プチ整形の誤解とリスク

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「安全」「安い」「短時間」といったキーワードで、気軽に受けられるイメージがあるプチ整形ですが、本当に安易に受けても良いのでしょうか?今回は、そんな「プチ整形」の誤解とリスクについてお話します。

プチ整形で二重に~プチ二重整形

最も人気の高いプチ整形が、埋没法による二重まぶた形成。特に、1点留め、2点留めなどリーズナブルな手術(クリニックによって呼称は異なります)が人気を集めています。 決確かに、手術時間やダウンタイムが短く、比較的低価格なのは魅力です。ただ、埋没法は切開法に比べ一重まぶたに戻りやすく、数年で元に戻ってしまうケースがほとんど。同じ埋没法でも、術式やドクターの技術、まぶたの状態(脂肪量など)によって、二重を維持できる期間は大きく異なります。 また、変なラインになってしまったり、まぶたにしこりができてしまったり、修正を繰り返しすことで高額な料金がかかってしまうなどのリスクもあります。

プチ整形で鼻を高く~プチ隆鼻

ヒアルロン酸注入による隆鼻(鼻を高くすること)も、プチ整形と呼ばれることの多い美容医療です。こちらも、短時間、低料金で鼻を高くすることができるため、多くの方が受けています。 ですが、このヒアルロン酸注入にもリスクはあります。ヒアルロン酸は体内に吸収させる成分ですので、隆鼻効果は半年から1年程度。鼻の高さを維持するためには、吸収されるたびに何度も注入を続けなければなりません。そのため、トータルの料金はプロテーゼ挿入などの手術による隆鼻術よりも高額になってしまうケースも。 また、ヒアルロン酸を注入した部位が柔らかくなってしまったり、希望とは違う場所が膨らんで形に満足できなかったりすることも少なくありません。

プチ整形で小顔に~プチ輪郭形成

筋肉を抑制・麻痺させてエラの張りを抑えるボトックス注射や、ヒアルロン酸注入によるフェイスラインの調整も、プチ整形と呼ばれる治療です。 骨削りなど難易度の高いハードな手術に比べ、料金やダウンタイムの面で治療のハードルが低く見えますが、こちらも期間限定。治療を検討する際には、ボトックスもヒアルロン酸も長く持って数年で効果が切れてしまうということを覚えておいてください。 その他、ヒアルロン酸注入に関しては、上でお話したプチ隆鼻と同様のリスクがありますし、ボトックスについては、表情の引きつりなどの失敗も。また、品質の悪いボツリヌストキシン製剤を使用しているケースもあるようですので、料金の安さだけで選ぶのは危険です。

プチ整形で豊胸~プチ豊胸

ヒアルロン酸注入による豊胸も、プチ整形、プチ豊胸と呼ばれることがあります。 短期間で1カップ未満の豊胸であれば、料金に見るとお得な方法ではあります。しかし、他のプチ整形と同じく短期間(数年)で吸収されて元に戻ってしまいますし、ヒアルロン酸の種類にもよりますが、1カップ以上の豊胸の場合、人口乳腺(プロテーゼ)よりも高額になってしまいます。さらに、極端に低価格な場合、品質の悪いヒアルロン酸を使用している可能性もありますので、必ずヒアルロン酸の種類を確認するようにしてください。 この他にも、アンチエイジングや痩身など、多くの治療に「プチ整形」という言葉が使われています。全てとは言いませんが、そのほとんどが「効果が短期的」で「効果が低い」治療。そのことを理解した上で治療を受けるのであれば良いのですが、1回の料金の安さだけを理由に治療を受けるのは、止めておいた方が良いと思います。 絶対に安全な治療というものはありません。どんな治療にも少なからずリスクが存在します。効果とリスク、その両方をしっかりと理解した上で、決断をするようにしましょう。

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