汗管腫について|原因や具体的な治療方法まで徹底特集

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汗管腫について紹介します

髪をかきあげて爽やかな女性汗管腫は老化現象の一種とされており、特に女性に起こることの多い症状のひとつです。エクリン腺は汗管の一つですが、これが増殖してしまうことで発生してしまうと言われています。主に汗管が増殖して発生すると考えられており、良性腫瘍の一つです。

そもそも汗管腫とは?

汗管腫の発疹は水イボとも呼ばれており、目の周りを中心に発生することが特徴です。発疹の一つ一つの大きさは2~3mm程度となっており、黄色や肌色をしています。 特に女性におこることの多い症状のひとつであり、そのため美容的な観点から治療を希望する方が多くいます。放置しておいても痛みや痒みなどはありませんし、健康上の問題はないとされています。しかし、肌が荒れているように見えてしまったり、見た目が気になる場合は治療を受けた方が良いでしょう。

汗管腫が出来てしまう原因

汗管腫の原因についてはよく分かっていません。しかし、遺伝的な要因やホルモンバランスによって引き起こされると言われています。 汗腺の増殖は主に思春期の子供や中年以降の成人女性に多く発生すると言われています。発生する時期が決まっているため、ホルモンバランスの変化が影響しているのではないかと考えられています。 また、遺伝的な要因やもともと症状が出やすい体質の人などもいます。

汗管腫の治療方法①液体窒素を使用した治療

汗管腫の治療にはさまざまな方法があります。 液体窒素を使用した治療では綿棒にマイナス190度の液体窒素を浸し、汗管腫を冷凍凝固して細胞を破壊することになります。この施術では完全に細胞を破壊することはできませんが、皮膚の盛り上がりが少し目立たなくなります。 治療した部位には炎症後の色素沈着が残りますが、1年程度で消えるということです。液体窒素を使用した治療は1回で完了するわけではなく、複数回の施術が必要になると言われています。

ダウンタイム

液体窒素で治療を受けた場合、数日すると患部がかさぶたになって自然に剥がれ落ちていきます。 この治療方法はダウンタイムが短いことが特徴であり、治療を受けてもすぐに元の生活に戻ることができます。仕事などで忙しい人やあまり時間が取れないという人でも気軽に治療を受けることができるでしょう。 しかし、治療の効果は1回で出るわけではなく、何度も通う必要があります。そのため治療期間は長くなってしまうということです。

施術費用相場

液体窒素で治療を受けたいという場合、かかってくる費用について知っておくと良いでしょう。この治療は保険が適用されるため、かなり安く治療を受けられることがポイントです。 汗管腫の数が多くても価格が変わることはほとんどありませんが、クリニックによっては10個以上になると費用が高くなることもあります。費用の相場は1回で1000円程度です。

汗管腫の治療法②メスによる切除

汗管腫はメスによる切除で治療する方法もあります。これはメスで発疹のある部分を直接くり抜き、切除するという方法です。 しかし、目元の皮膚はとても薄くデリケートですし、眼球を傷つけるリスクもあるため、メスを使った施術はリスクが高いとされています。 また、メスで切除した場合は傷を縫合する必要もあります。この治療方法のメリットは比較的簡単に汗管腫を除去できるという点です。施術時間も短いですし、一度にたくさん除去できることもポイントです。

ダウンタイム

メスによる切除治療を受けたらある程度のダウンタイムがあります。短期間で効果を実感できますが、施術後は日常生活の過ごし方に気を付けましょう。 また、体質によっては赤みや痛みなどが長引くこともあります。施術後は肌が弱っている状態であり、1週間程度は患部が紫外線に当たってしまうのは良くありません。そのため外出の際にはテープなどを貼って患部を保護しましょう。また、帽子や日傘などで紫外線対策をするのもおすすめです。

施術費用相場

メスによる切除治療を受けたいという場合、かかってくる費用についても確認しておきましょう。 メスを使った治療は短時間で終了しますし、1回の治療で完了することが特徴です。この治療には保険が適用されますし、あまり費用の心配をしなくても良いでしょう。 数が少ない場合は1500円が相場となっており、数が多い場合は10000円程度で治療が受けられます。

汗管腫の治療方法③炭酸ガスレーザーによる治療

汗管腫は炭酸ガスレーザーで治療する方法もあります。 これは炭酸ガスレーザーを当てることにより、汗管腫を蒸散させるという方法です。目元の皮膚は薄くて破れやすいため、皮膚の浅い部分に当てて蒸散させることができる炭酸ガスレーザーは効果的です。 治療箇所が少ない場合は傷跡に軟膏を塗るかテープで保護するだけで終了となります。逆に大きい場合は、手術後に抗生剤と鎮痛剤が処方されることになるため、痛みなどの心配は少ないです。

ダウンタイム

炭酸ガスレーザーによる治療は出血も少なく痛みも少ないとされています。また、肌への負担が少なく、傷跡が残りにくいのでダウンタイムが短いというメリットもあります。 皮膚の水分にレーザーを反応させ、汗管腫を除去するという方法であり、安全性の高い治療法とされています。 しかし、場合によっては皮膚の深い部分にまでレーザーを当てる必要があると知っておきましょう。そのため発疹が大きい場合はダウンタイムが長くなります。ダウンタイム期間中は肌への負担をかけないようにすることが大切です。 治療後、多少の傷跡が残ってしまう可能性を捨てきれることは出来ませんが、多くの場合普段のメイクで隠せる程度の傷跡となるため過度な心配は不要と考えて良いでしょう。

施術費用相場

炭酸ガスレーザーは短期間で治療が完了しますし、1回だけで汗管腫を除去できるというメリットがあります。 しかし、炭酸ガスレーザーは保険が適用されない自由診療になると知っておきましょう。自由診療なので費用はクリニックごとに異なっています。 1ヶ所あたりの相場は5000~数万円となっています。気になる場合は事前に確認しておきましょう。

汗管腫に悩んだら、早めにクリニックに相談することが重要!

汗管腫ができると見た目の印象が悪くなってしまいます。メイクをしても上手く隠せないことがありますし、悩みを抱えている人もいるでしょう。 自己流のケアでは改善することが難しいですし、気になっている場合はできるだけ早くクリニックに相談しましょう。早期に発見して治療を行うことにより、後遺症を予防できるというメリットがあります。また、アフターケアをきちんと行えばほとんど目立たない状態にまで改善することが可能です。

施術を受けるクリニックは慎重に選ぶこと!

クリニックの男性医師汗管腫は放置しておいても悪性化することはありません。 しかし、美容上の悩みを抱えているならクリニックで治療を受けるのがおすすめです。 さまざまなクリニックで治療を受けることができますが、どのクリニックでも良いというわけではありません。技術力が未熟なドクターに任せると傷跡が残ってしまうこともあるので注意しましょう。 まずはカウンセリングを受けてきちんとした説明が受けられるかどうかを確認することがポイントです。
【参照】
・日レ医誌(JJSLSM)第19巻第4号 橋本透「炭酸ガスレーザーを用いたレーザー治療」(1998)

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