ほうれい線を解消したい

鼻の横から唇の端まで伸びるほうれい線。専門用語では鼻唇溝と言います。見た目の年齢に強い影響を与えるため、解消・改善したいという方はたくさんいらっしゃいます。

ほうれい線の原因


ほうれい線ができる主な原因は、筋肉や皮膚の衰え。加齢にともなって筋肉の働きが衰えてくると、頬の脂肪が落ち込み、皮膚もハリが無くなってきます。この脂肪、皮膚のたるみが深いしわとなり、目立つほうれい線ができてしまうのです。

また、紫外線や乾燥、ストレスや皮膚への強い刺激も、肌の老化を促進させる原因になります。

ほうれい線の予防


筋肉の衰えを予防するには、よく動かすことが効果的。表情の豊かな生活を送ることを意識しましょう。特に笑顔は、表情筋をよく動かすことになります。ストレスの軽減にもつながりますので、よく笑う、うれしい感情を表にだすことを心がけてみてください。その他、顔(表情筋)のストレッチも、筋肉を鍛え、ほうれい線の予防につながります。

その他、保湿や日焼け止め、清潔に保つといった普段のスキンケアも、小じわ・しみ・くすみの予防だけでなく、ほうれい線の予防効果がありますので、習慣として続けると良いと思います。

ほうれい線の解消


すでに深いほうれい線ができてしまっていると、上記の予防だけではなかなか解消できません。浅いほうれい線であれば多少は改善できることもありますが、深さによっては、美容医療に頼る必要があります。

美容医療での解消法は、大きく2つ。一つは、皮膚のハリを取り戻す方法。もう一つは、ほうれい線のしわ(くぼみ)の部分を膨らませる(盛り上げる)ことで解消する方法です。

皮膚のハリを取り戻す方法としては、代表的なもので「スレッドリフト」「フェイスリフト」が挙げられます。皮膚の下に医療用のスレッド(糸)を埋め込んでスレッドの力で皮膚を引っ張り上げたり、余分な皮膚を切除してその分を引っ張り上げる治療です。ほうれい線だけでなく、肌全体のしわやたるみを改善する効果がありますが、ほうれい線の深さによってはなかなか解消できない場合もあります。また、比較的身体への負担も大きく、特に皮膚の切除を伴うフェイスリフトは高額でダウンタイム、リスクも大きいため、慎重な検討が必要です。

逆に、ほうれい線のしわの部分を膨らませる方法は、肌全体のたるみ・しわの改善には効果は期待できませんが、ほうれい線の部分的な解消には高い効果を発揮します。ほうれい線のしわの部分にヒアルロン酸などを注入して物理的に膨らませるので、変化がないということはないでしょう。ただし、注入量や注入部位には繊細な技術が要求されます。「膨らみがたりずほうれい線が残ったまま」「膨らんだけど変な形になってしまった」という方もいらっしゃいますので、「きれい」に膨らませるためにも、経験豊富な腕の良い医師を探すことが大切です。

また、注入物によっても違いがあります。ヒアルロン酸やレディエッセなどは、注入物自体で患部を膨らませるので、治療直後から見た目の変化があります。しかし、時間とともに体内に吸収されるため、数か月~数年で効果が無くなってしまいます。(その分、万が一失敗しても時間がたてば元に戻るともいえます)

一方、FGFやPRPなどは、患部の再生力を強化して膨らませる(盛り上げる)治療です。治療直後は目立った効果は見られませんが、数週間~数か月で徐々に幹部が膨らみ、ほうれい線が目立たなくなっていきます。こちらは、ヒアルロン酸等に比べると長期的に効果が持続しますが、ヒアルロン酸等以上に高い技術が要求されます。(治療後に徐々に膨らむため、注入量や注入部位の判断が難しいのです)。「盛り上がりすぎた」というご相談も少なくありませんので、より慎重な医師選びが必要になります。

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