豊胸ガイド~豊胸バッグの中身

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今回は、豊胸バックの「内容物(中身)」について。豊胸バッグは、内容物の種類によって柔軟性や安全性が異なります。それぞれの特徴をお話しますので、前回の「豊胸ガイド~豊胸術の種類と選び方」と合わせて、ぜひ参考にしてくださいね。

バッグの種類

生理食塩水バッグ

生理食塩水バッグは、体液に近い組成の食塩水を内容物としたバッグ。点滴や麻酔液など他の医療でも使用されているものです。以前には生理食塩水が主流でしたが、バッグ破損や内容物漏えいなどのトラブルもあり、現在ではあまり使用されていません。

シリコンジェルバッグ

シリコンジェルは、シリコン(有機ケイ素樹脂)でできたジェルです。過去には安全性が疑問視されFDA(アメリカの厚生労働省にあたる機関)で使用が禁止されることもありましたが、後に安全性が確認され、現在でも使用されています。シリコンは、生理食塩水とは異なり、漏えいしても体内に吸収されることはないといわれています。

コヒーシブシリコンバッグ

コヒーシブシリコンとは、粘性の高い(流動性の低い)シリコンのこと。バッグが破損しても体内に拡散しないので、液状のシリコンよりも安全性は高くなっています。以前は感触が固く不人気でしたが、より柔らかいソフトコヒーシブシリコンが開発され、現在の豊胸バッグの主流となっています。 McGhan社(アメリカ)の「バイオセルバッグ」、Mentor社(アメリカ)の「メモリージェルバッグ」などもコヒーシブシリコンバッグです。

ハイドロジェルバッグ

ハイドロジェルは、生理食塩水とムコ多糖類を混合物。柔軟性が高く自然に近い感触、仕上がりが期待できます。ただ、バッグの破損や漏えいが起こった場合、体内に徐々に吸収されてバッグが収縮してしまいます。取り扱っている医療機関はそれほど多くありません。

CMCジェルバッグ

CMCジェルは、CMC(カルボキシメチルセルロース)や生理食塩水などの混合物です。こちらも柔軟性が非常に高く柔らかな感触が期待できるのですが、使用を禁止している国もあるなど、安全性については意見が分かれていますのでご注意ください。

バッグの表面

スムースタイプ

スムースタイプは表面が大変つるつるしているので、豊胸手術の際に解離させたスペースを様々な体勢に合わせてよく動きます。なので見え方は自然です。施術後にマッサージを行う必要がありますが、これにより柔らかくより自然な感触と動きが実現されます。 しかし、マッサージを怠ったり、体質によっては、カプセル拘縮になる可能性が高いとされています。

テクスチャードタイプ

テクスチャードタイプは表面がざらざらしていて、マッサージを行う必要はありません。また、スムースタイプと比較してカプセル拘縮が起こりにくいタイプです。しかし、動きが鈍いため、体の動きの中で不自然に感じられることがあるようです。

バッグの形状

ラウンド型

半円型の丸い形をしたバッグです。横に寝たときも流れるように広がるため、見た目が大変自然です。胸のj上部が強調されるデザインになります。 痩せている方、バストが小さい方でも、綺麗にボリュームを出すことが出来ます。

アナトミカルタイプ

涙の雫のような形をしています。上下に長く、下に行くほどボリュームがあるデザインとなっています。直立しているときに自然に見えるタイプが、横になったときに不自然に見えることがあります。 バストの大きい方が豊胸手術を行う際に、綺麗にボリュームが出るのでよく使用されています。 胸が垂れている方がアナトミカル型を使用してしまいますと、垂れているデザインがさらに強調されてしまいますので、お勧めは出来ません。

ハイブリットタイプ

ラウンド型とアナトミカル型の良いところが合体した形です。直立しているときはアナトミカル型になり、横に寝ているときはラウンド型に近い形となるので、どんな体勢でも自然に見えるようになっています。

さいごに

以上、今回は豊胸バッグの中身についてのお話でした。それぞれ、柔軟性や安全性に違いがあります(メーカーによっても異なります)。バッグ挿入による豊胸を受けるときには、バッグの種類についてもしっかりと説明を受けるようにしてください。少しでも心配なこと、疑問に思うことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

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