シミ取りレーザーの効果と副作用とは|レーザーの種類ごとの特徴も解説!

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シミ取りレーザーの効果はどれくらいあるの?

顎に手をついて考えている女性 シミ取りレーザーを受けたいけれど、本当に効果があるのか疑問に感じている人もいるでしょう。治療に興味があるけれど、メリットだけでなくデメリットについても知っておく必要があります。また、費用などもきちんと確認しておきましょう。

シミ取りレーザーとは

そもそもシミ治療で使われるレーザーとは、特定の色に反応する性質を利用したものです。これは黒い色素のみに反応するためシミの原因になるメラニン色素だけを破壊することができます。表皮細胞の元になる細胞やメラニン色素を生成する細胞などは破壊しませんし、安全性の高い施術と言われています。 皮膚にはターンオーバーというものがあり、28日周期で新しい肌に生まれ変わります。治療を受けてもすぐに肌トラブルが消えるわけではありませんが、治療を続けることで目立たなくなっていくでしょう。

基本的にシミ取りレーザーは「効果が高い」

ベンチに座って笑ってる女性 レーザーによるシミ取り治療は高い効果が期待できると言われています。しかし、どのような症状にも効果があるわけではないと知っておきましょう。最近では肝斑にも照射できるマシンが開発されていますが、一般的には老人性色素班に特に効果的とされています。 老人性色素班というのは20代以上の男女の顔や腕など日に当たる部位に起こりやすい色素班のことで、紫外線が原因となる色素沈着のことです。そばかすの場合は遺伝的要素が多いため、一度治療しても再発しやすいと言われています。

シミ取りレーザーの「効果がないシミ」もある

シミとは肌の色が部分的に濃くなっている部分です。さまざまな種類がありますが、クリニックの治療で改善できるのは日焼けによるシミ(老人性色素班)やそばかす(雀卵斑)などとなっています。シミとよく似たものに「肝斑」というものがあります。 これまで一般的に、肝斑に対するレーザー治療は禁忌とされてきました。なぜなら、この肝斑にレーザーを当てると刺激を与えてしまい、逆に濃くなってしまうことあったからです。基本的にはドクターが施術前にチェックをしてくれますが、注意が必要と言われています。 近年では、低出力での照射などにより肝斑へのレーザー治療を可能とするケースも増えてきました。肝斑が気になる場合は専門のクリニックで治療を受けることがポイントです。

シミ取りレーザーで効果が出てくるまでの回数・期間は?

時計を指さしている女性 シミ取りレーザーというのは治療を受ければ1回で色素沈着が消えるわけではありません。1回でもそれなりの効果は実感できますが、治療を受けることで少しずつ薄くなっていくという仕組みです。効果の出方には個人差もありますし、色素沈着の濃さや数によっても変わってきます。 完全に消したいなら4~7回程度の施術が必要になるでしょう。また、肌のダメージが無くなってから次の施術となるため、数ヶ月はかかってくると言われています。

シミ取りレーザーの種類

クリニックでレーザーや切開などの美容整形施術を行なっている医師

①Qスイッチヤグレーザー

Qスイッチヤグレーザーは皮膚の深くまでレーザーが届くため、濃い色素沈着に効果が期待できます。波長や出力のパワーを変化させることにより、皮膚の浅い部分から深い部分のシミまで幅広く対応できるということです。 特に肝斑に対して効果を発揮すると言われており、年齢を重ねるごとに肝斑が気になってきたという人はこのマシンを導入しているクリニックを選ぶと良いでしょう。費用相場は1回あたり1000~5000円程度です。リーズナブルな価格で施術ができるので人気が高くなっています。

②Qスイッチアレキサンドライトレーザー

Qスイッチアレキサンドライトレーザーは深い部分にある色素沈着にも効果が期待できます。日本人の肌に合う治療となっており、ダメージが少ないことも特徴です。瞬間的に高いエネルギーでピンポイントに照射することができますし、色素沈着の数が少ない場合は短期間で施術が完了します。 この治療はメラニン色素によるシミや老人性色素斑、そばかすなどに効果があります。価格は少し高めになっており、1回あたり10000円前後が相場となっています。

