埋没法の抜糸について徹底解説|経過や料金、注意点を紹介

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蒙古ひだのない綺麗な平行型二重の目 埋没法を受けてから、埋没法の糸を抜糸したいと希望される方は少なくありません。 その理由は様々ですが、どのくらいの期間内に抜糸の施術を受ければいいのか、どのくらい腫れるのか、本当に元に戻るかなど、様々なことが気になりますよね。 そこで今回は、埋没法の糸の抜糸について詳しく紹介していきます。

失敗や後戻りなどで埋没法の抜糸をする人も多い

埋没法でせっかく二重のラインを形成したのにも関わらず、抜糸をしたいという方も少なくありません。それには下記のような理由が考えられます。
・痛みが強く、目を開けることができない ・まぶたに赤みを伴う腫れが出てきた ・ゴロゴロ感や違和感が無くならない ・埋没法で形成したラインが不自然 ・埋没法後の仕上がりがあまり良くない ・目を閉じた時に糸の結び目が膨らんで見えてしまいバレる危険性がある ・食い込みが強すぎてしまう
仕上がりのデザインに関してや術後なんらかの問題が起きている場合に抜糸を希望する方が多いようです。

埋没法の抜糸はすべき?状態でセルフチェック!

チェックリスト「埋没法の仕上がりが気になるけど抜糸をすべきかどうかがわからない」という方も多いかもしれません。抜糸すべき状態なのかそうでない状態なのか、まずは以下をチェックして確認してみましょう。

抜糸をした方がいい状態

クリニックの女性医師早期に抜糸をした方が良い症状・状態として、デザインではなく日常生活に関わるような目が開けられないほどの痛み・異様な赤みや腫れが出ている場合などです。 手術後、数日間はチクチク感やゴロゴロ感が感じられるのは通常の過程でも起こることです。しかし、目を開けられていられないような痛みが出ている場合には、目に見えなくとも、糸が飛び出している可能性が考えられます。 また、目視でも糸が出ているのを確認できる場合には、糸は時間の経過とともに埋まるものではないため、感染症を引き起こす前に抜糸を行い、糸をかけ直さなければなりません。その他にも仕上がりに納得がいかない場合にも、組織が癒着する前に抜糸をすることで元に戻せる可能性が高いでしょう。
【こんな状態の時は抜糸すべき】 ・目が開けられていないほどの痛みがある ・糸が飛び出している

抜糸をしない方がいい状態

注意や禁止を意味する標識を持っているクリニックの医師早急に抜糸をすべきではない症状・状態も存在します。思っていた以上に腫れが大きく、学校や仕事をさらに休まなければならなくなってしまった場合や、術後1ヶ月以内の段階でイメージが違うからといって理由で、抜糸を希望されるケースも少なくありません。 しかし、施術によるまぶたの腫れであれば、時間の経過とともに徐々に落ち着いてきます。約1ヶ月ほど経過すれば腫れも落ち着き二重のラインも完成してくるので、安定するまでの1ヶ月ほどは様子を見るようにしましょう。
【こんな状態の時は抜糸すべきではない】 ・腫れがひどすぎて、学校や仕事に復帰ができない ・術後1ヶ月以内の段階でイメージを違う

埋没法の抜糸の方法・手順

手術をしているクリニックの男性医師 埋没法の抜糸の方法は、受けた埋没法の方法や止めている点数などにもよって異なります。スタンダードな埋没法であれば、まぶたの表面から糸が入っている付近を数ミリ程度切開し、その穴からまぶたに埋め込んだ糸を取り除いていきます。場合によってはまぶたの裏側を切開して抜糸が行われることもあるようです。 ただし、抜糸を行なったからといってもとのまぶたに戻れるという保障はなく、特に埋没法を受けてから年数が経過している場合には、より元に戻りにくいでしょう。

埋没法の抜糸が可能な期間

埋没法の抜糸は、1ヶ月以内でも行うことが可能です。特に、元の目に戻したいという場合には、早期の段階で抜糸を行うことで、埋没した糸を全て除去することで、元の目に戻せる可能性が高まります。 もちろん、早期の段階でなくとも抜糸は可能とさされています。ただし、施術から長い期間が経っている場合には皮膚と糸が癒着してしまい、全ての糸を除去することができなかったり、元の目には戻らなかったりすることがあります。抜糸を希望している場合には、埋没法の施術を受けてから1年以内に受ける方が良いかもしれません。

埋没法の抜糸にかかる料金

たくさんの100ドル札 クリニックによっても料金は異なりますが、受けたクリニックで抜糸を行う場合は、最低でも20,000円〜30,000円ほどかかります。 他院で行う場合には、30,000〜50,000円が必要になりますが、受け付けていなクリニックもあるため、あらかじめクリニックへ確認が必要です。
クリニック名 料金(税込)
  有楽町高野美容クリニック (当院)43,200円
 (他院)64,800円
  ヴェリテクリニック (当院)32,400円
 (他院)54,000円
  東京イセアクリニック (当院)21,600円
 (他院)32,400円
  プリモ麻生十番クリニック (当院)54,000円
 (他院)54,000円※1点毎
  大塚美容形成外科 (当院)54,000円※片目
 (他院)81,000円※片目
(※2019年4月時点)

埋没法の抜糸後のダウンタイム・経過

カレンダー

大きな腫れは1〜3日ほどで落ち着く

麻酔の注入量が最小限でかつ、糸が取れるまでに時間がかからなければ、大きな腫れはあまりなく、1〜3日ほどで落ち着いていくと言われています。 しかし、糸がなかなか見つからずに出血や腫れが酷くなるようであれば、術後のダウンタイムが長引くことになります。その場合、1週間〜1ヶ月近く時間が必要になるということを理解しておきましょう。

