ゴルゴライン(ゴルゴ線)を解消したい

目頭から頬に向かって走る深いしわ(くぼみ)、ゴルゴライン(ゴルゴ線)。有名な漫画の主人公にちなんでゴルゴラインと呼ばれていますが、正式にはミッドチークラインと名付けられています。

ゴルゴライン(ゴルゴ線)の原因


ゴルゴラインの原因は、頬の脂肪と周辺の筋肉(表情筋)の境目のくぼみです。表情筋や皮膚の衰え、脂肪の落ち込みによってくぼみが目立ってきて、ゴルゴラインとなります。

表情筋の付き方や骨格の影響もあると言われており、ゴルゴラインの現れ方には大きな個人差があります。一般的には加齢に伴って目立ってくる方が多いですが、若くても目立ってしまう方もいらっしゃいます。

ゴルゴライン(ゴルゴ線)の予防


ゴルゴラインの原因は単純ではないため、誰にでも高い効果が期待できる予防法はありません。ですが、目元(特に目の下)周辺や頬の上部のマッサージや表情筋ストレッチを続けて筋肉の衰えを予防することは、一定の効果がありそうです。

ゴルゴライン(ゴルゴ線)の解消


ゴルゴラインの解消には、大きく2通りの方法があります。1つは、皮膚組織・皮下組織を引き上げる方法(リフトアップ)。もう一つは、窪みの部分にヒアルロン酸や脂肪などを注入して物理的に窪みを埋める方法です。

リフトアップには、サーマクール等の照射系治療、皮膚下にスレッド(糸)を埋め込むスレッドリフト、皮膚を切除して引き上げるフェイスリフトがあり、それぞれ効果、リスクが異なります。これらは、ゴルゴラインの解消が目的というよりは、お顔全体のアンチエイジング(たるみやしわの改善・解消)を目的とした治療。リフトアップ治療によってゴルゴラインが完全に消えたという方は少ないですが、多少の改善は見込めるでしょう。

ゴルゴラインの解消により効果的なのは、注入系の治療です。窪みを物理的に「埋める」ので、変化という意味での効果は高いといえます。ただし、「キレイ」に仕上げるには注入物の量、注入する部位の調整が難しく「変に膨らんでしまった」という方もいらっしゃいます。

注入物には代表的なものにヒアルロン酸、脂肪、再生医療系の注入物があります。ヒアルロン酸の場合、身体への負担が少なく比較的安価ですが、時間の経過とともに体内に吸収されるため、数か月から数年で効果は失われます。

一方、脂肪の注入は、注入とは別に脂肪吸引の施術が必要となり身体への負担は大きくなります。また、注入部にしこりができてしまったり、すぐに吸収されてしまうこともありますが、うまく生着すれば、長期的な効果が見込めます。現在では、しこりのリスクを減らし生着率を高めた方法も開発されているため、脂肪注入を選択する場合はそちらも検討してみてください。

再生医療系の注入物には、FGFやPRPなどがあります。これらは注入後、数週間から数か月かけて自分の組織を活性化させて膨らんでいきます。ヒアルロン酸に比べ長期的な効果が見込める、脂肪注入のように脂肪吸引のリスクがない、といったメリットが挙げられますが、注入後にどの程度膨らむかを予測して注入する必要があるため、きれいな仕上がりにするためには豊富な経験、高い技術が必要になります。実際に「膨らみすぎた」「希望と違う部分が膨らんでしまった」などの相談が増えてきていますので、ご注意ください。

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