にきび痕(クレーター)の予防&治療

にきびの痕が凸凹になってしまった状態、いわゆるクレーター状のにきび痕は、自然治癒はあまり期待できません。痕を消してきれいな元の肌に戻すには、治療が必要となります。ここでは、にきびのクレーター化の予防法と、クレーターとなってしまったにきび痕の治療法についてお話します。

にきびがクレーター化する原因


まず、にきびは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、アクネ菌などの細菌によって炎症がおこった状態です。この炎症が悪化すると、皮膚下の深層、真皮層までダメージが到達して、皮膚の陥没(あるいは隆起)が起こります。これが皮膚の凹凸をつくり、クレーターとなります。

皮膚の表面に比べ真皮層は回復しにくいため、一度クレーター化してしまうと、自然治癒は困難です。

にきび痕のクレーター化の予防


にきび痕のクレーター化を予防する、つまり炎症の悪化を防ぐには、早めの対処が有効です。皮膚を清潔に保つ、夜更かし、ストレスなど代謝を悪くする生活習慣を見直すなどが基本ですが、にきびができ始めたら、気付いた段階で皮膚科を受診し、悪化を防ぐようにしましょう。自己判断でにきびを潰してしまうのは厳禁。さらなる悪化につながります。

自分での対処は「にきびができるまで」。できてしまったにきびは、きちんと専門家である皮膚科の医師に任せるようにしましょう。

クレーターの改善・治療


すでにくぼみや盛り上がりができてしまったクレーター状のにきび痕は、親善治癒での回復・改善はあまり期待できません。元のきれいな肌に戻したい場合は、美容外科、美容皮膚科での治療が効果的です。

治療方法は主に「レーザー治療」「ケミカルピーリング」「レーザー治療」「注入治療」となります。

比較的軽度のクレーターであれば、レーザー治療やケミカルピーリングが良いでしょう。レーザー治療では、盛り上がりの部分を削る(アブレージョン)、新陳代謝を活性化させるなどの効果により、クレーターを改善していきます。ケミカルピーリングでは、手作業で角質や老廃物を溶かしていきます。

重度のクレーター、特にくぼみが大きい場合には、注入治療が効果を発揮します。窪みに成分を注入して、くぼんでいる部分を膨らませる方法です。最近では、FGF、PRPなど、自分の血液を使用した再生治療も増えてきています。ただ、これらの治療は効果は高いのですが、まだ症例数が少なく医師の技術による部分も他の治療以上に大きいため、慎重な検討が必要です。

にきびは、悪化すればするほど、元の肌に戻すことが難しくなります。できてしまっているにきびは、早めに医師の診察を受け、適切な対象をしておきましょう。

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