二重まぶたの整形はどのくらい腫れるの?

二重まぶたにする整形の方法は様々です。どのクリニックも腫れない・腫れにくい・腫れが少ないとPRをしていますが、どんな方法でも腫れを伴います。特に、過度に腫れないことを期待していた場合には、期待はずれとなってしまうかもしれません。
今回は二重まぶたの整形で腫れる期間と、腫れを少しでも抑える方法について紹介していきます。
埋没法で”腫れない”ということはほとんどない

埋没法は二重まぶたの整形でも比較的リーズナブルでダウンタイムが短い施術として人気の高い方法の一つです。
各クリニックれは腫れない・腫れにくいなどダウンタイムの短さをPRしていますが、
全く腫れないということはありません。
埋没法ではまぶたを髪の毛よりも細い糸で固定して二重を形成するため、少なからず負担がかかり、術後に腫れ・内出血・むくみが伴います。
特に、糸を留める強さや点数が増すほど腫れが長引く傾向です。
二重まぶたの整形で腫れが完全に落ち着くまでにかかる期間
術後の腫れには、施術の方法・希望するデザイン・医師の技術力・体質など様々な理由によって期間は異なってきます。
ダウンタイムが短いと言われている埋没法でも約1ヶ月程度、切開法では約3ヶ月程度の期間が必要です。ただ、個人差によってはまだ完全に落ち着いていないことも多く、倍以上の時間がかかることもあると知っておきましょう。
二重まぶたの整形の腫れを長引かせる理由とは?

二重まぶたの整形後の腫れが長引く原因は、術後の過ごし方が間違っているからだと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実際は、
二重まぶたにする整形の方法・希望するデザイン・二重の幅なども関係してきます。
特に、
もともとの目にあっていない幅の広い二重や、無理に元の形にはあっていない無理なデザインでは腫れが長引いてしまうので注意しましょう。
また、
糸の止める点数や結ぶ強さでも術後の腫れを助長させるので、そういったことも考慮しながら施術のスケジュールを調整してくださいね。
二重まぶたにする整形方法

埋没法
二重まぶた整形の中でも人気が高い埋没法は、二重にしたいラインのまぶたの表側とまぶたの裏側とを縫い合わせます。
まぶたの状態やデザインにもよりますが、まぶた全体ではなく2,3点留めるだけで二重を形成することができるでしょう。
ただし、切開をせずに糸のみで留めるため、糸が切れる・緩む・まぶたを開ける力が弱くなる・上まぶたがたるむなどが起こると、ラインが消失してしまいます。
《腫れがでる期間》
埋没法で強い腫れがでる期間は、一般的に
当日〜1週間と言われています。
目に見てわかるような腫れが引くまでには
約1ヶ月程度の期間が必要です。
場合によっては、一般的な期間よりも長引いてしまうこともあるということを知っておきましょう。
部分切開法
部分切開法は、まぶた全体ではなく部分的に切開します。
まぶたを切開しますが、そこが二重のラインとなるので傷が目立つことはほとんどないでしょう。
また、
切開と同時に脂肪・皮下組織の一部を取り除き、内部組織を直接報道し癒着させることで二重まぶたを形成します。
ただし、全切開法と費用に大きな差がなく、部分切開をするくらいなら全切開をした方が良いという考えのクリニックでは行われていないこともあるようです。
《腫れがでる期間》
部分切開法の場合は全切開法よりも切開する範囲が狭いため、腫れがでる期間は短めな傾向ですが、
強い腫れは約1週間程度続くと言われています。
1ヶ月〜3ヶ月程度の時間が経過すると、目立つ腫れ・むくみ・内出血は落ち着いていくでしょう。
全切開法
埋没法や部分切開法よりも高い持続性を求めている場合には、全切開法が向いているかもしれません。
切開をするというと目立つ傷跡が残るのではないかと心配してしまう方も多いですが、切開するラインは二重のラインとなり、時間の経過とともに目立たなくなっていくと言われています。
全切開法は余分な脂肪だけでなく皮膚も除去することも可能なため、希望するデザインに近づけることができるでしょう。
《腫れがでる期間》
希望する二重のライン全体を切開するため、二重まぶたの整形の中でもダウンタイムが長い施術方法です。
腫れのピークは約1〜2週間と言われていますが、
完全に落ち着いてくるまでには早くても3ヶ月かかるでしょう。個人差によっては半年程度の期間が必要な場合もあります。
二重まぶたの整形後の腫れを抑える方法

埋没法で使われる針を極細のものにしてもらう
埋没法では局所麻酔時と二重形成の際に針が使われますが、どちらも極細のものにしてもらうことで、まぶたにかかる負担を少しでも抑えることができるでしょう。
クリニックによっては標準で使用されていることもあればオプションで変更しなければならない場合もありますが、少しでも腫れを抑えたいという場合には、費用がかかってもオプションを追加するべきかもしれませんね。
施術中に力まない
緊張や施術中にまぶたに何かされている感覚から力んでしまう方も多いです。
しかし、力んだ状態で局所麻酔をしてしまうと内出血が出やすくなるといわれています。
そのため、笑気麻酔を利用するなどしてリラックスした状態で受けることが重要です。
アイシングを行う
腫れを抑えるには手術当日から強い腫れが出ている数日間はアイシングを行うことがポイントです。
アイシングをしすぎてしまうと皮下組織の回復が遅れてしまうため、過度に冷やしすぎないように注意しながらアイシングを行いましょう。
頭を心臓よりも高くする
頭が心臓よりも低くなってしまうと、腫れ・むくみを助長させてしまいます。
そのため、術後しばらくは就寝時に枕の位置を高くする工夫が必要です。
術後しばらくは安静にする
比較的負担の少ない埋没法でも、身体には負担がかかっています。
そのため、術後しばらくは、スマートフォンやパソコンなどで目を酷使することは避けましょう。
ただし、安静にするからといって寝すぎてしまうこともむくみに繋がるので注意してくださいね。
身体を温める行為・行動を控える
ダウンタイム中に体を温めたくなるかもしれませんが、身体を温める行為・行動はダウンタイムを長期化させるといわれています。
長時間の入浴・サウナ・運動・飲酒は内出血・腫れを引きにくくさせてしまうため、1週間程度は控えるようにしましょう。
水分を多く摂りすぎない・味の濃いものや刺激物を控える
水分を多く取りすぎてしまったり、味の濃いもの・刺激物はむくみやすくしてしまうといわれています。
術後数週間はこういった点にも注意しながらダウンタイムを過ごしましょう。
二重まぶたの整形後の腫れを抑えるには術後の過ごし方に気をつけよう

二重まぶたの整形は、方法・医師の技術力による部分も大きいですが、希望するデザインによっては腫れが長引いてしまうこともあります。
施術内容で腫れてしまう分には二重まぶたを形成するには致し方ないことなので、腫れを少しでも抑えたいという場合には術後の過ごし方を気をつけましょう。
特に、普段から腫れを助長させてしまう行為・行動をしている場合には、術後しばらくはそういった日常生活に注意しながらダウンタイムを過ごしてくださいね。