傷跡は1ヶ月程度で目立たなくなる

一般的な抜糸の方法の場合、まぶたの表面側を切開しますが、時間が経過すると、じっくり見ても傷跡がわからない程度まで治癒すると言われています。糸が見つけにくい場合、切開の範囲を広げなければならず、色素沈着が起きて小さなシミのような傷跡が残ることがあるでしょう。 一方、まぶたの裏側で糸を結んでいる場合には、裏側から抜糸を行うため、まぶたの表面に傷跡が残る心配はありません。ただし、裏側からの抜糸は難しく、医師の技術力が必要になるため医師選びに注意しなければなりません。

痛みは数日〜1週間ほどで落ち着く

痛みの感じ方には個人差や手術時の丁寧さが関わってきますが、鎮痛剤を使用せずに過ごせる場合もあれば、数日〜1週間ほどの痛みが伴う場合もあります。

内出血は1〜2週間ほどでなくなる

内出血も腫れと同様に、糸が取れるまでに時間がかからなければ、2〜3日程度で済むことがありますが、消失までに1〜2週間ほどかかると考えておいたほうが良いでしょう。

翌日からは基本的な生活が可能になる

翌日から洗顔・シャワー浴が可能になることが多いようです。クリニックによって術後のダウンタイム中の制限が異なるため、事前に確認を行うようにしましょう。

コンタクトレンズの使用・アイメイクは2〜3日後からできる

一般的に、2〜3日後からカラーコンタクトレンズを含む、コンタクトレンズが使用可能になるようです。ただし、クリニックによって対応が異なるため、直接クリニックへ確認をしましょう。

アイプチ・つけまつげ・マツエクは1週間後からできる

症状・状態にもよりますが、一般的には1週間後からアイプチ・つけまつげ・マツエクが可能になるようです。クリニックによっても対応が異なるので、直接確認を行なってください。 また、施術を行なったクリニックが可能と判断しても、マツエクを行なっているサロンでは、目元の手術を受けてから3ヶ月以降でなければマツエクをすることができないと判断しているところもあります。そのため、クリニックだけでなくサロンにも確認を行うようにしましょう。

埋没法の抜糸についてよくある質問

Q.埋没法の糸を抜糸しても二重のまま元には戻らないことはありますか?

A.埋没法は抜糸を行えば元のまぶたに戻るのが特徴で、早期の段階であれば、もとの目元に戻せる可能性が高いです。 しかし、手術から2ヶ月以上経過していると、瘢痕ができ、皮膚が癒着している可能性があります。その場合、抜糸をしても二重のまま戻らないことが考えられます。

Q.埋没法の抜糸ですが癒着していて無理と言われました。なぜですか?

A.埋没法を行なった後、糸の周りに瘢痕という繊維状の皮膜ができ、皮膚と糸が癒着を引き起こします。これによって糸が見つけにくくなり、切開をしても埋没法で使った糸が見つけられない可能性があります。 特に、埋没法を受けてから時間が経っている場合には、抜糸が難しいと判断されます。必要に応じて癒着解除などを行うことも不可能ではありませんが、必ずしも全ての糸を抜糸できる訳ではないということを理解しておかなければなりません。

Q.埋没法を受けて10年後に抜糸は可能ですか?

A.癒着をしていたり、糸がもろくなっていたり、脱色して透明になっていたりする場合には、抜糸が難しいです。切開をしても糸が全て取り除けない場合があるということを予め理解しておかなければなりません。

Q.埋没法から全切開を希望していますが、埋没法の糸は抜糸しなければ手術は受けられませんか?

A.以前に埋没法で作ったラインと同じ場合か、それ以上に広げる場合には、抜糸をせずに全切開手術を行うことは可能なようです。希望があれば、全切開時に抜糸も行われます。 ただし、希望する二重幅が狭い場合には、埋没法の糸を抜糸しなければなりません。

Q.埋没法の糸を抜糸したいのですが、他のクリニックや眼科でも可能ですか?

A.埋没法の糸の抜糸は、他院で行うことは可能です。 しかし、他院で行う場合はどの部分に糸を埋没したかわからないことが多く、全ての糸を取り除くことができない可能性があるでしょう。

Q.これ以上は抜糸ができないと判断されるポイントは何ですか?

A.医師にもよって異なりますが、1点につき10〜15分を目安にされているドクターが多いようです。それ以上の場合は、術後の腫れ・内出血など傷めて、見つかる可能性が低いため、抜糸が判断できないと判断されるでしょう。

Q.抜糸をしてからどのくらいで二重のラインが消えますか?

A.二重のラインが消失するまでには個人差がありますが、埋没法後に抜糸を早期に行えば、比較的すぐに戻ると言われています。 時間が経過していても抜糸をすることで、ある程度ラインが薄くなったり目立たなくなったりすることがありますが、個人差によっては二重のラインが残ったままになることもあります。抜糸を希望する場合は、それを理解した上で施術を受けるようにしましょう。

埋没法の抜糸はよく考えた上で受けるようにしよう

まつげの長い末広型二重の目 埋没法を受けた後に、抜糸を希望する方は少なくありません。 もちろん抜糸を行うことは可能ですが、抜糸を行なっても全ての糸を取り除けなかったり、元の目の状態にならなかったりするリスクが伴います。 そのため、抜糸が本当に必要なのかをしっかりを考えた上で施術を受けるようにしましょう。

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