豊胸手術が乳がん検診の邪魔に!?

カナダの研究者チームが「乳房インプラント(人口乳腺/シリコンバッグ)による豊胸手術は、乳がんの診断を遅らせる可能性がある」という研究結果を発表しました。確実な因果関係は示されておらず可能性の指摘、危険性の指摘ですが、バッグ豊胸を受けた方、これから受けようとしている方は、注意をしておく必要があります。

研究は、バッグ豊胸を受けた女性は、乳がんの診断が遅れる危険が、バッグ豊胸を受けていない方に比べ26%高いことが発見されたというものです。断定はされていませんが、マンモグラフィーでの検査時に、バッグの影響で小さな腫瘍の発見の妨げになったり、撮影時の圧縮を阻害する可能性があるようです。

すでにバッグ豊胸を受けている方は、乳がん検診の際には必ずバッグを挿入していることを医師に伝え、より精確に診断してもらえるようにしましょう。

また、バッグ以外の豊胸術(セリューション豊胸コンデンスリッチ豊胸等の脂肪注入法他)についても、しこり、石灰化などのリスクは存在しますので、決して安易な決断は避けるようにしましょう。効果とリスクを十分に理解した上で、治療・施術に臨むようにしてください。

乳がんは、女性にとっては最も発症数の多いがん。WHO(世界保健機関)によると、毎年138万人が発症、45万人が死亡しています。決して甘く考えず、定期的に検診をうけるようにしてくださいね。