③Qスイッチヤグレーザー

Qスイッチヤグレーザーはシミ治療の最もスタンダードな治療器です。一つ一つのシミをピンポイントで治療することができるのが特徴です。1回の治療で除去することができますし、他の治療で効果が出なかった場合は試してみるのがおすすめです。輪郭がはっきりしているものやほくろ、あざなどの治療にも有効です。 費用についてはシミの大きさや数によって異なっています。施術を受けたいと考えているならクリニックでカウンセリングを受けた時に聞いてみると良いでしょう。

④炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーによって色素沈着を改善するという方法もあります。この治療では事前に麻酔をかけることになるため、痛みなどはほとんどありません。施術時間も数分と短く、出血も少ないです。また、1回だけで綺麗に除去できることが多く、何度も通院するのは面倒だと考えている人にもおすすめです。 治療を受けて2週間~10日間程度は治療した部位を保護する必要があります。サイズが大きいと治療することが難しいので注意しましょう。費用の相場は5000円程度となっています。

⑤フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは複数の波長の光を使用し、顔全体に照射をしながら治療を行っていくことになります。メラニン色素にのみ反応するため、他の肌にダメージを与えることはありません。 スポット的な治療ではなく、体全体に照射できることが特徴です。フォトフェイシャルの光は560~1200nmと幅広い波長を持っており、色素沈着の改善胃効果が期待できます。顔全体への照射で1回あたり15000~20000円が相場となっています。

シミ取りレーザーの副作用

頭を抱えて悩んでいる女性

赤みや痛み

クリニックの治療ではシミの表皮にあるメラニン色素を破壊することになります。しかし、周辺の細胞組織もダメージを受けるため、赤みや痛みなどの症状が出てしまうこともあります。 もちろん何日も赤みや痛みが続くようなことはありませんが、2~3日すると薄いかさぶたができます。かさぶたができたら無理に剥がさないように注意しましょう。

シミが濃くなる

クリニックでレーザー治療を受けてもシミが消えないというケースもあります。また、逆に治療前よりシミが濃くなってしまうということもあるので注意しましょう。日本人は体質的にメラニン色素が多いため、治療を行った後に再び色素沈着が発生してしまうことがあるのです。 これはシミの後遺症と呼ばれており、以前よりも色素沈着が濃くなったように見えるため、さらに悩みが深くなってしまうこともあるでしょう。しかし、数ヶ月で元に戻るのであまり気にしなくて良いということです。

シミ取りレーザー治療はアフターケアが重要

人差し指を立ててポイントや注意点を示している女性 治療のリスクを減らしたいという場合、治療後のケアをきちんと行うことが大切です。肌トラブルはクリニックで治療を受ければ完了というわけではありません。紫外線対策も非常に重要であり、日焼けのリスクを考えるならできるだけ紫外線が少ない時期に施術を受けた方が良いでしょう。 日焼け止めクリームを使う場合は肌への刺激が少ないものを選ぶのがおすすめです。肌が弱い場合は日傘や帽子などを利用しましょう。また、治療を受けて2~3ヶ月は肌のバリア機能が弱っているため、きちんと保湿ケアを行うことが大切です。 肌が乾燥するとメラニン色素の生成が活性化されてしまうので、保湿ケアを行うことによって肌のトラブルが起きないようにしましょう。

シミ取りレーザーはクリニック・医師選びを慎重に行いましょう

横顔が綺麗な女性 なかなか消えない肌トラブルに悩んでいる場合、クリニックでレーザー治療を受けるのがおすすめです。治療はさまざまなクリニックで行われていますが、信頼できるドクターに任せることが大切です。まずは口コミをチェックしてみましょう。
【参照】
・日レ医師(JJSLM)第31巻第1号「肌のアンチエイジングに対するレーザー治療」(2010)
・日レ医師(JJSLSM)第19巻第4号「炭酸ガスレーザーを用いたレーザー医療」(1998)

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