてしまうでしょう。

血管の収縮作用

ビタミンCの破壊の他には、血管の収縮作用もあります。血管が収縮されることによって血の巡りが悪くなり、ターンオーバーの乱れや冷えを生み出します。 また、血管が細くなると必要な栄養成分が血管内を通ることができなくなり、必要な栄養素が供給されない状態になると、ターンオーバーが乱れてしまいます。

ニキビの炎症を促進させる

タバコはニキビを作るだけでなく、今あるニキビの炎症を促進させてしまうこともあるので注意しなければなりません。 特に、タバコにはベンツピレンという発がん性があるといわれている成分が含まれているようです。紫外線そのものもニキビの炎症・悪化の原因の一つといわれていますが、喫煙によって肌に付着したベンピツレンが紫外線(UVA)に当たると、肌の炎症を引き起こしやすくしてしまう危険性があります。 そのため、日向での喫煙や喫煙後の紫外線には注意が必要でしょう。

悪玉菌を増殖させ、腸内フローラを乱れさせる

タバコには、悪玉菌を増殖させ、腸内フローラを乱れさせるという影響を与えてしまうこともあるようです。 腸内フローラとは、腸内にいる善玉菌・悪玉菌・良くも悪くもない日和見菌という3つの菌が2:1:7のバランスを保っていると、腸内環境が整っているといえるそうです。 しかし、タバコに含まれているニコチンは悪玉菌のエサといわれ、タバコを吸うことによって悪玉菌が増えて腸内フローラーが乱れます。それによって便秘が起こります。 便は体内の毒素を排出する役割もありますが、便秘になれば体内に残り、毛穴から出そうとなった結果、毛穴の中に毒素がつまり、ニキビへと繋がってしまうのです。

ニキビに影響を与えるタバコの三大有害物質

ニコチン

主に血管の収縮や血圧の上昇、手足の冷えや不眠などを引き起こしてしまう成分です。また、厄介な依存性も持ち合わせている成分で非常に危険な成分です。 このニコチンによって肌のターンオーバーが乱れたり毛穴が詰まってしまったりするため、ニキビを引き起こす原因になると言われています。

タール

主にタバコの葉が焼却されるタイミングで発生する成分で、発がん性を持っている成分になります。喫煙するたびに肺に蓄積されていく特徴があります。 タールもニコチンと同じく血管の収縮を引き起こしてしまうため、肌のターンオーバーの乱れ毛穴の詰まりによるニキビの原因の一つです。

一酸化炭素

血中の酸素の運搬を阻害してしまう成分です。よって、軽い運動や階段の上り下りでも息切れやスタミナ不足を引き起こしてしまいます。また、妊婦が喫煙をすることによって、お腹の赤ちゃんに対しても酸欠状態を引き起こしてしまう可能性があります。 この一酸化炭素はコラーゲンなどの美肌成分に悪影響を与える活性酸素の一つで、これによってニキビができやすくなったりニキビが治りにくくなったりする影響がでると言われています。

タバコによってできるニキビの対処法・予防法

ビタミンC・ビタミンEを摂取する

色とりどりの野菜ニキビができるのを少しでも対処、予防する方法として、できる限りビタミンCやビタミンEを摂取していくということです。 まずは果物や野菜で摂取することが重要ですが、食べる量には限界があるので、足らない分はサプリメントや病院で処方してもらうビタミン剤、直接体内に直接ビタミンCを注入する点滴などです。 また、内側からビタミンCを摂取するだけではなく、ビタミンC誘導体や成分の入った化粧水や美容液などを使って外側から肌に浸透させていくという方法もあります。 長期間タバコを吸って急激にやめられない方などは、1日の本数を減らすと同時に、こういった内側と外側の両方からビタミンCを補っていきましょう。 また、ビタミンEもニキビの改善、予防に効果的で、アーモンドやナッツ、アスパラガスを摂取することで、喫煙によって阻害された血流の改善を図ることが出来ます。

紫外線対策をしっかりと行う

日焼けをしている女性の肌喫煙を続けていることで、紫外線が肌に対して与えるダメージは高いとされています。よって、非喫煙者よりも、よりしっかりと紫外線対策を行うことが大切になってきます。 日焼け止めを塗るのはもちろん、帽子や日傘などを利用して、日差しを遮ることが大切になってきます。

保湿を十分に行う

洗顔をしている女性肌の乾燥は、皮膚のバリア機能を低下させてしまい、刺激などに弱くなってしまいます。その上で、喫煙の際の副流煙などの影響も少なからず受けやすいため。しっかりと保湿を行うことが大切です。 特に冬季は乾燥しやすい時期なので、適切に対処しないと、ニキビだけでなくシミなどの色素沈着を引き起こしてしまう可能性があります。

タバコを吸うタイミングに気をつける

タバコに火をつけようとしている女性タバコを吸うタイミングに注意することも、ニキビができるのを少しでも予防する方法の一つです。 特に気をつけたいのが「就寝前」です。タバコに含まれるニコチンには、覚醒作用と血管収縮作用があります。これによって、眠りが浅くなる・寝つきが悪くなる・血管収縮作用によって肌の再生が妨げられるなどが起こってしまうでしょう。 そのため、寝る前の一服を避けることでも、少しの予防になりそうです。

アイコスでも、ニキビへの影響は変わらない

近年、急速に普及してきたアイコス。副流煙の心配も無くなり、灰などの処理も手軽になってきたことから、喫煙者の中でも一時期入手困難になるほどの人気を博してきました。周囲にいる人や身体への配慮もされているという触れ込みで、ニキビに対しても、一定の効果が期待できると考えられがちです。 しかし、喫煙者が得られるニコチンやタールは通常のタバコと比較しても変わらないため、ニキビへの影響もほとんど変わらないとされています。

禁煙したらニキビが増える?

喫煙者が肌のことを考え、禁煙したところニキビが数多く発生してしまったというケースが存在します。そしてまた喫煙する習慣に戻したところ、ニキビが治った…といった声も聞かれました。 こうした症状は「好転反応」と呼ばれており、肌質が改善する前触れとも言われており、そのまま禁煙を続けることでニキビも落ち着いてくると考えられます。 一方で、口さみしさやストレスによって甘いものなどを食べ過ぎてしまうと、ニキビが出来てしまうという可能性もあり、禁煙に成功したとしても、注意が必要です。

ニキビを減らして美肌へと近づけるにはタバコをやめよう

禁止を訴えている女性医師 タバコは肺などの臓器へ悪影響を与えるというイメージですが、その他、肌や血管へも影響を与えています。美肌を目指していてもきれいになれない・ニキビが治らないという方の中には、喫煙者も。 そのため、ニキビを減らして美肌へ近づきたいという場合には、タバコをやめることが重要です。

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