首アトピーの色素沈着を消すための3つの対処法|レーザー治療は有効?

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首のアトピーが色素沈着した場合の改善法について

首回りのマッサージを受けている画像 アトピー性皮膚炎は全身にできる皮膚疾患ですが、特に皮膚が薄く敏感な関節・肘の裏・顔・首に出やすい傾向があります。 これはかゆみが非常に強く、湿疹や掻きむしった跡が色素沈着して残ってしまうことも少なくありません。 そこで今回は、首のアトピーが色素沈着して残った場合の対処法について紹介していきます。

アトピーとは?

アトピーとはアトピー性皮膚炎と呼ばれているもので、皮膚の病気です。 激しいかゆみを伴う湿疹が全身に出るという症状が繰り返し続いているのが特徴です。 また、もともとアレルギー体質である方や、皮膚のバリア機能が低い方にも起こりやすいようです。 好発部位は、関節・首・顔で、特に皮脂の量が少ない場所に出やすい傾向にありますが、全身のどこにできてもおかしくはありません。 アトピーの原因は明確に解明されておらず、現在のところ完治すると言われている治療方法も存在しません。 ただし、症状・状態にあった治療法であれば改善ができることもあるようです。

首のアトピーが色素沈着する原因

頭を抱えて悩んでいる女性 アトピー性皮膚炎は強いかゆみを伴う皮膚疾患のため、寝ている間など意識をしていない間に患部を掻きむしってしまうなどの外的刺激によって、肌の内部では肌を守ろうとメラニン色素が増えます。 通常増加したメラニン色素は肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーで排出されていきますが、アトピーなどの場合にはターンオーバーのサイクルが遅く、排出される前にメラニン色素が蓄積されます。 それによって、色素沈着としてアトピーの跡が残ってしまいます。

首のアトピーの色素沈着を改善する方法

①皮膚の炎症を繰り返さない

首のアトピー性皮膚炎が色素沈着してしまった時の対処法として、炎症を繰り返さないことが重要です。 炎症が出ていないケースでは、保湿ケアをすることで肌のバリア機能を向上させることが可能なようです。 ただし、顔や体などいつも行なっているスキンケアでは刺激が強すぎてしまうものもあるため、無添加で低刺激なものを使用するのが良いかもしれません。 心配な方は、皮膚科や美容皮膚科など肌治療の専門性を高いクリニックでスキンケアについて指導してもらうのが良いでしょう。 また、首のアトピーが色素沈着する原因は紫外線によるものも考えられます。そのため、首に紫外線が当たらないよう日焼け止めをしようしたり、日傘やUVカットの衣服などを身に付けるなどして、万全な紫外線対策を行なってくださいね。

②薬で治療する

首のアトピーが跡として色素沈着してしまった場合には、薬で治療する方法もあります。薬には内服薬と外用薬がありますが、それぞれ単体で治療することもあれば、併用して行うこともあります。 内服薬では、抗炎症効果などが期待できるトラネキサム酸、抗酸化作用をもつアミノ酸が含まれたL-システイン、メラニン色素の生成を抑制する作用が期待できるビタミンC、ビタミンCなどビタミンが複合されているシナールなどが処方されるようです。 一方の外用薬では、アレルギー反応を抑制し炎症も抑制する効果が期待できるプロトピック、保湿作用や血行促進効果が期待できるヘパリン類似物質、皮膚の軟化などにこう方期待できる亜鉛華軟膏、皮膚の保護をする働きがあると言われる白色ワセリン、肌の漂白剤と言われるハイドロキノン、ハイドロキノンと一緒に使われるトレチノインなど様々です。 内服薬では体の内側から全体的にアトピーの改善をサポート、外用薬では患部に直接作用する効果が期待できるでしょう。

③レーザー治療

首のアトピーの色素沈着が深刻である場合には、レーザー治療という選択肢があります。 レーザー治療は主に美容皮膚科や美容外科などで行われている治療方法で、色素沈着の原因であるメラニン色素に反応するレーザーを使用します。 これを照射することで、色素沈着の原因であるメラニン色素を破壊し、レーザーのダメージで周りの組織が活発化することでターンオーバーを促し、色素沈着を徐々に薄くしていく効果が見込めます。 多くの場合一度で改善することは難しく、複数回の治療が必要になってきます。 また、レーザー治療は自費治療になることが多く、改善に高額な費用がかかってしまうでしょう。

首アトピーの色素沈着を改善するには時間がかかる

首元に手を添えている女性 アトピー性皮膚炎は炎症が治った後も色素沈着に悩まされることが多い皮膚疾患です。 未然を防ぐためには日常生活でできることを改善し、衛生面・栄養面で悪化しないような工夫が必要です。ただし、小さい頃からアトピーである場合はすでに色素沈着していることが多いでしょう。 その場合、自己判断でのケアは改善ができない・悪化したということにも。 そうならないためにも医療機関での治療が必要になってきます。ただし、正確な治療方法が確立されている訳ではなく、症状・状態・医師の経験によって方法は異なります。 また、アトピーは皮膚の深いところで色素沈着を起こしていることが多く、改善には年単位での治療期間が必要になってくるということをしっかりと理解して起きましょう。

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