家庭用脱毛器で永久脱毛はできない|やる前に知りたい基礎知識

このエントリーをはてなブックマークに追加
0

※この記事はプロモーションを含みます

家庭用脱毛器で永久脱毛はできないかも...

びっくりして驚いている顔 薄着の季節になるとどうしても気になるのがムダ毛ですよね。 ムダ毛の処理にはカミソリなどの自己処理もありますが、すぐに伸びてきてしまうため、永久脱毛したいとクリニックで脱毛を考える方も少なくありません。 しかし、費用が高額なため、諦めて家庭用脱毛器を購入して永久脱毛しようと思う方もいるのではないでしょうか。 実際は、家庭用脱毛器で永久脱毛することはできません。 今回は永久脱毛の定義と家庭用脱毛器が永久脱毛できない理由を紹介します。

永久脱毛とは?

何かを思いついた女性永久脱毛とは、ある程度の期間、毛が少ない状態を維持することができる方法のことと定義されています。 アメリカの電気脱毛協会という団体においては、脱毛完了後、1か月を経過した時点で毛の再生率が20%以下の場合を永久脱毛と1958年に定義づけられました。 永久脱毛と言っても、施術後2度毛が再生されない一生効果が持続するなどの意味は当初からはありません。 日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAによる基準でも、3回照射して6か月後に毛が67%減毛している状態を永久脱毛と定義しています。

家庭用脱毛器で永久脱毛はできない

頭を抱えて悩んでいる女性永久脱毛という言葉や行為は、美容皮膚科や美容外科などの医療機関のみで認められています。 医療機関で使用している医療用レーザーは、レーザーが特定の色に反応する特性を活用し、毛のメラニンの黒い色に反応させて、照射することで熱を伝え、毛乳頭や毛細細胞を破壊します。 それによって、毛の再生が抑制され、徐々に毛が生えてこなくなるという仕組みです。 この細胞を破壊する行為も”医療行為”となるため、医療機関で行われている脱毛だけが永久脱毛に効果が期待できます。

家庭用脱毛器による脱毛とは?

顎に手をついて考えている女性 家庭用脱毛器は、エステサロンなどで使用されているフラッシュ脱毛と同じです。 フラッシュ脱毛は、医療用レーザーと同様に照射はしますが、レーザーの出力が低いため、光が毛乳頭まで届きません。 また、家庭用脱毛器では破壊行為は禁じられているため、毛細細胞にダメージは与えられますが、あくまでも”減毛””抑毛”に効果はとどまります。 しかし、根気強く行うことで、毛の生えるスピードが遅くなり、脱毛効果を感じられるでしょう。

家庭用脱毛器による脱毛のメリットとデメリット

YESとNOで迷っている男性 家庭用脱毛器の最大のメリットは、マシンを購入する費用はかかりますが、それでも光脱毛やレーザー脱毛と比べると安いです。 さらに、住んでいる地域によっては脱毛サロンやクリニックがない場合、忙しくて予約が困難な場合でも、自宅で脱毛ができるのもメリットでしょう。 デメリットとしては、誰にでも扱えるよう出力が低く設定されているため、脱毛効果を実感できるまでには時間がかかるでしょう。

永久脱毛をするならクリニックに相談しよう

人差し指を立ててポイントや注意点を示している女性 家庭用脱毛器には、毎回クリニックに通う必要がない・忙しくても自宅で手軽にできるといったメリットはあります。 しかし、永久脱毛ができるような仕組みや高出力なマシンを扱えるのは美容皮膚科や美容外科などの医療機関のみのため、家庭用脱毛器で永久脱毛をすることはできません。 永久脱毛を考えている方は、まずクリニックのカウンセリングを受けることからはじめてみてくださいね・

関連記事